初めてのクラシック・シェービング
今までシェービングは面倒な作業でした。しかしクラシックシェービングを始めたら、毎日の髭剃りが楽しくなりました。
この記事では初めてクラシックシェービングをするのに、そろえた道具やなぜ楽しくなったかを紹介したいと思います。
クラシックシェービング始めたきっかけ
ことの始まりは、Amazonで買っていたブルドッグのシェービングクリームが在庫切れになり、新しいクリームを探していたら、シェービングソープに辿り着き、クラシックシェービングというカテゴリーを知ったことでした。
替え刃が1枚50円ぐらいなので、最初はレイザー(カミソリの柄)さえ買えばシェービングにかかる費用が安くなる!という安易な考えでした。
しかしクラシックシェービングの記事を読むと、「髭剃りが趣味になった」「毎日の楽しみ」などの好意的な記事が多く、香りの良いシェービングソープやスキンケア等をすることで、体臭抑制もできたりと、私にとっては一石二鳥どころか4鳥ぐらいメリットもありそうでした。
購入した道具
レイザーとブラシとソープ
まずカミソリ(レイザー)ですが、初心者は永遠の定番と呼ばれているドイツ製のミューレR89がおすすめらしいのですが、マイルドすぎて深剃りが難しいといった意見もあったため、評価が高かったフェザー特選かミューレROCCA R94を候補にしました。
どちらも同じ価格帯でしたが、下向きのスタンドがカッコよく思えたのでレイザー、ブラシ、ソープ、替え刃は全部ミューレで統一してみました。
ただブログを読んでいると、海外製のソープが普通のソープとは別物であるらしいのです。
推されていたSaponificio Varesino(サポニフィチオ ヴァレジーノ)を調べてみたらすごく良い感じだけど、お値段が高級すぎて保留に。
ローションやその他
シェービングで肌の角質なんかも剃ってしまうため、またシェービングソープが必要な油分まで洗浄してしまうため、保水や保湿をして肌を回復してあげる必要がありました。
アフターシェーブローションでいっぺんにするのも良いと思いますが、どうせならしっかりケアしたかったので香りの評価が高かったSanta Maria Novellaのフェイストニックとノンアルコールエマルジョンを購入しました。
またミョウバンなので体に良く無さそうですが、止血のためデオクリスタル スティック115というアルム石も購入。
専用のシェービングボールは高額だったので、スープカップにしました。大きさもちょうどよい感じです。
あと捨て刃入れ。どんなのでも良いですが無いと確実に困ります。カッター用を買ってみましたが両刃も入りました。
クラシックシェービングをやってみて
初めてなので、準備に手間取り結局1時間近くかかりました。
「これは時間がかかる」&「けっこう血がでた💦」というのが正直な感想でした。
いままで5枚刃のT字カミソリをつかっていたので、そんなに難しくないと思ってましたが、レイザーを肌に当てる角度が難しく剃り残しがでます。
この剃り残しを剃ろうと何度も同じ場所を剃っていると出血しました。
肌を削りまくってるので当然なんですが、刃も新しく鋭いため、深追いしないでさっと終えるのが基本みたいです。
あとシェービングを始める前準備として、蒸しタオルで毛穴を開くなりしたほうが良いです。
色々試しましたが、私は時短と肌ケアのためにホホバオイルやアルガンオイルでマッサージして髭を柔らかくしてから始めてます。
※ひと月で10分~15分ぐらいでシェービングが終われるようになりました。
ソープでシェービングの気持ち良さが格段に変わります!
ミューレのソープはライムのようなフルーティーでさわやかなソープですが、使ってみると期待値ほど良くありません。
化粧水などで保水しないと肌が乾燥してひりひりして痛いのです。ブルドッグのシェービングクリームを使ってたときはこんな事ありませんでした。
良いソープを知りたくて、ソープをたくさん紹介されている方のブログなど見ていると、やはりSaponificio Varesinoが紹介されていて、どうしても使ってみたくなりました。
でも価格が高いんです・・・。
悶々としてたときにイギリスのThe English Shaving Companyがセールを始めてるのをみつけちゃいました。
セールでStella Alpinaがなんと£19.87!
円換算で3,775円(1ポンド190円)
公式ショップで33ユーロ。USなら43ドルでしたので、安いと感じてしまいほとんど衝動買いです。
欲しかったOPUNTIAや70th Anniversaryのソープは売り切れてましたが、いろんなブランドのシェービンググッズが沢山あり、ミューレのブラシやレイザーもここで買った方が安かったです。
ソープの感想は、ちょっと別次元に凄すぎて別記事にしましたが、ソープが違うだけでシェービングがびっくりするほど気持ち良く、楽しくなりました。
そして海外製の石けんにハマりました💦
アフターシェーブと香り
スキンケアですが、Santa Maria Novellaのフェイストニックとノンアルコールエマルジョンは華やかな香りでした。
フェイストニックはローズの香りに柑橘系と甘い花の蜜がまざり、まったりした甘さがあります。これは好き嫌いが分かれると思います。
ノンアルコールエマルジョンはレモンのような酸味とほのかに甘い花の香りが、スッキリとした爽やかで優しい印象を与えます。これはかなり好きな香りでした。
私はSaponificio Varesinoのステラアルピナを使った後の、ボディーやベースノートの香りがとても気持ち良くて大好きです。フェイストニックの少しまったりした甘い香りと重ねても、スッキリした落ち着いた香りになります。
シェービングが楽しくなるのは
自分に合ったレイザーで、好きな香りのシェービングソープを使うことで、格段に気持ち良さと楽しさが変わってきます。
今まで関心がなかった香りや、肌のコンディションに気をかけるようになりました。
顔はモチモチツルツルになりシミなども薄くなってきた気がします。
なにより良い香りがほのかにするので清潔感も気分も上がります。
お金も時間も少しだけ負担が増えましたが、以前の自分より少しオシャレになった感じがします。
道具
・RAZOR:Muhle ROCCA R94
・BRUSH:Muhle KOSMO 281K876
消耗品
・BLADE :Muhle STAINLESS 20
・SOAP :Muhle Sea Buckthorn
・AfterShave Lotion
:Santa Maria Nobella Skin Tonic
:Santa Maria Nobella Non-Alcoholic After Shave Emulsion
:デオクリスタル スティック115
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