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11月15日
ふと、此処の存在を思い出して4ヶ月ぶりにこのプラットフォームでフリックが動いている。
12月のカレンダーに予定を書き込んでいるとき、
前回はいつだったかな?とカレンダーを遡ってみるが見つからない。写真もなかった。
そういや、あの時のことnoteに書いたな〜となって見にきたのである。
あれから一年半も経ったか〜〜〜早い。
今日は、noteに戻ってきた今日のことを書いてみる。
11月15日金曜日の朝、私は大幅に遅延している電車に揺られている。会社に遅れますとラインを送り、窓に目をやる。電車から見る新宿や渋谷の景色ももう見慣れてしまったな〜。
いつもの景色がサイレント映像として目に映り、イヤフォンから流れるBGMが加わると今日も1日が始まるのか〜とONモードに切り替えるのである。
最近、BGMとして聴いてるのはyonawoという4人組バンド。これがまた最高〜に耳が心地良い。福岡出身の彼らは、上京してから、通称yonawo houseという場所で同居しながら楽曲制作なりをしていたそうで、私が彼らを深く認識したのは、あるYouTubeチャンネル。私はよく、ルームツアーを見るのだが、たまたまyonawo houseの暮らしについて紹介している動画があって、そこで見た4人のセンスと空気感に、一瞬で虜になってしまった。もともと何曲か聴いていたが、やっぱり歌う人たちのひととなりを知ってるか知っていないかで全然聴こえ方が変わる。その人から滲み出るセンスというものに基準はないはずだけど、完全に私基準でセンスを感じるとグッと心持ってかれちゃうんだよな〜。そのバンドのボーカルの荒谷翔太は、時代が求めていた歌声と評されていて、朝に聴くと、コーヒーを片手にしているような気分になるし、夜に聴くとほろ酔いしている気分になるから不思議。でも、昨年その荒ちゃんがyonawoを脱退しちゃってるんだけどね。また戻って来れる感じで脱退したから再形成を祈りつつソロを応援することにした。
そして、この歌声は私の朝の通勤読書を有意義な時間にしてくれる。本を読んでいるときに音楽を流してしまうと、歌詞と文章がごっちゃになるので基本カフェミュージックを流すのだが、荒ちゃんの声は心地良すぎて本の内容もスッ〜と入ってくる。気づいたらほぼyonawoの話になってしまう。走り書きアセアセ
そんな今朝は、yonawoを流しながらエッセイを手にしている。「もう一杯だけ飲んで帰ろう」という題なのだが、お酒好きである夫婦が実際に、東京で訪れた酒場を紹介しながら、その酒場と出会うまでのストーリー、呑みながら感じたこと、話したこと、店員さんの雰囲気まで細かく紹介されている。
なんだか呑み会を無駄にしない大人ってかっこいいな〜。料理なのか、対話なのかどっちでもいいのだけど、一回一回の呑み会に収穫があるということ。私があんまり呑み会が好きじゃないのは、多分雑にアルコールを入れて適当にその時間を過ごすことに費用対効果を感じられないからだと思う。とくに大人数や会社の呑み会がどうも苦手。わたしは本音を話せない時間が何より苦痛なのだ。この夫婦が語る酒場への思いはなんだか尋常じゃない。メニューへの拘りは勿論、どこか気が抜けていて締まりすぎていない絶妙なバランスというものを感じるのに長けている気がする。
こんな本を読んでいると、今日は金曜日だし仕事終わりに一軒行っちゃうか〜という気分になる。気づいたら電車が遅延して遅刻していることを忘れるくらいウキウキしていた。足早に改札を出てスキップ気味に会社へと向かった。
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19時、少し残業して退勤した。この日仕事を終えて向かった先は、酒場、ではなく喫茶店だった。今日は静かに夜を過ごしたいという気分だった。自分に正直な自分もアリか。喫茶店のメニューでモカ・マタリというコーヒー豆が存在することを知った。なんか聞き覚えあるなと思ったら、私の好きなラッパー歌詞で出てくるのである。
ラッパーの語彙力は凄いなと思った。
よろしければ、聴いてください。
静かな夜に酔いしれて、22時に店を出た。
良い金曜日だったな。
P.S.久しぶりに食べたミルクレープに感動した。ケーキ屋でアルバイトしてた高校生の頃、よく食べていたことを思い出した。バイトでお世話になった方々元気だといいな。
そんな日でした(雑終)