シルバー

朗読台本や、短い詩を書くのが大好きです。 体験した事、感じたままをよく書きます。 良かったら、読んでみてくださいね。

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最近の記事

ライバル

   皆んなにはライバルは居るだろうか ライバルと言うと、憎しみあい、奪い合い、 嫉妬し、辱め、蹴落とす、、   そんなイメージじゃないかな?   俺にとって、そんな物はライバルとは言わない! 本当のライバルとは、互いの持つ能力を自身のスキルアップに生かし、相手が1つの結果を出せば 自分も新たな結果を出す   互いが結果を出す度、共に成長して行くように 切磋琢磨出来る者こそが、本当のライバルじゃ ないのかな、、       俺にもライバルと呼べる者が居る、 今では互いの成果を

    • ライバル

      数年前まで、俺達の住む地は荒れ、食料も水も雨を しのぐ家さえも無い、到底人の住める地では無かった、、    僅かに残った廃墟と化した建物があり、夜に なれば皆で身を寄せ合い眠った    数人の一般人と俺達は、戦いに慣れた戦士が 数名、戦士が交代で食料を探しに数日帰って来ない日も珍しくはなかった    食料を探しに行っていた戦士の1人が、大声を上げながら、戻ってきた 「お〜い! 見てくれっ!」 と、腰に下げてた袋から何やら取り出したのは 種だった    ん?  待てよ、、 種

      • 大切な宝物

        ねぇ、お掃除はいいから ちょっと、こっちに来てくれない? んで、俺の前に座って、 違うよ!  向こうむいてね 、、なあ、俺達一緒に過ごす様になって もう何年だ? 3年か〜、 2人で色んな所に行ったり、美味しもの食べたり 笑ったり、泣いたり、喧嘩も沢山したよな〜 ん?  急にどうしたのって? いや、最近ふとした時に思う様になった事があって 俺の宝物って何だろうって、 家? 車? 好きな楽器? いやいや、そんな物は宝物じゃない! 俺の大切な宝物は世界中の何処を探しても これしか無

        • 大切な宝物

          今日もお疲れ様でした。 はい、大好きなミルクティーね 俺はいつものコーヒーさっ! ん?  どうしたの? 聞いて欲しい事がある? いいよ、何でも言ってごらんよ うん、うん、 私にはとっても大切な宝物がある、それは世界に 2つとない私だけの宝物か、、 素敵だな〜、君がそんなに大切にしてる宝物、 俺も見て見たいな〜 え!  何で笑うんだ? 変な事言ったかな? えぇー!!   君の宝物って俺の事なの! 自分の事を宝物だなんて言って貰えるなんて 想像してなかったから、恥ずかしいような、

          お前との約束は守るから

          (キャスト紹介) 。佐久間 涼          喧嘩ばかりしてる不良 。木島 聡             涼に興味を持つ転校生 。小林 英治          涼を目の敵にしてる担任 。佐久間 洋子       涼の母親 。木島 京子          聡の母親 (涼)N 俺は佐久間 涼 高校生だ、、つっても学校には ほとんど顔出さねーし、たまに行けばセンコーに嫌味言われて、センコーの机蹴っとばして教室を飛び出すのが俺のいつものパターンだ。 いつもと同じって分かってる

          お前との約束は守るから

          神の呟き〜そして怒り

          (神) N 私は人々から神と呼ばれる者、、 名前はなく ここに存在し人や動物、草木に至る 全ての命ある者を見守り、生きる事へと導くのが 私の存在なのである。 (神) おお〜! 今日はあの家で犬の子供が生まれたか ハハッ、元気に鳴いて〜 小さな身体を動かし、母を求めている姿はいつ 見てもいいものだ〜 (人間) あ〜あっ! ま〜たこんなに産んで! 毎回毎回処分するの大変なんだから! こっちの身にもなれってんだっ! (神) 、、処分とは、命を断つ事を言ってい

          神の呟き〜そして怒り

          桜散らぬ 桃色の里

          初めに 東の妖怪を束ねる長の桜鬼(おうき)と 西の妖怪を束ねる長の九鬼(きゅうき)は 長年の争いが絶えぬ者同士、そこに人間の 娘、朱(あかね)が現れた事で状況は一変する (N) ここ桃色の里は年中桜が咲き、辺り一面桃色に染まった美しい里 この里の長は、里の名に相応しい桜の鬼、と書いて桜鬼(おうき)と言い、共に暮らす仲間の妖怪にはそれは優しく、家族、兄弟の様に毎日を過ごしていた。 桜鬼は争いは好まず、己が長であるにも関わらず仲間達と畑を耕し、家屋の手入れも一緒に汗

          桜散らぬ 桃色の里

          永遠の刻

          (N) これから話すのは、特別な霊薬によって普通の人達の3倍から5倍生きられると言う、何とも羨ましい生き方をしている1人の女性の話。 その女性は霊薬によって、怪我をする事も、病気をする事もなく、毎日を過ごしていました。 歳を取るのも周りの人達より遅い為、その見た目も女性が50歳でも20代にしか見えない程の若さを保っていました。 その為、不信がられるのが嫌で、同じ地には3年しか居ないと決めていた… 女性が新しい地に来て2ヶ月が経った頃、近所の広場で果物を売っている男性に