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インドアな私のサーフィン日記(2024)

 こんばんは、Mizukiです。29歳の独身女編集者で、サーフィン歴4カ月です。日々のデスクワークと“うごかないライフスタイル”で肩を痛めて以来、アウトドア・アクティビティに目覚めました。

 去年から始めたサーフィン。七月になって一年ぶりに毎週やり始めたので、日記に記したいと思います。……ということで、毎週更新します。

サーフィン日記(2024)

6月30日 今年1回目

 最高だった。元々居た雑誌編集部の後輩=コムタンと2人で。よく晴れていて気持ちいい朝、おだやかな波。新しく見つけた教室へ行くと、設備がばっちりで嬉しかった。

 久しぶりなので「立てなくなってたらどうしよう」とか思ってたけどさすがに杞憂で、スポンジの大きなロングボードの上なら、何だってできるなと思う。

 そしてあまりの開放感につき、夕方からしこたま飲んで、夜に会った彼を多分困らせた。

指導内容:テイクオフまでのフォーム改善、後ろ足のかかとが浮かないように注意
コーチ評価:優秀(うれしかったな…)

7月6日 今年2回目

 先週レッスンの回数券を購入した私(ちょっと安くなる)。一人でもレッスンに行く。今日は昼の、水温少し高めの波。前回よりは荒れていて、大きな波もあった。ボードはスポンジのロングだけど、前回より薄くて短いやつ。

 今回は初めて、サイド(右側へ)の波にライドする練習。二回ほど立ちそびれたけど、体重が落ちてたので、前より動きやすかったな。

 レッスン後、年下の青年に誘われて、暇だったので周囲を散策。「29歳だよ」と言ったらびっくりしてた(毎回恒例)。イケメンでコーチへの返事が良いのが好印象で、話しやすかった。サーフィン友達が欲しいのかなと思っていたけれど、結局ご飯を奢られてからそっちだと気付く。夕暮れの中、申し訳なくなって、友達になれないかもって事実にも、ちょっと寂しくなった。

 コムタン、頼むから毎週一緒に来て。

指導内容:上半身と目線でボードの角度を変えるときに目線を正面にちらちらと戻す癖を治す
コーチ評価:速い波についていけるようにパドリングを強化してね

7月14日 今年3回目

 前回の彼の予定と時間をずらし、朝の回へ。また一人、風邪気味だったけど薬を飲んでから向かう。担当が中級者のコーチに変わっていた。長袖のウェットを着ていたので、やや低い水温でも安心。次は焼けないように手袋をしよう。

 おだやかな波で、途中小雨がたくさんの水玉を作る中、雲が周囲をぼやかして、ドリームコアな音と眺めに。感動して、雨が気持ち良くて、気付いたら一人泣いてた。このままずっと一人で感じていたいのと同時に、大切な人に冷凍して届けたくなるような時間。でも、届けられても、きっと扱いに困っちゃうんだろうな。

 今回はサイド(左側)へ向かう練習。右側よりも難しかったし一瞬ゆらっとするけれど、基本的にはできた。

指導内容:1の手をつく姿勢のタイミングさえ合えばいつ立ってもどうにかなる、パドリングは深くしずかに速く、後ろ足を浮かせると速くなる、もっと左に目線を送る
コーチ評価:パドリングも良い感じ、「身体がよくリラックスしているし、海と仲良くなってるのがよく分かる」

7月28日(日) 今年4回目

 二週間ぶり、今日はコムタンと一緒。
 なんか今日は少し心が置いてきぼりになった日で、海で洗い流そうとしたけど、正直海が汚かったり私もあまりやる気が湧かなくて……全体的に進歩がなかった気がする。海から戻ってシャワー浴びた瞬間に生理が来て、これが原因かと納得。

 海では、サイド(左側)へ向かう練習をしたけれど、だいぶ浅瀬のポイントで練習する感じで、沖までの距離も近いし、左側に行ってもすぐ降りなきゃでライド時間少ないのつまらなかったな。

 サーフィン後はカフェに入って、久しぶりにミニマルハウスのための16小節のループを作ったのは楽しかった。サーフィンからのDTMは最高。

指導内容:もっと膝を曲げて腰を捻らないと、すぐ左に行けない。
コーチ評価:
もっとかかと重心にして。

10月20日(日)  今年5回目

運動後にピザ

 いや、8月がとんでもなく忙しくて(苦笑)。9月は予約が取れず、なんと10月に。今年夏はあまり練習出来なかった……。駅から降りた瞬間に寒すぎて「本当に?」って思ったけど、入ってみたらまさかの外気温より水温が暖かい! いいね。

 ライドし始めたら、何と2カ月ぶりにして、ついに一人で波を見つけて乗るための「感覚を得た」感じがする。これ第一関門かもしれない。

 風が強かったのに、波があまり無くて、押してもらわないと乗れないかなって思ってたら、まさかの穏やかな波を自分で見つけてガンガン乗れた(歓喜)。ボードはスポンジ・ロングだけど、縦に中心がアーチ型で、足がちょっとでもズレると滑るっていう、スパルタにも耐えた。

 寒かったけれど楽しかったな、本当に。誰かが私のサーフィンへの熱を思い出させてくれた感じ。神さまかな(何の)、ありがとう◎

<<続く

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