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新しいレンズを買ったのでレビューする&動物園に行った【SMC PENTAX-M 135mm F3.5】

・新しいオールドレンズを入手した


「scm PENTAX-M 135mm F3.5」
今から50年くらい前の1976年発売のレンズで、
値段は2000円で買った。めちゃんこ安いぜよ

これが初めての望遠域レンズになる


・なぜこのレンズを選んだのか

まず望遠域のレンズに憧れがあった。圧縮効果を使ったダイナミックな写真を撮ってみたかった。
あと、動物。
純正の望遠ズームだとXC50-230mmF4.5-6.7 OISが手ぶれ補正付きで中古で2万円ちょっきりくらいで、買える。
だが、バイトもしてない学生にはこれでもキツイ金額。
そこでもっと、安いレンズで求めたときに135mm(APS-Cで200mm相当)の単焦点オールドレンズでかなり価格を抑えられることに気づき、早速検索した。

意外と小ぶりで持ち出しやすそう

候補はマウントアダプタを持っているという理由からMinolta MC Tele ROKKOR-QD 135mm f3.5、レビューの多いSuperTakumar 135mm f2.5、発売年がこの中だと一番新しいSMC PENTAX-M 135mm F3.5だった
なるべく光学性能の高くて安いやつをと求めた結果がSMC PENTAX-M 135mm F3.5に決定。
ネットで検索してたら安めだったので速攻ポチった

KマウントからXマウントのアダプタが2600円

本体にはフードが内蔵されている。何気にありがたい
だが、フードの固定が弱めで上下に揺れるだけで少しだけ出たり引っ込んだりする(経年劣化によるもの?)

サイズ感は思ってたより小さい。自分のカメラに装着するとフロントヘビー感。これはこれでいい。

レンズのスペック

  • 135mm単焦点

  • F3.5

  • 最短撮影距離は1.5m

・作例

ボディ FUJIFILM X-A5
レンズ scm PENTAX-M 135mm F3.5(APS-Cなので200mm相当)

届いてすぐ散歩してしながら撮ったもの
夕暮れ

ルピナス

端に写ってる白いやつは、シャッター幕に穴が空いていた(今は治した)なので気にせずに

標識撮りがち

たしかこれはF11くらいに絞った。解像感もそれなりに

満月もこのくらいには映る



・動物は撮れるのか

ここからは基本的にフィルムシミュレーションのClassic Chromeの撮って出し&一部トーンカーブ調節だけ

設定は以下にあり

  • フィルムシュミレーション Classic Chrome

  • ダイナミックレンジ    200~400%

  • ノイズリダクション      -2

  • ハイライトトーン       -2

  • シャドウトーン        -2

  • カラー            -2

  • シャープネス         -2

撮影場所は旭山動物園。近かったので

子キングペンギン毛の生え変わり
アザラシの鼻

アザラシとか常に動いてる動物は難しかった

ワシカモメとアザラシを共生させているらしい
かわいい

去年の12月生まれたシロクマの赤ちゃん
お母さんと一緒にスヤスヤ眠ってた

開放F3.5ということで柵消しも余裕(この写真はF8くらいに絞ってる)

ライオンはずっと座ってたけれど、トラはウロウロしていて良いのが撮れなかったので没に

レッサーパンダのしっぽ。あざとかわいい
個人的に今回のベストショット
ヤギは白飛びしやすい
孔雀が羽を広げていた

キリンがめっちゃくちゃ近寄ってきてくれたけど、最短撮影距離が1.5mなので逆に撮れなかった


ダチョウの子供と親

・結論

開放でのパープルフリンジや滲みはオールドレンズっぽいな〜て思うけど、自分の使い方だと全然使える。むしろ自分はそこを求めてるまである
2000円はめちゃめちゃにコスパが良い
買ってかなり満足している。

おまけ

「ローズガーデンちっぷべつ」
額縁構図っぽいやつ
開放での滲み


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