自分を信じ前向きに行動するしかない
昨日は上の子どもの学校で、担任の先生との面談がありました。
まだ受験は先ですが、学校生活の方は特段問題なく過ごしているようであり、話はもっぱら受験に関することでした。
僕も似たようなレベルの高校に通学していたこともあり、このレベルの高校で、どの程度の成績を取ればどこに入ることができるか、といったことは、何となく理解していましたが、担任の先生と話をして、
■高校が公表している、最上位校の合格者数というのは、延べ人数でだいたい3倍増しであり、いわゆるGMARCHレベルまでは、似たような現象で、真ん中ぐらいの成績では、そこに届くかどうかといったところ。
■私立文系の最上位層は、基本的に受験三科目で不得意があってはならず、超絶得意科目が2科目ないと、合格は難しい。
■うちの上の子どもは、文系か理系かでも気持ちが揺れ動いており、今のところ超絶得意科目がないことから、数学に苦手意識がなければ、文理とも五科目準備が必要な国立を目指し、あとは数学がどこまで伸びるかやってみる。
という感じで、やはり数学を少し先取りして、相性を試してもらうことになりました。
ただ、これは現実的な目線として持っていても、今は子どもには、少し高いところを目指し、自分の信じるところ、食わず嫌いにならず、科目を一通り学んでみてはと思います。
結局、高校の進学実績は、個々人の受験戦略の成果、努力の結実、志望校との相性の集積であり、系列校からの大学進学のように、枠があってそこに入る、入らないというわけではありません。
なので、この高校からは何人合格しているから、学校の成績が何番目だから、入れる、というほど単純ではなく、相関関係が実績をもとに示されていても、一つの目安に過ぎないわけです。
ただ、一つ言えるのは、事前準備で確実に加点ができるほうが、楽ではないかということ。
たとえば、文系なら、古文とか漢文は、ある程度の単語とか用例を覚えれば、コツコツ加点できますし、世界史なんかも知識を増やしていけば、加点に結び付きやすい。英語も重要構文を300とか覚えてしまえば、ある程度は頭の中にある構文との照らし合わせで、問題が解けたり、聞き取れたり、書けたりするように思います。
逆に数学は、僕のイメージでは、大問が少ないので、初動でつまずいたり、計算ミスをしてしまうと、大きく減点し、リスクが高いように感じます。
とはいえ、最後は子ども自身がどう考えるかですね。高校までくると、親もサポートはできますが、本人の考えが中心にないと、サポートのしようがありません。
でも、最終的には、世の中、まっとうに努力し、人に思いやりをもって接していれば、何とかなるわけで、僕としては、上の子どもがいま持っている、まっとうな価値観をしっかり持ち続け、育ててもらい、前向きな気持ちで元気に生きていけることが何よりも大事、大学受験は、一つのオプションのようなものと考えています。
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