「仮説思考」の習得におすすめしたい最上の書籍|アートディレクター・コピーライター向け
アートディレクター&デザイナーのシクです!🦉
この記事では、最近読んで特におすすめしたいと思った「推論の技術」という本を紹介するよ!
クリエイターにとって超重要スキルである「仮説立て」にフィーチャーした内容だよ。
それではスターート!
仮説立てスキルを習得するための情報はなかなか無い
以前紹介した電通のクリエイティブディレクター古川裕也さんの著書「すべての仕事はクリエイティブディレクションである」や、HI(NY)の「ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと」でも強く書かれている通り、クリエイターとして仕事をする以上「物事の仮説立て」という行為はとても重要な役割を果たすということは理解してもらってると思う。
けれどもいざ仮説立ててみようとしても案外上手くいかないもので、的を得て上手な人には何かしらセンスのようなものを感じてしまうのも事実。
だからと言ってノウハウを習得するために書籍を探してみても、仮説思考の書籍の多くは仮説思考のメリットは説くものの、肝心の「仮説思考のマスターの仕方」になると、
・「センスが必要」
・「経験の積み重ねが物を言う」
など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせているものが多い。苦笑
一方でこの本は「仮説思考に必要な推論の手順」を、豊富な事例とともに解説しているのでめちゃくちゃ参考になる。
一応日頃から「仮説立て」「仮説思考」は息を吸うように行い続けている僕が読んでも新たな学びが多い書籍だったので、自信を持っておすすめできる一冊だよ!
ここから先は、著者が自身のブログに載せていた紹介文を引用しながら解説させてもらうよ。
「仮説」がビジネスの成否を握っている!
あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。
なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。
本書は「仮説思考に必要な推論の手順」を、豊富な事例とともに解説している。よって、その手順通りに推論を重ねれば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。
「何かを考えなきゃいけないことは、わかってる。でも、何をどう考えていいかがわからない」
「分析せよ、と指示されたが、浅い分析しかできない」
「なかなか自分の提案が通らない」
こんな悩みを持っているクリエイターは是非読んでみて欲しい!
3つの基礎が最強の武器になる!
誰もが一度は聞いたことがある「帰納法」「演繹法」。
説明されれば、その基礎は容易に理解できるはずだ。
そしてこれらに「アブダクション」を加えた3つが、代表的な論理的推論法といわれる。
帰納法=複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す推論法
演繹法=前提となるルールに物事を当てはめて結論を出す推論法
アブダクション=「起こった現象」に対して「法則」を当てはめ、起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す推論法
これを単なる学術的な知識として論理学の世界に閉じ込めておくことはもったいない。
ビジネスの現場で意識的に使うことによって、確実に成果を変えてくれる生きた技法になるのだ。
本書を最後までお読みいただき、「帰納法」「演繹法」「アブダクション」を
日々の習慣にすることができれば、あなたは「推論力」という武器を手に入れ、
自分に自信を持ち、新たな可能性を切り拓いていくことができるようになるはずだ。
ちなみにこんな経歴を持つ本でした
この記事を書きながら本書のことを調べるうちに、こんな経歴があることがわかったよ。
「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネート
NewsPicks、NIKKEI STYLE、lifehacker、PRESIDENT Onlineなど多くのメディアで取り上げられた
中国でも出版
台湾でも出版
香港でも出版
5刷、23,000部突破
とりあえず良い本だということだと思う笑
騙されたと思って読んでみてもらえれば、きっと君のクリエイター人生の役に立つはず!
というわけで紹介ここまで!
ハッピーデザイニング!🦉
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