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ラベンダー狂なのでラベンダードリンクを試す。

まさしくラベンダー狂なので。。。

案件じゃないですよ(笑)
案件だったら人気上位品種をレビューするハメになりますが、そんなのお構いなしで自分好みのラベンダー味2本エルダーフラワー味をチョイスしてます。

What do you know Koyoi??
見た目美しい化粧箱が二重箱でやってきた
封も何だかオサレで、『いい夢見ろよ』的なことが書いてあった
もれなくラベンダー味を2本注文。3本まんまでもよかったかもしれない。

このKoyoiというハーバルドリンクの存在は2年ほど前から知ってはいました。

もちろんラベンダーに関する検索に引っかかったためです。

けどまぁ生ラベンダー使ってラベンダーシロップとか自前で作れてたし、わざわざ他の北海道産ではないラベンダー商品を無理に買うのもなぁ〜と遠慮気味だったので、買って味わう機会が今日になりました。

待たせたゼ。。。


ご多聞に漏れず、ラベンダーだけじゃなく樹木からの収穫物、いわゆる林産物でもあるエルダーフラワーも気になっていたので、、、
3つの味をセレクトする中に1本エルダーフラワーの香りがテーマのボトルを加えました。
花まみれ〜〜〜(*'▽'*)

あ、このKoyoiの注文システムは3本セレクトの1購入となってます。
なのでだいたい¥5000くらいの、クラフトジンなどと同価のドリンクセットだと思っててください。お中元みたいなセット箱で届きます。


実際のところこんな色合い。思ったより色は濃い。バタフライピー着色(purple)だそう。
それぞれオススメの味わい方のテーマカードがついてくる。


●エルダーフラワーのモヒート

特に何にも割らずそのままロックで頂く

香りはマスカットジュース!香りだけでもサッパリ感が超伝わってくる。

肝心のお味はというと、マスカット炭酸飲料をベースにしたジンジャードリンク+やや苦みの付加!という感じ!!
ほんのりとミント由来の味を引き締めるハーブ的苦さもある。

あぁ〜おそらくこの苦みに似た味わい部分が、かのいうエルダーフラワーの香りなんだなぁ〜と即実感。
ジュピターでエルダーフラワーの紅茶を買ったことがあるんですが、遠からずも近すぎずの似た風味を味わった経験があります。

実はヨーロッパで幅広く親しまれるハーブのエルダーフラワー/セイヨウニワトコ(レンプクソウ科ニワトコ属)ですが、ここ日本の北海道・東北にもその近縁種であるエゾニワトコ(レンプクソウ科 ニワトコ属)が存在します。
こちらは実が熟すと赤くなります。セイヨウは黒くなるそう。
ヨーロッパの花食文化ほど激しい消費活動はなかなか聞きません。

エフゲニーマエダレポート

エルダーフラワーの風味って、ハーブハーブしてるというよりは野性味のある強い香りなんですよね。
正味、若干のハーブ的苦みを伴うので、同じ花系アロマの金木犀や桜の葉系とは違ってアジアンスパイス、漢方的なアロマだと思っています。

参考までに、アルコール度数は3度となっていました。(ほろよいと同じ??
アルコール感は感じられません。


調べによると・・・え、なに?マスカット果汁不使用?
じゃあこのマスカット香がようするにエルダーフラワーのアロマってワケ!?

(謎が謎を呼ぶ結果に・・・)


●ラベンダーのモヒート

どうやらラベンダーフレーバーはりんごジュースとの1:1カクテルがオススメなようだ
まずはしっかりとロックで味わう

味の直感、「桃の天然水」の桃フレーバーがキレーイにラベンダー香と置き換わったようなぐらい
1.軽やかで
2.優しくて
3.あっさりしたラベンダーの味わい!

って感じでした!

Koyoiのラベンダー味

口に含む直前からラベンダーの香りがしっかりと伝わってきます。おそらく本物のラベンダーを使用している感じ。どこで調達したんだろ〜

おいらはラベンダーオイルの生産をやっている身なのでケミカル的性質とともにラベンダーの香りを知っているのですが、ラベンダーのアロマはアルコールに似ててすぐに沸いて立つような、とても軽く繊細な香りの性質なんです。いわゆるトップノートと言われますね。

そして合成品には成せないその瞬発的なラベンダーの香りが、このKoyoiでしっかりダイレクトに味わえます。これはすごい。

しかし反面。

安物のスポーツドリンク並みに味の濃さ自体は薄い。
あくまで甘さ酸っぱさというより、まさしくハーブティのような軽さ。
クラフトコーラ的な味わいを期待しちゃってたんですが、そういうワケではなかったようです。

むしろ思ったより舌触りが軽いってことですね。

そしてレモン果汁を含んでるようなんですが、レモンレモンした酸性の刺激はほぼ感じません。
"味の引き締め程度"の役割なんでしょうか?
そのくらい酸味はありません。ここもおもしろい。
おそらくレモン果汁≒クエン酸を多く含みすぎると、紫色の着色がピンク・赤色へ傾きすぎるのを抑えるためでもあるのでしょう。。。

なのでラベンダーカクテルをロックでそのまま味わうには、やや物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。。。


ラベンダーの風味領域ってちょっと特殊なんですよ。

強い味わいを生み出せる香りというわけではなくて、香りを嗅ぐったすぐにふわっと香ってくるような、すぐ入ってきてすぐ消えてしまうような軽やかな香りなんですね。
とはいってもケミカル的に分解してみれば、C15分子のカリオフィレンとかが主体占めると、香りはより甘く濃く長続きする性質を帯びるんですけどね〜。


っという感じで!
唐突に低アルコールのラベンダーを使用したハーバルドリンクを味わってみた回でした〜〜〜


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エフゲニーマエダ(平成林業。)
若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。