樹液が出まくって貯留が追いつかないのでメープル作り始めます!
今日は日中雪の降りしきる1日でした。
なのでカエデ樹液がたくさん出るとされる日照は期待できず。。。
そして、ヤマモミジにも新たにタンクを付けに行く予定だったのですが、降雪なので樹液の出が悪いだろうと判断、今日は樹液の回収だけにしておきました。
連日メープル記事になってますが、連日新しいことをしているので発見の毎日です!!
まぁ #切らない林業 実践稿なので北海道の田舎の暮らしをお楽しみください(笑)
まず昨日!
いつも2ℓタンクをカエデの木に設置しているのですが、ここ連日タンクがひったひたの満杯になるカエデの木がいるんですね。(↓写真は去年のもの)
・樹液のロスが出るのがもったいない
・24時間で何ℓの樹液が出ているのか
が知りたいので、2ℓタンク→4ℓタンクと容量を増やしてみたんです。
そうするとまぁまぁ、、、なんと4ℓタンクも満杯だったのですよ!!
今日は曇りであまり樹液出てないはずなのに。
10ミリ奥行き2センチほどの穴から4ℓ/dayは確実に出てるんですよ。
4ℓタンクも満杯だったので、しかもそれ以上。
これには驚きましたね…
イタヤカエデよ、いったいどれだけの水分/樹液を根っこから引き上げているんだ…
なんだかんだでやや細いカエデの木なんかは樹液の出が渋ってました。
若くて元気なカエデの木ほど天候変化に敏感なのかもしれませんね!
さてとさてと。
というワケで樹液がたくさん採れてしまいました。
この3日間でなんと20リットル以上にもなっています。
(↑これが全部カエデの木から出てきた樹液です)
このままでは貯めておくにも限界がくるので、さっそく鍋で煮て濃縮していきます。
まぁこう熱効率を考えてそこの広いステンレス鍋に樹液を入れ、今の時期だと2,3%程度の糖度の樹液を60%以上に濃縮していきます。
で・・・
油断してコゲつかせると一気に色がついてしまいます(笑)
早速やっちまいました。8リットル分くらい煮詰めると、結構糖度が高いのでコゲつきやすいんですよね。
焦がさないように気をつけていても、自然とカエデの糖分の色も出てくるので、結局は薄黄色と色がついてきます。(↑これはやりすぎの例)
と、一日中このような形で作業を進めていきます。
さて30ℓ近くの樹液を全てメープルシロップにするといったいどれぐらいまでカサが減るのか、、、乞うご期待ください!!