旅の醍醐味 サヨナラだけが人生だ
いま最高だなぁ、と思う瞬間をどれだけたくさん味合うか、が旅の醍醐味だと思っている(これは人生の醍醐味でもあるかも)。
例えば、
地平線がみえる、見知らぬ町の、だだっ広い草原で1人、ヒッチハイクの車を待っている時。
これは最高に自由を感じる瞬間。未来は輝いている、とさえ思える。
知り合って間もない人と、地元のクラブで踊り明かす夜。汗だくになって頭の中が空っぽになると、目の前の人がまるで昔からの親友のように思えてくる瞬間。
言葉も分からない国の地元民と、街灯もない真っ暗闇の田舎道を、小さなマイクロバスでガタガタ道を走っている時(これってどこへ向かってるの?という不安と興奮)。
目の覚めるような、青いの海の見えるカフェのテラスで、異国の鳥のさえずりを聞きながらの会食。
会食の相手が面白い人だと、時間が経つのも忘れてしまう。
台風接近の、立っていられないほどの大しけの海の上で、旅行者との運命的な再会。旅はいつもドラマチック。
隣の部屋から、黒人のソウルフルな歌とギターが聞こえてくる宿の一夜。夜空の星が輝いてみえる。
あぁ、旅行したいなぁ。
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