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ある意味想定内の認知症診断

 先日実施した、母の受診した、脳のMRI検査の結果について、先週、医師から説明を聞きました。

 脳の血管などは健康なものの、萎縮が見られることや、事前のMMSE検査の結果から、初期の認知症とのことでした。

 ただ、年齢が80半ばであり、初期段階であり、急性ではないことから、まずはドネペジルを少量投与して、経過観察を続け、年に1度はMRI検査を行い、必要に応じて薬の量を増やすことも考えるそうです。

 介護保険サービスを利用できるように、医師が意見書を書いてくれるそうなので、それによりデイサービスを利用できるようになるから、ケアマネージャーと相談して支援計画を立て、外に出る機会を増やしてくださいとのアドバイスもありました。

 ある意味、このところの母の様子を見ていて、想定内の結果であり、年単位で経過を見ていくような感じでしたので、そこはむしろ時間軸が長いのだなと、意外に思いました。

 医師も言ってましたが、加齢に伴う認知機能の低下は、ある程度の年齢になれば起きることであり、何か特別な事情で病気になったと考えるより、そういう年齢になったと受け入れ、自分なりの機能維持のための生活、新聞を読む、日記をつけるといった、毎日のルーティンを決めるやることが大事なようです。

 これで、第三者の介入を受け入れやすくなります。
肉親だと、ほめることをしないので、むしろデイサービスに通うことで、ほめてもらう、気分のいい思いをする、他人に承認してもらうことが、今の母には必要なように感じており、早めに、介護保険サービスを開始してもらえるよう、手続きを取りたいと思います。

 あとは、母がだんだん、わからなくなっていくことは確かであり、一緒に旅をするとか、そういう思い出づくりについても、少し余裕のある今のうちに、プランを立てて実行に移したいと考えています。


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