【読書の時間】今何にからまっている?
〈題名〉からまる毎日のほぐし方
〈著者〉尾石 晴
〈概要〉
Voicyで大人気著者の初エッセイ。
年齢、キャリア、家族、人付き合い、etc…モヤモヤとした日常のからまりを私らしい日々に変えていく「考え方」のヒントがたくさん詰まっている。
日常を大切に、無理せず自分らしく前に進みたいと願うすべての人におすすめです。
▪️感想
エッセイってなんかその人の生活を覗き見した気がして、ちょっと嬉し恥ずかしい気分になる。
読んでる時はなんか心地よくて、読み終わったらなんか前向きになれる。
そんか不思議な力がある。
この本も同じような感覚を感じた。
著者の日常のからまりを端的にかつ思考を深めて綴られている。
”からまり”
私のからまりは何だろう?
何もからまっていないとは言えない、
でも「これ!」と一言で言うのも難しい。
だからからまっていると言えるのだろうか。
仕事、家族、自分、お金、その他諸々…
今とこれからを考えるとモヤモヤは膨らんで絡んでいく。
”今”が良ければそれでいい
という訳にもいかず、
”将来のため”にばかりでは少々苦しくなる。
そのバランスに絡まっているのかもしれない。
ほぐしているつもりが余計に絡ませているなんてこともあるのかもしれない。
この本では、
人生が複雑にからまりあうミドルエイジという年代をいかに自分らしく乗り越えていくか、そのほぐし方のヒントが書かれている。
共感する部分がたくさんある一方で、
ここは自分とは違うという部分もある。
それは、人それぞれ環境やステージが違うから感じ方も違うということ。
読んだ人それぞれが感じ方が違うという面白さがある。
ほぐし方のヒントだけでなく、
”自分が何に絡まっているのか?”
を気づける本でもあるなと思った。
▪️印象に残った一節
わかる!とすごく共感した。
ひとつの山を超えるとまた違う山が現れる。
姿形は違うけど、実は山の足元では繋がっていた。
同じようで違う、違うようで同じな問題に日々試行錯誤してるんだなと共感しました。
この言葉は、とても心に刺さった。
長年諦めをネガティブにとらえて生きてきたけど、自ら選択した諦めは、ポジティブにもなる。
これからは諦め上手になりたい。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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