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詩「 フェイス 」



かくれんぼが続く日々に

微妙なスパイスの正体

気づけなかった

燃え盛っているのは草原

みどりがゆれる

新しさだけではない

そんなことよりも

もっと革命に近い場所にある

ふれるだけで消えてしまいそうな

だけども確かに突き刺すような

記憶にも似たフェイス

瞳の裏側に

焼き付けてある

 

造形美だけが

とろけている






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