光陰
光陰矢の如しと言いますが、光が「日」、陰が「月」の意であり、光陰で月日をあらわすことを、はじめて知りました。3月10日といったように、特定の日付をあらわすのに、当たり前のように月日を用いていますが、月は「陰」であることは、まったく意識せずに使っていたように思います。
さて、元旦の学びからはじまった今年も、2月は俊足で過ぎ去り、出会いと別れの3月になりました。日中の気温が高くなり、確実に春に向かっていることを、自身の花粉症の発症とともに実感します。
3月はいろんな意味で締めの月であり、2月に比べるとはるかに忙しく、毎日出歩いている間に、新年度を迎えてしまう気がします。日中走り回り、夜は疲れてそのまま寝てしまう、そうしたサイクルの中では、自分の文脈の遠いところにあるつながり、新たな道を切り拓くトライ・アンド・エラーまで、なかなか行き着きません。
せめて週末はこのサイクルから切り離し、新たな橋頭堡づくりに専心したいと思います。