映画「るろうに剣心」観た
はじめに
今年のお正月休みは久々に映画三昧で過ごしました。で、選んだ映画が年末に一挙放送していた佐藤健主演の「るろうに剣心」全5作。それらの感想をいつものように思いつくままに書いていきます。
そもそも
そもそも「るろうに剣心」、最近はアニメ版の再作成もされているようです。私の中では1990年代の古い物語だと思っていましたが、アニメ好きの後輩と飲みに行った際に「るろうに剣心」を観たと話したところ、「先輩、目の付け所が割といいですね!」と目をキラキラさせて言われました。「割と…」ってのがちょっと気になりますが、世の中的には「抜刀斎と薫」は意外と盛り上がっているようです。
ちなみに私は漫画版も読んだことないですし、アニメも観たことありません。私自身が漫画もアニメもあまり見ないで過ごした年代に発表されていたようです。ですので今回は「刃が逆についてる刀で戦う浪人が主人公の漫画で世界的にも人気らしい…」くらいの一般常識レベルの知識での実写映画鑑賞となりました。
で、まず驚いたのが「ワーナーブラザーズ配給なのね」でした。ジャンプ漫画が日本人主演でハリウッド映画…。どういう風の吹き回しでそうなったんだろう。ハリウッド版のジャンプ漫画といえば「北斗の拳」「ドラゴンボール」なんてのもあったけど、あんまりヒットしなかったような気がします。対して「るろうに剣心」は割と評判良かった気がするんだよなぁ、たぶん日本人主体で作ったからなんだろうな、監督さんが日本人だし。
最初の3作
「るろうに剣心」「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」の3作になります。
佐藤健の緋村剣心、かっこいい。
武井咲の神谷薫、かわいい。っていうか武井咲さん最近見ないな。
江口洋介の斎藤一、かっこよすぎ。「牙突」って言わないんだ。
香川照之の武田観柳、クレイジーでマシンガン。
蒼井優の高荷恵、ミステリアス。山ちゃんの嫁とはいまだに信じられん。
藤原竜也の志々雄真実。剣から炎って…
神木隆之介の瀬田宗次郎、メンヘラキャラ似合ってるし強い。
福山雅治の比古清十郎、師匠っていうにはなんか軽い感じ。
滝藤賢一、クレイジーでマシンガン。
ほんこんさん出演してる。
10本刀、って10人なのかな?
赤べこの牛鍋美味そう。どこかにモデルになったお店あるのかな?
斬馬刀って武器としてはまったく機能しないのでは…
剣心、姿勢が低すぎて日本刀の重みに耐えられるのか…
というか、殺陣がカンフー映画っぽい。ワイヤーアクションすごい。
などなど…、挙げればまだまだいくらでも出てきそうです。
ダイナミックなカンフーっぽい殺陣の件ですが、「漫画だからね~」って言っちゃえばそれまでなんだろうけど「もうちょっと日本刀の剣術っぽい殺陣が観たいなぁ」と思ってしまいました。
とはいえ、あの殺陣だから世界で売れたってのは認めないといけないところなんでしょう。
日本刀で戦うリアルな殺陣を観たいという向きの方には別の映画を見ることをお勧めします。芸能界きってのリアル武道家岡田准一が主演の「燃えよ剣」はどうなんだろう?今度観てみよう。
後の2作
「るろうに剣心 最終章 The Final」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の2作になります。
有村架純の雪代巴、美しい。高畑充希にも見えちゃう私の眼力の無さ…
土屋太鳳の巻町操、忍者なの?なんか忍び感ないなぁ…
にしても、壮大なハニートラップだな…
伏線回収が見事だ。
しかし、最後の殺陣シーンで巴ともども敵のボスを日本刀で切り殺す描写だが、日本刀で「人間ふたりを一気に断ち切る」って事が実際のところ可能なのだろうか?斉藤の「牙突」だったら文句なく刺し貫ける気がするんだけど、剣心はどっちかってていうとスピード重視で豪剣って感じじゃないからなぁ…
おわりに
実写映画「るろうに剣心」総じて面白かったといえます。全5作観るのに足掛け3日かかりましたが、次の話しはどうなるのかワクワクして観つづけることができました。ありがとうございました。
「みんなが安心して暮らせる新しい世の中を作りたい」ってのは、今も昔も変わらない理想なんだと思います。今を生きる私たちも、自分ができる何かで他人の役に立てるような生き方をしていきましょう。
まとめ
どうやら喧嘩屋左之助には「二重の極み」という必殺技があるらしい。どんな技かよくわからいけど、どうやら作用反作用の法則を超越するらしいって事だけは教えてもらいました。
「ファンにとってはいつまでたっても話題に事欠くことは無いでござるよ」
ってこと