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ミニチュアストーリーテリング覚書⑥
冒険の舞台となる世界これまで、オリジナルキャラクターやストーリーの作り方について書いてきた。
僕は以前の記事で、お話を語る上では壮大な世界設定は必ずしも必要ではなく、「昔々あるところで...。」で充分成立するという話をした。
とはいえ、いくつかお話を考えるうちにキャラクター達が活躍する舞台として都市や国、あるいは、そうした全てを包括する世界を作ってみたくなるかもしれない。そんな時に一つの参考にな
ミニチュアストーリーテリング覚書⑤
ミニチュアに名前をつけるという事ゲームをするにせよ、物語を書くにせよ、ミニチュアホビーを楽しむ中で、特定のミニチュアに名前をつけたくなる時があると思う。
さてさて、名付けというのはそれだけで膨大な数の本が出ているくらいで、一つの学問と言っていい。そういう意味では、いざ名前をつけたいと思っても難しく感じる人も多いのかもしれない。
そこで今回は比較的簡単な名付けの方法について書いてみようと思う。
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ミニチュアストーリーテリング覚書④
さて、前回までに、僕がキャラクターを作り、物語を描くところまでを紹介してきたのだけれど、もう少し詳しく紹介したいものがある。というわけで今回は情景モデルと小物の話
情景モデル物語の舞台を描くのに使う模型で、地面や壁、樹木や建物だったりする。これがあるとキャラクターが今どんな場所にいるかを簡単に表現出来る。
小物文字通り演出のための小さな模型だ。宝箱だったり、イスだったりテーブルだったり。
ミニチュアストーリーテリング覚書③
今回は、前回考えたキャラクターを使って実際に物語を作ってみよう。それにあたって物語の大枠を考える。考える事は大体6つあるんだけどひとつづつ。
①いつの話か?
物語は昼間なのか夜なのか?大昔の話なのか今現在の話なのか?
②どこで?
物語の舞台はどんな場所だろう?迷宮や牢獄の中だろうか?街や村の中だろうか?森や平原、ひょっとしたら海の上だったりするかもしれない。
③誰が?
多くの場合は主人公とな
ミニチュアストーリーテリング覚書②
さてさて、今回は僕が実際どんな風にミニチュアからお話を作っているかというのを紹介。
キャラクター作りお話には大抵登場人物が必要だ。まずは1人キャラクターを作ってみよう。
これははラルパーサヨーロッパの『ドワーフの魔術師と弟子』という2体セットのミニチュア。
今回はこのミニチュアを使って話を進める。
ミニチュアをよく見てみようミニチュアストーリーテリングなのだから、まずはミニチュアをジックリ見
ミニチュアストーリーテリング覚書①
僕は最近ミニチュアを使ったストーリーテリングに挑戦してるのだけれどその辺りの事を少し。
ミニチュアストーリーテリングの特徴小説を書こうと思った事はあるだろうか?
物語の紡ぎ手になりたいという願望は多くの人が持つものだ。一方で多くの人は小説家にならない。言葉で全てを描きだす為には大変なスキルが必要だからだ。
ミニチュアストーリーテリングでは言葉による場面の詳細な描写は必ずしもいらない。これは小説