着物はキムノじゃない
キム・カーダシアンの下着ブランド「KIMONO」が波紋。本人が声明「ブランド名を変えるつもりはない」
キムのファンであろう方が、彼女は日本が大好きだけど、自己愛が強すぎるから…と擁護するツイートを目にし、おそらく日本好き、強すぎた自己愛が転じてのネーミングだったのでしょう。それにしても、何故下着ブランドに「Kimono」と命名？日本が好きなら、ぴったりな名前が他にもあったのでは？としか当初は思っていませんでした。(参照：キモノって何？)
しかし、一夜明けて彼女のインスタを見てみると弁解するどころか、立て続けに写真をアップしていて、正直呆れてしまいました。また、ネーミング変更を求めたコメントや日本語でのコメントは削除され、ブロックされてしまった方までいるとのこと…彼女自らがやっていることではないにせよ、自身の商業利用のためだけに「Kimono」を使ったんだなと思い、非常に腹が立ちました。
しかも、下着だけでなく、カバンやムチなど 別のものまで作ろうとしているんですね…日本文化における着物の重要性を尊敬していると述べつつも、伝統的な着物に似せた衣服のデザインの制作や発表はしないと公言し、尚更「着物」本来が持つ知名度を利用しただけの炎上商法だと受け取られても仕方ないはずです。
当初は多様性を意識した色やサイズ展開がされた補正下着を作ったことだけはほめてやりたいと思っていましたが、さすがに遺憾に思い、Change.org でのネーミング変更、商品登録の取り消しの呼びかけに賛同しました。
名前がブランド名に使われただけで騒ぎすぎだの、米国セレブに使われて廃れた着物の知名度が上がってラッキーだなどと喜々としている方たちには、ぜひこれらの記事を合わせて読んでいただければと思います。
▼こちらから ネーミング変更の呼びかけに賛同できます！
Say No to Kim Kardashian's "KIMONO" /Change.org
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