シミュレーション仮説について
はいどーも~
にくやさい食堂のしもふりです!
久しぶりにnoteを書いたとおっもたら、厨二病全開のタイトルです。
実は1週間くらい会社を休んでて、
その間に大量にやった、積みゲーの影響を大いに受けています。
ちょっと面白いなと思ったので、備忘録的に書いてみようかなって感じ。
さて、皆さんは❝シミュレーション仮説❞はご存じでしょうか?
シミュレーション仮説とは
人類が生活しているこの世界は、すべてシミュレーテッドリアリティ(作られた仮想世界)であるとする仮説のこと。
要するに僕たちが認識して暮らしているこの世界は誰かが作った仮想世界なんじゃないの?っていう仮説です。
有名な映画だと“マトリックス”とかがあるよね。
いやいや何言ってんの?
って気持ちはわかるよ??
でも考えてみると案外面白い。
まず、僕がよくやっているAPEXで例えてみよう。
APEXは3人1組になってフィールドに降り立ち、1位を目指すバトルロワイヤルゲームだ
あなたは、キャラクターを操作してフィールドに降り立って武器を拾う。
そして敵を見つけたら撃つ
ダメージをくらえば回復する。
あなたの操作の通りに動く。
もちろんFPSゲームなので、操作しているキャラが、
「打たれるの怖いからそっち行きません!!」とか
「成績上げたいのであそこ戦いに行きます!」なんて
あなたの操作に反して勝手に動くことは決してありません。
では、操作されているキャラクター視点に立ってみたらどうでしょうか?
キャラクターの視点ではもちろん操作しているあなたは認識できません。
なぜ認識できないか?
我々人間が作った仮想世界APEXでは、
『キャラクターが操作プレイヤーを認識する(操作されていると認知する)』というプログラムはされていません。
つまり操作されているキャラクターは操作されていることを認識できません。
ただプログラムに従って、入力と出力を繰り返しているだけ。
操作されているキャラクターが
「いてて、回復巻くか」と仮に思っていたとしても、それは上位存在である操作プレーヤーが回復ボタンを押しているに過ぎません。
では、現実世界に話を戻してみましょう。
今、あなたはこの記事を読んでいます。
なぜ読もうと思いましたか?
Twitterでみたから?noteでたまたま見つけた?
いずれにせよ、あなたの意志でこのページを開いていると思います。
しかし
この現実世界が、何者かによってシミュレーションされた仮想現実で、
ゲームのような世界で、
人類の上位存在が、我々をゲームのキャラとして操作しているのだとしたら?
あなたのこのページを開いたという意志は、プログラムの入力と出力に過ぎないとしたら?
さっきのAPEXの話と何が違うでしょうか?
もう一つ例を出しましょう。
1つの部屋を用意します。
その部屋にワイヤレスマウスとワイヤレスキーボード
そしてワイヤレスディスプレイを置きます。
そしてPCを床下の収納スペースに隠しました。
その部屋に70年前の人間を連れてきます。タイムマシンとかつかって
そして70年前人間に
「ここに未来の技術であるパソコンというものがある。好きなように調べてくれ」と伝えます。
70年前人間はまずマウスを触ります。
「ふむふむ、これを動かすと この光っている板の中の矢印が動くぞ」
「これは操作機関、人間の手足のようなものだな?」
次にキーボードを触ります。
「ほうほう、このたくさんのボタンを押すと文字が現れる」
「なるほど!これは入力機関。人間の口と喉みたいなものだ」
最後にワイヤレスディスプレイを調べます。
「光っている板だ。どうやらこれが本体か?」
「何やら電気コードがついているな。抜いてみるか」
「光が消えたぞ!やはりこれが本体だ!!」
PCの存在を知らない70年前人間は、ワイヤレスディスプレイという出力装置をPC本体だと誤認しました。
さて、今度は人間を一人用意して部屋に入れます。
そこに隣の銀河から宇宙人を連れてきます。
そして宇宙人に
「これは人間というものです。好きに調べてください」と伝えます。
宇宙人はまず手足を触ります。
「ふむ、これは人間の操作器官か?どれ破壊してみよう」
「べきべき、うん自立しなくなった。操作器官という仮説は正しかったな」
次に宇宙人は口と喉を触ります。
「何か音を発生させているな?さては意思疎通する出力器官だな?」
「ぶちぶち、ふむ喉を潰したら何も聞こえない。仮説は正しかったな」
最後に宇宙人は頭を触ります。
「うーん、どうやらこの頭という部分の細胞密度が高いな。ここが本体か?」
「うんうんやはりこの脳と言う器官をつぶしたら全機能が停止した。人間の本体はこの脳である!」
宇宙人は人間の脳が本体であると結論づけました。
このパソコンと人間の話、どこか似ていませんか?
今回、宇宙人は『人間の脳が本体である』と結論づけました。
しかし本体だと思われた脳がワイヤレスディスプレイである可能性は?
PCの例と比較すれば、人間の脳が出力装置に過ぎない可能性を否定できません。
どこかに本体が在り、脳はその信号を受信し出力する装置である可能性は
その本体を認知できない我々には否定できないのです。
70年前人間が床下のPC本体を認識できなのったようにね
さて、ここまで話しておいてあれなんだけど、
この命題って、悪魔の証明みたいなもので
『存在しないものを存在しないと証明するのは難しい』
ってことを逆手に取ってるような気もするんだよね。
だからこそあれこれ考えるのも面白いんだけれど
じゃあ逆に、この世界が仮想現実であるって証明できることないの?って話
ゲームのデバックって知ってる?
デバック
プログラムを作成したときに、バグや不具合がないか調べるときの作業のこと
ゲームで例えれば、
壁に何千回も当たりつ続けて判定抜けがないか調べたり、
村人に1000回話しかけたり
処理の重くなる技を連続で出しまくったり、
普通にゲームをプレーしていたら絶対やらないようなことを繰り返しやったりするらしいんだ
これが不十分だと
セレクト押して7番目を押すとレベル100になったり
四天王と戦わずドアの前で波乗りすると異世界に行っちゃったりするってわけ
ところで
現実世界では、ヒンドゥー教の中でサドゥーという苦行僧がいるそうです。
『解脱』いわゆる『悟り』を開くために苦行を行う人たちみたいなんだけど
片足だけで何十年も生活していたり
岩に頭を何千回もぶつけ続けたり
針の上で生活し続けたり
仏教にも滝行や山籠もりがあるけど
およそ普通に生活していたら絶対に行わない行為を行い続けることで、
理を超えた悟りを開く
あれ?これってゲームのデバックと似てませんか?
まあこんな感じで、幽霊がこの世界のバグかもしれなかったり、光の速度が30万キロで固定されているのは、過度な演算によるクラッシュを防ぐためかもしれなかったり・・・
一つの思想として結構なんでも言えて面白いなと思ったので書いてみました。
結局、現実世界の僕は現実世界しか認知できないわけで、認知できる範囲で頑張ってかなきゃいけないんだけどね笑
SF作品として無限に発展できそうだけど、題材にするとメタ的な要素が増えて、作品として破綻しちゃうだろうし、作品に落とし込むのは難しそう。
こないだ発売されたゲーム、アノニマスコードはこれについての題材っぽいのでいつかプレーしたいなぁ
今回の話は
極限脱出シリーズ
AIソムニュウムファイルシリーズ
で出てきた話なので、この手の話題が好きなのであれば、プレーしてみてもいいかも
極限脱出は古いけどスチーム版あり
ソムニュウムファイルはCSとスチームでそれぞれあったかな
脚本は打越さんって方らしい。全部ソムニュウムファイルは癖強いけど面白かった。
ここまで書いて時計を見たらAM2時になってる。
上位存在の方が見てたら僕の睡眠時間2時間くらい増やしといてもらっていい?
そでれは またどかこで おあいしまょしう ばいばい