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論理的に考えたら、なりたい自分に近づけた!【課題解決プロセス/仕事】

5月、お疲れさまでした!
単純に自分の仕事+新たに始まったプロジェクトがあり、その企画とMTやらで最終日はバタバタの極みでした。
頑張りのおかげで部署内では唯一業績も良く、かつ定性的なアクションも評価して頂きとても有難い限りなのですが、
休日を迎えたものの、超絶的な忙しさでまっっったく仕事モードが抜けず7時に起床…

ということで、今回は表題の通りありたい姿を叶えるための「課題解決プロセス」という考え方について
アウトプットという勉強も兼ねて書いていきたいと思います。
論理的に考えることは難しいけど、これを行うことで、
ありたい姿、目標、なりたい自分に近づける近道になる!

例えば仕事。
営業成績などを上げたい!という時、どういう手段を取っていますか?

とにかくアポ数を増やす、商談トークスクリプトを見直す、保有顧客の中から狙いべき顧客選定を行う、顧客選定基準をブラッシュアップする、商談で使用する資料を作成する…
山ほどある手札の中から、目標に向かってこれ!とすぐに選ぶのって凄く難しいんじゃないかなと思います。

質をあげたら量が減り、量を増やせば質が減る。
なんてこともしばしば…。

けど、課題解決プロセスが身に着ければ、的確なカードを選んだり、どこで選び間違えたのか?にすぐ気付いて修正することが出来ます。
(実はこれは親友に教えてもらった知識。本当に教えてくれてありがとう!)

さわりだけ冒頭で書くと、
・ありたい姿
・現状
・問題
・課題
・打ち手
この5つを分析し、ゴールから逆算する。ということが凄く大事だよという考え方
です。
ゴールから逆算って、当たり前なのに実は凄く難しい。

特に自分は「着想」が強いので、いろんなアイデアや新しい業務フローを次々考えてしまい、どんどん新しいことをやろう!と言い始めてしまい、
カードを無限に増やしてしまう傾向があります。
子どもの時に遊戯王で強いカードばかり入れてデッキ80枚にしたのに、欲しいカードが全然来なくて負ける、みたいな。
あれって実は40枚の規定最小枚数のデッキにした方が噛み合いが良くて強いんですよね。

そんなこんなだから「なんかやっているのに効果が出ないな」とふとした時に思ったり、結局遠回りだったり…。

それを解決するためのプロセスを書いてみます。

せっかくやるなら、ちゃんと効果が出るやり方で努力したい!!


ありたい姿…自分の理想/目標/ゴール

まずは何といってもこのありたい姿。ここが決まらないと何もできない!
難しいことはなーんも考えなくて大丈夫なので、ここは素直に決めましょう!
今回はあえて2つの例に挙げて考えていきます。

・水泳:50mのクロールを29秒代(29.999…)にしたい。
・仕事:営業成績1位とるために毎月1,000万の売り上げを上げたい。
・恋愛:恋人と何も言わなくとも分かり合えるようになりたい
定量的と定性的なものを仮でありたい姿に設定してみました!

仕事で考えるなら「営業成績1位とりたい」とかになるかと思いますが、出来ればゴールは定量的に数字で表せた方が途中経過が分かりやすいので
だいたい営業成績1位を取るために、どれぐらいの売り上げが必要なのか?は事前に把握して設定しておいた方が良いと思います。

「周りから相談されるような上司になる」などは定量設定しにくいかもしれませんが、絶対ではないと思うので出来なくてもOK!
個人的にこういう目標系は数字を決めておいた方が振り返りしやすいからいつも決めています。
数字はあまり好きではないけど、嘘つかないし、振り返る時に便利だしな!

現状…事実、今どうなっているのか?

大阪に行こう!と思った時、自分が今どこにいるのかで飛行機に乗るのか電車なのかバスなのか、選択肢が変わっていきますよね。
ということで次は現状把握。

・水泳:「50mのクロールを29秒代(29.999…)にしたい」が、現状「30.00」になっている。
・仕事:毎月1,000万の売り上げを上げたいのに、現状毎月500万の売り上げ
・恋愛:恋人と何も言わなくとも分かり合えるようになりたいが、現状分かり合えてもいるが、すれ違いも生じている

など、定量的に定めているならそれを洗い出しましょう。
主に出来ていない部分を解決するための考え方なので悲観的になりそうなのですが、
ここは出来ている部分もしっかり把握!事実を把握することが大事です!

問題…ありたい姿と現状のギャップ

え?問題と課題って違うの?と思った人もいると思いますが、実は違うんです(←初めて聞いた時はえ?と思ってしまった)
ありたい姿を考え、現状を把握したので、次の問題はありたい姿とのギャップ。なので、ここは若干マイナス的なとらえ方になります。

・水泳:「50mのクロールを29秒代(29.999…)にしたい」ものの、現状「30.00」になっている
➡0.01秒足りていない。
仕事:毎月1,000万の売り上げを上げたいのに、現状毎月500万の売り上げ
➡毎月500万足りていない

・恋愛:分かり合えてもいるが、すれ違いも生じている
➡分かり合えていないことがある

出来ていない部分をまずは把握しなければありたい姿にはなれない。
けど、そのためにまずはしっかり現状を把握し、ゴールへの距離を把握しよう。というのが、ここまでのフェーズです。

で、ここが結構難しい。というのも恋愛系は主観的になってしまって、見えない部分が生じたり。
仕事はKPIが多すぎてどこを着目したらよいのかわからなかったり。

マイナスメンタルになると出来ていない部分ばかり見てしまって落ち込んじゃうけど、
あれ?意外とあともうひと頑張りやん!という時もあったりするので
出来ている部分、出来ていない部分をしっかり事実として切り分けしましょう!

課題…問題を分析し、解決するために行う事

マイナスをプラスにしよう!というフェーズ。
大事なことは、問題を分析し、問題を解決できるクリティカルなアクションを見つける事。
それぞれで考えてみると、下記になるかと思いますが、問題に対して課題は多くてもOKです。

・水泳:0.01秒足りていないのは何故か?
→後半失速してしまう
・呼吸の数が多い
・ターンが遅い
・スタートの反応が遅い
➡0.01秒あげるために、後半粘れるように練習しよう

仕事:毎月500万足りていないのは何故か?
・そもそものアポ数が少ない?
・商談の内容が悪い?
・契約する気がない顧客に時間を使ってしまっている?
・商材単価が安いものばかりの契約になっている?
500万上げるために、アポ数を2倍に増やす

・恋愛:分かり合えていないことがあるのは何故か?
→そもそもコミュニケーションが少ない?
→お互いの予定がわかっていないから?
→会う頻度がすくないから?
→仕事が忙しいから?
➡分かり合えるようになるために、コミュニケーションを増やそう

これで記載したらわかるのですが…ここ、めっちゃ難しいですよね。
この課題設定をミスると、次の打ち手から全てミスります。
何を課題ととらえているのか?は重要なので、ここは絶対に時間をかけて分析してみてください。

いやいや決められないです、ってなる方は
出てきた課題に対して設定した打ち手の効果を想定してみると良いと思いますが、
一旦ここは進みます!

打ち手…課題を解決するための具体的なアクション

今回は課題とは違い、具体的なアクションになります。
このフェーズでめちゃくちゃ枝分かれしていくので、一旦伝わりやすそうな仕事だけを切り取ってお伝えしますが…
「500万上げるために、アポ数を増やそう」と課題を決めた場合
打ち手では「じゃあアポ数をどれぐらい増やすか?そのためになにをどのようにどうするのか?」を考えていきます。

適当に考えるとして、こんな感じでしょうか。

・今まで20時間の残業だったところを、40時間残業する
→20時間分をアポに充てる
・購買意欲のある顧客を見分けるために、ヒアリング項目に●●を入れて効率的な顧客アクションの実施
→浮いた時間でアポ数を稼ぐ
・初回商談のみに振り切り、購買意欲がない顧客はそれ以降優先度を下げる
→買いそうな顧客のみの対応を行い、それ以外はアポに割く
・重要な商談はオンライン対応。それ以外は全てメールにて対応
→浮いた時間はアポに使う。

ここまで考えたときに、あれ?と思うものが恐らくあると思います。
40時間残業したところでアポに20時間使えるとは限らなかったり
購入しなさそうな顧客以外は優先度を下げることにより、本当は成約できそうな案件を逃してしまったり…。

ここまで挙げてみると、当初の「営業成績1位を取る」というありたい姿に少しかけ離れてしまっているものもあると思います。

ズレてしまった原因は、課題設定が間違っていたから。
500万上げるために、アポ数を2倍に増やす」が
ありたい姿の「あと500万売り上げを上げて営業成績1位を取る」
にクリティカルだったのか?で考えると、今回のケースは怪しいかもしれません。

ということで、再度課題の設定に逆戻り。
一番効果的なのはどこか?を再度考えていくような形になります。

大事にしたいこと:試行錯誤し続けること

ここまで長々話をしたものの、一言でまとめると
課題プロセスとは「目的に即した行動をしましょう!」ということだと思います。
結局ありたい姿にスムーズにはたどり着けなくて、それって凄く難しいこと。

課題はたくさん出てくるし、それに即して打ち手も山ほど出てくる。
遊戯王で言うと課題デッキが40枚だったら、打ち手デッキは80枚以上。
この中から一番目にクリティカルアクションを見つける事って本当に難しいと思います。

ただ、ここまで考えて行えれば自分がどこでミスってしまったのか?は分かるので、方向修正はしやすい。

あと、良くある会社の新施策などで「このためにこれをやろう!!」と言っていて、話を聞きながらこのプロセスに置き換えていると
「あれ?結局この施策を行っても恐らくそのありたい姿に向けての効果が期待できないぞ」と気付けたり、
「こうなっているからこうなのか、OK!」と話の要所だけ聞いて理解してさくっと会議が終われることもあります。

せっかくやるなら、ありたい姿に少しでも近づきたい。
今まではなんとなーくこれやった方がよい!で進めていたけど、今はちゃんと周りに納得してもらえるようになれて、
本当にこの考え方を知れてよかった。

まだまだ苦手な論理的思考だからこそ、これからもこの考え方に即して物事を考え続けていきます…!





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