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まったく特別感のない1月3日

 昨日は町へ買い物へ出かけましたが、すっかり普段どおりの賑わいを見せており、店もだいたい、営業していました。僕としては、そもそも年末年始の料理は母のところで見よう見まねで用意した程度であり、1日の夕方や昨日以降は、昨年の残り物や即席めんで手早くアルコールも抜きで済ませており、正月太りのような要素はなさそうです。

 前にも書きましたが、よく、疲れている人などに対し「しっかり休んで」と声をかける人があり、場合によっては僕もそれに近いことを言うことはありますが、これは社交辞令のようなので、本当にどっぷり浸かると、どうしても立ち上がりは遅くなってしまうもの。

 ここが分かっている人は、しっかり休むとか、日常を忘れて、とかいうことは、実際にはしておらず、少なくとも再起動が必要になる数日前からは、暖機運転をしておかないと、垂直立ち上がりなどはできず、いきなり休暇明けの高い壁を目にすると、一層気持ちが萎えるというものです。

 いや、もしかすると、こうした垂直立ち上げ可能な人も、世の中にはいるのかもしれません。いるんでしょう。ただ、それって、そもそものポテンシャル高い人でないと無理であり、自分がそこに当てはまらないと考えておいた方が、いざという時に壁を超えられないリスクを、ヘッジしたことになります。

 僕の中にも、正月三が日ぐらいという思いはゼロではありませんが、自分へのご褒美などは、ろくな時間の使い方ではないため、そんなものは後回しにして、とにかく自分を躾けるための学びに没入する、そして行動を起こして、日常手つかずのボトルネックを少しずつでも解消していく、そんなことが大事なのように思います。

 手つかずの一例として、非常にくだらないで恐縮ですが、瓶に詰め込まれた大量の小銭があり、昨日はそれを100枚弱に小分けにして、ビニール袋につめていました。このたんす預金は完全に死んだ状況にあるため、銀行で空いている時間帯に、小銭預け入れをするためです。

 その他、どうあってもこの先、読まなそうな本をまとめて段ボール箱詰めし、段ボールを引き取り買い取ってくれる古本屋に売るための準備をしたり、1冊売りできそうなのはメルカリに出品しています。段ボールって、80サイズとかだと三方の大きさがまちまちで、ジャストサイズに近いものを探すのは案外大変なんですね。

 読書の方は、7冊ぐらいは読み終えたか、読み途中になっており、比較的順調に読み進められています。ジャンルはまちまちですが、どれも発見があります。
今は特に読者サイドも目が肥えており、それに対応して、著者サイドも難しいことをわかりやすく、とっつきやすくという傾向にあるので、無理に古典の名著のようなものと格闘しなくても、まずは最近売れている本で基礎的なおさらいをした方が、効率はよさそうです。そこがわかれば、古典の名著に戻ってもよいですし、今のご時世の網羅的な基本書に頼っても、よいのかもしれません。

連続休暇の残り3日間、できるだけボトルネックを解消し、年明けのスタートダッシュに必要な段取りを考え、時には休み、気持ちを飛ばしつつも、未来への種まきに心掛けて過ごします。

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