株価急落にざわめく心
株価が急落しています。
一日で2200円下落するというのは、なかなかのインパクトです。
とはいえ、余裕資金で長期的に運用している個人投資家の場合、こうした局面で狼狽売りすることは、得策とは言えません。
逆に、ここが買い局面だと、底値買いを狙っても、さらなる下落により、やはり待てばよかったと後悔します。
ただ、狼狽売りの場合と違い、待てば株価が戻り、プラスに転じる可能性は高いと思います。
でも、こうしたことに心を奪われること自体が、限られた認知に負荷をかけることにつながります。
特定の時期、特定の銘柄に有り金を全ぶっこみでもしない限り、人生がそれで傾くということはありませんし、分散投資を基本にしていれば、特定の銘柄の変動があったとしても、トータルでは長期的にプラスになっているのが、少なくともこの20年の状況だと思います。
こうした局面では、マーケット情報に食らいつくのをやめ、投資していることは放念し、積立投信は予定どおり淡々と買い入れることで、下落のリターンも薄く拾っていく、そんな姿勢でありたいものです。
まあ、こうやって書いていること自体、心が動揺している証左ではありますが、ともかくも、文を書き連ねることは心を落ち着かせ、気持ちを整理させます。
こうした場を持てることは、ありがたいことです。