「死力を尽くして負ける」 それも生きていく上で必要なこと
桜は風に舞い、その使命を果たし、散っていきます。散りゆくその姿もまた美しい。この世に永遠の存在などありません。いつかみな、去っていく。
私たち人間においても、永遠の勝者などないのです。いつかは負ける日がきて、引退する。他と比べることなく、結果にとらわれることもなく、力の限りを尽くせば、人生は最高のものとなります。
高校野球の最終回、リードされているチームの最後のバッターは、アウトだとわかっていても全力でヘッドスライディングをする。その姿を見て笑う人がいるでしょうか。勝者の涙も美しければ、敗者の涙もまた美しい。死力を尽くして負ける。それも生きていく上で必要なことです。人生において、無駄な経験など何一つありません。
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65歳になるのを機に、43年勤めた会社を退職し、記事作成に専念しています。また、微力ながら長年続けてきたネット上での動物愛護啓発活動(プロフィール参照)も並行して行っています。もし、サポートしていただければ、これからの活動の糧として大切に使わせていただきます。