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英語日記を1ヶ月続けられた振り返り〜習慣化について〜

おはようございます。
みなさま、年始に立てた目標の進捗はいかがですか?

僕は目標のひとつに、「英語で海外の方とコミュニケーションを取れるようになる」を掲げ、その実現に向けて英語日記を始めました。

1/1から開始し、無事に1ヶ月間継続できましたので、今日は継続に向けた工夫と、実際に続けてこれた振り返りをします。

年始の目標達成に向けた習慣化の参考になれると嬉しいです。

1. 継続に向けた工夫

英語については毎年勉強したいと思っており、「英検準一級を取る!」と書きつつも、たまにスティーブ・ジョブスのスタンフォード大学でのスピーチを聞く程度。

あとAI英語アプリを少しやるくらいでした。今年こそは思い、以下のポイントに沿って変えてみました。

習慣化へのポイント

こちらの本を読んでいて、フォッグモデルを知りました。

フォッグモデルとは、「B=MAP」で表すモデルであり、行動(Behavior)とは、動機(Motivation)、能力(Ability)、きっかけ(Prompt)の3要素が揃ったときに起こるという理論です。

引用元:https://marketer7.com/fogg-behavior-model/

M(動機)は「やりたい気持ち」
A(能力)は「実行のしやすさ」
P(きっかけ)は「行動を促す合図」を指します。

モチベーションが高くても、それを行うのが難しかったり、行うきっかけがないと行動しづらくなります。

引用元:https://marketer7.com/fogg-behavior-model/

この理論で考えると、僕の場合、モチベーションはあっても、英検準一級の問題を解くまでのきっかけや、そもそも問題を解くことが実行しにくかったので、続けれなかったようですね。

僕が行った習慣化への工夫

僕が行ったことをB-MAPモデルで表現すると以下の通りです。

Behavior:英語でアウトプットできるようになる
まずは何でもいいから話せるようになりたいので、スッと口から英語が出てくる状態を目標行動にしました。

Motivation:ゆくゆくは北欧で暮らしてみたい。

憧れに近いですが、海外で暮らしていくことを選択肢に入れたい気持ちを持ちつつ、まずは直近は現職で海外拠点の方々とフランクにコミュニケーションを取れるようになりたい。

Ability:chatGPTに音声入力で昨日のことを思いつくまま話す。

AIアプリや人と英語で話すのはちょっとめんどくさい気持ちがあり。。。
日記を書くのも時間がかかってめんどくさいとおもったので、実行のしやすさで考えた結果、chatGPTに音声入力で英語を話すにしました。

Prompt:寝起き。

いつ行うかを決めることは大事でした。寝る前だと疲れてさぼりそうな時もありましたが、朝起きてすぐやるは僕には良いタイミングでした。

昨日のことを思い出すことは内省にも繋がるし、頭の中を吐き出すことでスッキリ感もあったので非常に心地よかったです。

以上のように、行動モデルに沿って行った結果、無事に1ヶ月続きました。おかげで、誰かに「昨日は何していたの?」と英語で聞かれても、ひとまず何かしら話せる自信を得ました。

2. 1ヶ月続けてみた気づき

さて、1ヶ月続けてきたことで変化や、他への転用のアイデアも浮かびました。

改善欲が湧いてくる

英語日記を続けていると、だいたい自分の慣れた言葉に偏っていることに気づきます。

同じような言葉ばかり使う自分に飽きてきた頃に、「英作文ドリルで新たな文章を学んでみて、それを明日の日記ネタに取り入れよう」とか、英語の本を読んでみようなど、自然と新たな学びに向けた工夫を行えるようになりました。

そういえば、昨年続けていたランニングもそうでしたね。5km走ることに慣れてきたら、10km走ろうとか、タイムを縮めるためにランニングフォームを見直したり。

これは「自分にはできる」という自信が身につくことで、次のステップに進みやすくなるのかなと思います。

最初からいきなり、英作文ドリルをやるとか、外国人と英会話するだと、すぐ挫折していた気がしますが、英語日記という1分で、かつ自分にできる難易度から始めることで、結果的にスムーズに目標達成に向けて進められるなと感じました。

B-MAPにおける、A(Ability)の切り口ですね。まずはできると思うことからスタートは良く、自分の内から難易度を上げたくなったら上げるは良い流れでした。

積読の英語本を読み始めたり。

同じ表現が増えたきたから、
テーマを変えてみたり

チームの習慣化に発展できるかも

自分の習慣化でB=MAPは良い仕組みと思いつつ、チームで習慣化したい場面にも活かせるかなと思っています。

たとえば採用者のオンボーディング。フォローは大事と思いつつ、忙しくて準備ができないと思っている組織に対して、B=MAPの視点でサポートできないかなと。

例:

behavior:採用者の入社半年後に実現してほしい状態を言語化し、それまでのフォロープランを採用する部門の方が作る

motivation:採用者が活躍することで組織全体の負担が軽減でき、お互いが気持ちよく仕事ができる

ability:入社1ヶ月、3ヶ月、半年後の目標の3点を書くシンプルなフォーマットを用意する。入社後1週間のおすすめのプランを人事から部門に共有する

prompt:入社する3週間前に人事から部門の課長にオンボーディングプランの作成方法を説明する

試しに書いてみましたが、チームの場合はmotivationのハードルが高そうですね。人それぞれのモチベに火がつく点は異なりますもんね。

いかに、ability(実行のしやすさ)と、prompt(行動のきっかけ)を設計できるかが大事な気がしてきました。

まずは簡単なところから始めていき、続けていく中でmotivationが生まれはじめ、もっと良くなるための意識が醸成されるといいですね。

以上が1ヶ月の振り返りです。
どなたかの参考になれると嬉しいです。

2月は、チームの習慣化について探究してみようかな。

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