臨時列車で大活躍中!E653系の車内を見ていく
E653系とは
関東地区(主に北方面)での臨時列車、そして新潟地区の「特急いなほ」「特急しらゆき」という列車で主に使用される列車です。
関東だと「特急鎌倉」や、茨城・群馬へ向かう臨時列車での運用が多いです。具体的にはコキアやフェスに合わせてひたちなかに使うなど。
しかし、(首都圏だと)普段は走っていないので正体がよくわからないのが事実。
乗車してきました
しかし先日、常磐線特急ときわ号に充当されたときに普通車に乗車してきました。普段の車両との違いを、実体験を含めてお伝えします。
車内
新潟〜酒田〜秋田の特急いなほと同じです。
概要
いかにも特急らしい感じ。2列+2列の配置。ふつうに現役で使えるなというか使ってる。
ちなみにこちらのシートの柄。新潟県の名産である「小千谷ちぢみ」をイメージして作られたものです。なぜかと言うと(読まなくて結構)
シートピッチ(座席の前後間隔)は910ミリと少し狭め。普段のE657系は960ミリのため、さすがに狭さは感じました。
だが、足を伸ばせるスペースは確保されているので飛行機のような窮屈さはありません。そんな3時間とか乗らない限り気にならなそう。
テーブル
背面テーブルはもちろん装備。
若干小さいですが、お弁当食べるのは余裕かと思われます。パソコン作業も可能かな?
リクライニング
リクライニングは、普通車としては標準程度の傾きですね。少し古い機構を使っているため「座面スライド」のボタンがあります。
この表示でいう②の部分ですね。最近の車両は背もたれと連動して動くため、より快適な姿勢で居られるようになっています。
デッキ
木彫目ではありませんが、木材のような雰囲気を出していて、無機質な感じはありません。
トイレなどもきちんと整備されていて安心して利用できそうですね。ただ、自動ドアの動作音はちょっとデカい。ガラガラ聞こえます。
両開きなのは割と珍しいかも?
その他
とりあえず特に不自由なく過ごせるE653系ですが、いつものノリで行くと危ないこと。
コンセントはありません
グリーン車の窓側には装備されているそうですが、普通車には設置されておりません。2時間以上などの運用も多いため、念のため気をつけといた方がよさそうですね。
あとは揺れ。出しているスピードは臨時列車なのになぜかいつもの特急と同じぐらいなんですが、明らかに揺れが大きいです。
車内が混雑していたのもありますが、車内での移動はいつもよりかは大変だった印象です。
最後に
この車両に初めて乗れたのは嬉しかったですがぶっちゃけ最新車両の凄さを感じさせられたというのが本音ですね。
しかし、大勢ののお客さんを乗せて、常磐線を爆走していく姿はかつてのフレッシュひたちを想像させるものがありました。まあフレッシュひたち乗れたことないんだけどね泣
車内にも活気があってなんだか嬉しくなった。今年もたくさん旅行できるといいな。
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