森沢明夫さんの「夏美のホタル」を読んでみた。
久しぶりに森沢明夫さんの作品を読んでみました。
「夏美のホタル」
森沢明夫さん、とても好きな作家さんのおひとり。
最初に読んだのは確か「きらきら眼鏡」
千葉県出身の作家さんなので、千葉県のお話が多いんですよね。
「きらきら眼鏡」は船橋も出てきてものすごく親近感!
こちらもよい作品なのでオススメです。
さて、今回読んだ「夏美のホタル」
こちらも千葉が舞台です。
あらすじはこんな感じ♪
==========
大学で写真を学んでいる青年、相羽慎吾と、その彼女、幼稚園教諭の夏美。
慎吾の卒業制作間近に、夏美とふたりで出掛けた山里で、古びたよろず屋「たけ屋」をみつけます。
そこでひっそりと暮らす母(80代)、ヤスばあちゃんとその息子(60代)、通称地蔵さんに温かく迎い入れられた慎吾たちは、夏休みを「たけ屋」の離れで暮らすことになりました。
夏空の下で過ごす日々は、飽きることなくシャッターを切らせます。
しかしやがて、地蔵さんの哀しい過去を知ったふたりは・・・。
==========
途中までは出先でも読んでいたのですが
「あ、これ、ヤバい。泣くやつかも」
って、途中から家にいるときに読みました。
えぇ、大正解!!
ハートフルなお話が好みの方にはとってもオススメです。
・・・泣くけどね。
ひとつ気になったのは、ヤスばあちゃんと地蔵さんの、言葉の語尾。
「◯◯なんだよぅ」
って、最後が小さい「ぅ」が付きがちなんです。
たぶん千葉の方言を表していると思うのですが、わたしも千葉出身なんですよね。
で、父やおじおばも千葉の人が多くて。
どちらかと言うと
「◯◯なんだよぅ」
ではなく
「◯◯なんだよぉ」
って感じでした。
小さい「ぅ」ではなく小さい「ぉ」
しかも体感的にはひらがなの「ぉ」ではなくカタカナの「ォ」
文字にしてみると
「◯◯なんだよォ」
って感じかな。
めちゃくちゃ細かいですね(笑)
わたしは佐倉市出身なので、千葉弁というよりも佐倉弁よりかな。
佐倉弁があるのかもわからないけど(笑)
だいぶ前にアメブロにも方言のことを書いていました。
↓↓↓
意外と人気なこの記事♪
方言も興味深いですよね。
って話が脱線しましたが、
森沢明夫さんの「夏美のホタル」わたしは読めてよかったです。
気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね。