ワタナベ サヤカ /日中国際結婚&足立区子育て
足立区の街づくり、地域活動について
自由な日本語教師のサヤカと中国出身のダンナ(愛称: 熊)との日常を描いています。国際結婚や日中夫婦の生活にクスっと笑ってもらえれば嬉しいです♪
「週に一度でも のんびりお風呂に入れていないママたちはどうしているんだろう?」 ふと感じた疑問が、今回立ち上げたプロジェクトのきっかけとなった。 幸い今年1月からは、2歳半になる息子を足立区内の小規模保育へと預けられるようになったが、それまでの間のほとんどが いわゆる「ワンオペ育児」の日々だった。 ご存じの通り中国出身である「熊」こと我が夫は、多少のこだわりはあるものの、家事や育児には比較的積極的で、産前後に彼の両親が来日・同居したときのことを除けば(※『熊猫日記』参照)
つい先日、30〜40代の女性が、地域・社会活動に参加しやすくためには?といったテーマで話し合う場に 声をかけていただいた。 結婚し、妊娠・出産、もしくは家族の看病、介護などを機に、仕事を辞めて、主婦となった 自分と同じような立場の女性たちのことを主に意識しつつ、現状や意見は伝えたものの、改めて一人考えてみると、他にも参加しにくい理由はあるよなぁ…と思い、ここにいくつか書き出してみることにした。 それでいくらお金がもらえるの? おそらく、最初のハードルとなるのが、この一言
赤ちゃんの泣き声で起こされる、そんな日が当たり前のようになってから4カ月半。 珍しく自身の体が起きたいと自然に目覚めた。 今日はよく眠れた方、つづけて5時間眠れたといえばいい方で、先輩ママたちが話すような怒涛の日々が産後待っていた。 そんな生活でも、時折できる束の間の自分時間。ふと本を手にしてめくってみると、目の前で文字がチカチカするばかりで、なかなか頭に入ってこない。おっかしいなぁとボヤきながら、もう一度記事に目を向けても、一つひとつの文字や単語が流れてくるだけでコトバ
日々聞いてきたFMラジオ局J−WAVEのニュース番組、JAM THE WORLDがやっと日本語教育・日本語教師の現状に目を向けてくれた!という思いでしたが、実際に昨夜の放送を聞いて率直に感じたのは、期待していたほど掘り下げた話がされなかったということです。 今夜、皆さんから募集するメッセージテーマは『日本語教師を増やすためにはどうしたらいいと思いますか?』。大学で日本語教育を学んだ方、「日本語教育能力検定試験」を受験した方、教えた経験がある方からのメッセージもお待ちして
ここ最近は参院選もあり、政治的、選挙に関するツイートばかりを追っていました。 今回当選を果たした「れいわ新選組」の船後さん、木村さんが日本だけでなく、世界的にも注目されている一方で、お二人が抱える難病・障害に対する差別的発言や心無い発言も目立っているのが現状です。 さて、先日Twitterを見ていて、ふと目に止まったのがこのツイート… 幸い、私のパートナーはお酒が飲めず、毎日のように飲み歩いて帰ってくることもありませんが、我慢することばかりを強いられる社会…苦しくありま
キム・カーダシアンの下着ブランド「KIMONO」が波紋。本人が声明「ブランド名を変えるつもりはない」 キムのファンであろう方が、彼女は日本が大好きだけど、自己愛が強すぎるから…と擁護するツイートを目にし、おそらく日本好き、強すぎた自己愛が転じてのネーミングだったのでしょう。それにしても、何故下着ブランドに「Kimono」と命名?日本が好きなら、ぴったりな名前が他にもあったのでは?としか当初は思っていませんでした。(参照:キモノって何?) しかし、一夜明けて彼女のインスタを
レポを書くのが遅くなってしまいましたが、先週はこちらにおじゃましてきました。 以前参加したワークショップの主催、また、YouTubeの動画撮影にも協力してくれたことのある Uchida先生の担当クラスということで、どんな発表会になるのだろうと当日が楽しみでした。(参照:「どうなる?これからの留学生進路指導」WSに行ってきました) 最寄り駅を出て、神田川沿いの道をのんびり歩いていくと会場である学校がありました。 エントランスでは学生さんたちが、こんにちは!と元気よく迎え
昨日、なんとなく眺めていたTwitterで、目に留まったのがこのツイートだ。 この現状に対し、遺憾だ!文化の盗用だ!と感じる以前に、え?そのネーミングはやめてください…と正直引いてしまった。 芸能界に疎い私でも、キム・カーダシアンという名前とレッドカーペットを歩く姿くらいは、テレビやファッション誌等で見かけたことがある。 そんな人物が日本の着物が本来どんなものであるかを知らないはずもないであろうし、見るからに着物に影響を受けてデザインしたものではないのは明らかだ。 世界
現在受講中の宣伝会議 編集・ライター養成講座の卒業課題の取材に応じてくれた山田拓路さんが、私の書いた記事の一部をブログで紹介してくれています。 私自身、日本語教師としての経験や外国の方と一緒に働いた経験はあるものの、まだまだ知識不足、勉強中の身の上、海外にルーツをもつ子ども、若者たちへの日本語教育、多文化保育の必要性を改めて感じました。 http://yamadatakuji.org/2019/06/04/3013/ みなさんにも読んでいただけたら嬉しい
【厚生省がパンプス強制を容認】 このニュースを見て即座に、なんで?と感じてしまった。 なぜかと言うと、これだけ多様性が求められている中で、ここまで「ヒールのある靴を履かせる」ことに執着する意味があるのか?と不思議に感じてしまったからだ。 私も学生の頃、いわゆる飲食業・接客業とよばれるような仕事をしていたが、いずれの職場でも「黒いパンプス」を履くことが義務付けられていた。 同じくアルバイトの男の子たちは「黒い革靴」で揃えられていたが、業務時間や仕事内容は私とほとんど変わ
現在日本に在留する外国人の数は、法務省の調べによると平成29年末で約256万人といわれており、外国人旅行者の数も昨年2018年は前年比8.7%増の3119万人で、日本政府観光局(JNTO)が統計を取り始めて以来過去最多となっています。 これだけ多くの外国人が来日するようになったものの、未だに、外国人を日本に入れるな!移民を受け入れるな!などと発している人たちを見かけると、その人たちが言う「ガイコクジン」は一体どんな人を指すのか、ふと疑問に感じてしまいます。 ちょうど昨
今日5月30日、朝目覚めてケータイを手に取ると、今日が何の日だか知っていますか?という言葉が目にとまった。 何の日かな?と寝ぼけた頭で数秒考えてみた後、記事を読んでみると、語呂合わせで「5(ゴ)、3(ミ)、0(ゼロ)の日」だそう。 今日は各地でゴミ拾いやリサイクル、リユースを呼びかけるイベントが行われる。 最近では、無駄だと思われていたものを活用して、価値あるものに変えていくという「サーキュラーエコノミー(=循環経済)」という考え方も出てきたようだ。 ただ、こういった
現在、私が通っている宣伝会議 編集・ライター養成講座の少人数クラスで出されていた、インタビュー記事の課題をリライトして載せました。 今回はいつもより少し長めの記事ですが、読んでいただけたら嬉しいです。 「見えない引き立て役」長期連休を迎えた4月下旬、私は最寄りの駅で一人の人を待っていた。無人駅ではあるものの、近くに大きなお寺さんがあり、そこに咲く藤の花がちょうど見頃だということもあって、駅前からつづく参道は多くの人でにぎわっていた。 彼女はたいてい予定時刻を10分ほど
みなさんが文章を書くときに 一番悩むことは何でしょうか? タイトル?書き出し?それとも、まとめ方? 先日、受講しているセミナーの課題でインタビュー記事を書くことになった際、文章の構成はほとんどできていたものの、相手の名前をフルネームで書くか、苗字だけにするか、はたまた、名前のみにすべきか、「さん」「氏」など、どれを付ければいいのか困って、手先が動かなくなってしまいました。 「敬称」つまり、日本で言うところの名前の後ろに付けるアレですね。 手紙や贈り物をする際、その人に対
一つしかないケーキを人に譲る 話したそうにしている人に話題を譲る 閉まるドアをおさえ、脇に外れて道を譲る これまでも「譲る」「譲られる」という行為をしてきたものの、意識するようになったのはやっぱり自分自身が妊婦になったということが大きいでしょう。 妊娠していると言われ、病院で「マタニティマーク」をもらって以来、カバンにちょこんと付けています。 ただ席を譲られたいからという理由ではなく、気兼ねなく優先席に座っていられるように、(世間でいうところの、最近の若者は!言わ
昨日は『ナカイの窓』という番組での放送を通じて感じたこと、また、その件で見えてきた世間の反応への疑問を書きました。 その中でもしばらく考えさせられた一つの意見がこちらです。 「外国人が話す日本語をマネして笑いをとるのと、コンビニで働く外国人を笑ったのと何が違うのかわからない」 言われてみれば確かにどちらも笑いの対象は「外国人」です。何が異なるのでしょうか? 母国語訛りのある日本語を話す 外国人のマネ 肌を黒く塗りたくって hip-hopを歌う外国人のマネ 金髪に