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不機嫌な環境から身を守りかわす術

 一昨日、昨日と、あまり眠れない夜が続きました。日中はある種、ワーカーズ・ハイの状況なのでしょう。夜に一気にメンタルの疲れが襲ってきて、眠ることも起きることも出来ない、身動きの取れない場所に嵌まり込んだ感じです。

 このところは、マスクを外して過ごすことが雰囲気として許容される場所が多くなり、それ自体は息苦しい思いをしなくて済むので良いのですが、あらゆる匂いが飛び込んでくるので、それが不快なものである場合、匂いというものがストレスを与えることを、あらためて実感しています。
 僕の場合は煙草を吸わないので、喫煙コーナーなどがあると、まずはそこにセンサーが敏感に働く感じでしょうか。あとは、他人の口臭とか体臭とかは、自分自身のことも気になる契機になりますし、街の中のあらゆる匂いは、自分の思考を中断させます。

 こうした不機嫌な環境というのは、嗅覚だけではありません。中でも、コワーキングスペーススペースの中で、不快な独り言が聞こえてくる、これは一番きついですね。街中で大声で独り言を喋っている人に対しては、警戒しつつさりげなく離脱すれば良いのですが、コワーキングスペースは、本来はある程度平静が保たれた、節度のある環境で、自分のやりたいことに専念できる環境を確保するために、わざわざ会費を払って滞在しているものです。
 まあ、生きていく上でおもしろくなことも色々あるのでしょうが、それに対するリアクションは、TPOを弁えて欲しいものです。とはいえ、こうした場合、直接的に抗議することは、かなりのリスクがあるため、自分の殻の中に閉じこもるしかありません。
 ワイヤレスイヤホンは、こうした外部環境をある程度遮断する上で、不可欠なツールですね。コワーキングスペースだけでなく、電車の中でも有効です。

 ただ、どうしても不機嫌な環境と向き合わざるを得ないという場合もあります。それは無視できない相手からの理不尽なクレームのような、対人関係に関するものです。
 この場合は、人生をゲーム化して、相手をRPGで遭遇するモンスターと捉え、挙動を観察しつつ、その生態を理解する、レベル上げのための経験値ゲットの機会と捉え、感情をコントロールする、まずは相手の土俵に引き摺り込まれないことが大事です。
 また、ゲームのモンスターのように、現実世界で相手を打ち負かすことは容易ではないし、倒すことで貴重な心身のスタミナを費やしても、そうそう、即効性のある回復魔法を使えるわけではないので、極力スタミナを使わないように、受け止め受け流して、最小の斬り合いで離脱する、爾後、なるべくそうした相手には関わらないような環境づくりに心掛ける、組織に属していると、そうそう都合よく相手を選ぶことはできませんが、人生は長いようで短いので、できれば、そうした甲斐なき相手とは、縁を持たないようにしたいと思います。

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