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シロップをコゲつかせるのが怖いので作業の定量化始めました。
メープルシロップをウン10分から数時間も煮込んでいると、やはり油断してコゲつかせてしまうのがADHD疑いのあるおいらの苦労だったりします。
今日も新たに煮沸濃縮を始めたのですが、8リットルほど濃縮しきったところで樹液を足すのが遅れ、コゲつかせてしまいました。。。
で結果的に生まれたカラメル風味のメープルシロップが↑画像のソレ。
とてつもなく甘いのは変わらないんですが、苦さと酸っぱさ?が存在してるんですよね。ケーキにかけて美味い!と言えるものではないな〜と思い、メープルミルクにして飲んでみるとまぁなんと美味しい。
バニラアイスにかけても美味しいかも。
上品な味になります。笑
●カエデ樹液が出はじめる、雪解けが始まったほんとに初めの時期のカエデ樹液の糖度は約3%で全期間に比べて一番高いんですよね。
で、時期が進むにつれて徐々に糖度は下がりつつ、雪が溶けて地表が見え始める4月ごろには糖度は約1%にまで下がるんですよね。
しかもただ糖度が下がるだけではなく、含有ミネラル(カルシウムやマグネシウム、カリウムなど)の量が増していくんですよ。
天然水でいう硬水といった、雑味っぽさが甘さに代わって出てきます。
なので今時期のメープルシロップはスッキリとした甘いものが作れるのでムダにはできないんですよね。
メープルシロップの時期の変化はグレードなんかで表されたりしますよね。
ゴールデン→アンバー→ダーク… など
それはさておいて、結局樹液を煮詰めるのに毎年決まったステンレス鍋しか使わないんだし、決まった量しか鍋に入れないんだし、強火でしか煮ないんだし…作業法が同じってことで、コゲつき防止でタイマー管理することに!
何度も同じ失敗をするお猿さんではないのだよ!((笑
まぁいつも片手に握っているスマホというのを使えば早いんです。
タイマー機能使えば気付けます。
①いつもの分量鍋に入れてまずは強火で煮てみるじゃないですか。
マジで何分でイイ感じに蒸発してるのかわからないので、まずは15分間煮てみることに…
結果的に満足いくほど蒸発していてくれなかったんですよね。そんでもって5分さらに煮てみて20分としてみてみることに。
②さぁイイ感じに減ったかな!というところですがまぁ濃度が高くなったアツアツの樹液がすでに鍋の中にいるので①と同じ量は鍋に入れられません。
温度もある程度あるので、小鍋2杯分を入れて25分でみてみることに。
これだと今までのセットで50分煮沸したことになります。
で結果、なんか知らんがさらに多く余ってるやん!!
ということで、もう30分で考えようということでさらに10分伸ばして納得いく量まで減らしました。
③でいよいよ30分スパンで樹液を足してみることに。
多少の誤差はありましたが、5分程度で感触取り戻せたのでだいたい今使っている道具だと30分感覚で樹液を足していけば焦がすことなく煮沸濃縮できること学べました!
ということで、
今使っている鍋で樹液の継ぎ足し間隔は30min±5minという値に落ち着きました!
これならばだいたい1時間で2セット組めるので作業の見通しが考えやすくなりますね!
しばらく数日は30分1セットのタイマー設定これで試してみたいと思います!
では、今度は焦がさず2020年のゴールデン生産頑張っていきたいと思います!
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