2024年遊んだゲーム黙示録
去年くらいから #doしましょう というタグを用いてtwitterにゲームの感想を投稿しています。
ハードコアゲーマーとして次々にゲームを遊んでいくスタイルを取っている以上、数カ月後にゲームの感想を改めて投稿しよう、というのがめんどくさいので適当にtwitterに置いとっか!というのが投稿し始めた本音です。
一応建前の話をしておくと、ゲームをクリアした直後の初期衝動というものが自分の中で真に伝えたいものが多く、それが時間によって失われてしまうことが少しもったいない気がしたので、書かないよりはtwitterに投稿しよう、という思いがございます。
まあ結果的にTLを汚したくないのに(未明/Empty Classroom)状態になってしまっている気がして運用を見直したほうが……という気はするのですが、それらは来年に持っていきます。このセンテンスは単にめちゃくちゃEmpty Classroomの話をしたくて書いただけなのであまり真に受けないように。
というわけでtwitterに投稿しているdoをまとめ、印象に残っている今年のゲームと今年じゃないゲームをまとめ、年を忘れるこのタイミングで改めてちょっとした感想を載せていきます。ギタドラのスキル制みたいなものだしクリスマスキャロルでもあります(精一杯捻り出した教養)
過去のゲーム
ファイナルファンタジーXVI
新年一発目で冬休みのうちにやっつけたゲーム。マジで一日の睡眠時間が4時間くらいだったような気がする。
発売日に買ってはいました。
2023年にもなって装備の値が攻撃力と防御力だけという硬派さや形骸化したスキルツリー、属性の概念が撤廃と物凄くシンプルなアクションRPGなんだけど、シンプルすぎてちょっと厳しかったというのが本音。FFは遊びの幅が多いゲームというのが好きだったんだけど……。
アクション部分は爽快で良かった……と言いたいところだったけど、わざわざアクションフォーカスで遊んだのに回避ボタン連打で全部解決されてしまうアクションRPGはちょっと問題だと思うぜ。
お話は個人的にそんな嫌いではなかった。エンディングにふざけられたせいでめちゃくちゃ好感度は上がったが感動は薄れた気がする。
とはいえクライヴは途中から個性が埋もれてしまったように思うし、ジルも同じくキャラがあんまよくわかんなかったしだったので、テイルズオブジアビスのルークはようやってたんだなという気付きは得られた。
そうでなくても復讐劇、政争、ファンタジーとどんどん主題が変わっていくのがあんま好みではなかった感ある。まあ復讐劇で話を引っ張れるほどではなかったのかもしれんが、クライヴが情勢を大きく引っ掻き回すみたいな展開の方が好みではありそうだった。
FF14もそうだけどどうにも吉田Pとはウマが合わないらしいので今後とも距離感を図っていきたいと存じ上げます。
In Stars And Time
タイムリープギミックをかなり上手く使ったな~という感心があったツクール製RPG。時間を何度も繰り返す、というギミックをメタ的にもちゃんと活かしてきて凄かった。
端的に言うと既読スキップを「聞き流す」コマンドという形で行えるんだけど、何度も聞いた話をすっ飛ばすためにプレイヤーもシフランも話を「聞き流す」という行動でリンクする。んで劇中でそうした態度を咎められたり、心配されたり、そうした仲間たちの変化が疎ましくなったりする瞬間におれと主人公が同一化していき……というプロトコルがちゃんとあるのが良い。シュタインズゲートはこれに辿り着くまでに結構な時間を要するけど、このゲームはせいぜい10時間あればちゃんとシフランと自分がリンクするので上手だと思う。
とはいえ上記のことは「繰り返される時間がかったるい」という前提の元に起こるので、ゲーム自体がそれほど面白くはないというのが一応ある。通常のRPGっぽくはあるが、じゃんけんを土台にしたコマンドRPGシステムはそれほど洗練されているようには思わなかった。
というケチくらいしか付けられないほどには名作だと思うので一度は遊んでみてくれ。個人的にはOneShotの次くらいには唸った。
For the GHOSTs
年一で名作メタフィクションを遊ぶことが義務付けられているので遊びました。とはいえメタギミック自体はそれほど強調されなかったわけだが。
基本的には「虚構」に関するややこしい話を延々延々と繰り返すだけのゲームなので、ややこしい話が好きじゃないなら無理だと思う。おれはややこしい話がだ~~~~~いすきなので幾らでも読めます。
読ませるテキストをちゃんと読ませるというのはやはり素晴らしい技術ということで、文字書きの趣味を有する身としてはちゃんと見習わないといけないなあと噛み締めるばかりです。
Neon White
シングルFPSあんま遊ばなくなったな~と思って去年の記事見直したけどMetal:Hellsingerをやってた。年一くらいでちょっとしたシングルFPSを遊んでいるらしいので継続していきたいね。
ハイスピードFPSというよりはソースエンジンゲームのRTAをなんちゃってで体験出来る、の方が正しいのかもしれない。昔のFPSにはありがちな挙動に馴染めないとちょっと戸惑うところは多い(ロケットランチャーで空に飛び上がるとか)エイム力もキャラコンもそれなりに必要なゲームなのも若干初心者には優しくないかもね。
つってもメチャ面白だったしこれ系のゲームにしてはお話が結構厚めなのもグッド。あと今年遊んだゲームで一番音楽が良かった。キックがそんな強くないクラブミュージックが好きなだけかもしれないけど。
モンスターを倒して強い剣や鎧を手にしなさい。死んでも諦めずに強くなりなさい。勇者隊が魔王を倒すその日を信じています。
通称モン勇。100円で買ったので強くは言えない……と言いたいところだが、消費者としてデカい顔をする権利はありそうなのでフルプライスで買うことは全く勧められないということにしていきます。
ゲームの根幹は黄泉華なので最低限の面白さは担保されてるが、レベル制限周りのシステムやダンジョンの甘さとか、その辺のオリジナル要素がかなり足を引っ張ってたな……という印象。ハクスラDRPGとしてはちょっと厳しかった。
デモンゲイズ2がめちゃ滑ったことを思い出して情けなくはなったが、あれと違って単にシステムがイケてないだけなので来年以降の新作に反省が活かされることを祈るよ。
AI: ソムニウム ファイル
なんだかんだゲーム納めにしたのはこいつ。極限脱出にハマったのは2年前でその時に買ったはいいけどなぜか積んじまった。
おれたち打越鋼太郎さんには一生叶いません!をスローガンにしてるので当然これにも負け。少なくともシナリオだけで言えば完全敗北。
とはいえ刻のジレンマもそうだったようにゲーム部分は……。単にADVとして作るじゃ新作としてはアレなのかもしれないが、でも捜査パートは総当たり前提でソムニウムパートはセーブロード繰り返すだけならあんまりADVと変わんなくね?wとは思った。
そうは言っても激面白ゲームには変わらないんでSFミステリー好きならマストでプレイしておくべきだと思うし、時代にそぐわない下ネタがぶっこまれると真顔になるという体験をしておいたほうが人生が良くなる。
Diablo4
なんだかんだ今年も遊んだ。シーズン4でかなりゲームが良くなり、シーズン6のスピリットボーンが凄すぎて更にブリザードの事が大好きになった。かなり初期デモハン。
LastEpochとかもちょろちょろ遊びはしたもののやはり魂のゲームはディアブロらしいことがわかり、あらゆる出来の悪い部分を愛せるようになった。暗黒の要塞は流石にどうかなと未だに思うけども。
PoE2出たし2025年はボダラン4も発売予定の中、スピリットボーンがナーフされるのが楽しみすぎる!で注目を集めようとしてる謎のゲーム、まだ楽しんでいくぜ。
Path of Exile2
スパークストームウィーバーでAct2の終わり際くらいまで。2025年の初頭くらいに新PC買おうと思ってたのにこいつが1070tiでやたら動かないせいで結局2024年末に買わされる羽目になった。
しかしWindowsの最新バージョンだとやたらフリーズするという事象が起きており、買った時のPCでは出荷時状態でそれなのでなかなか捗らず、はよ対応してくれや……と願うばかり。
個人的にもボスが倒せない!→レベル上げする、よりも倒せるようになるまでトライアンドエラーする、の方がビデオゲームとして正しい振る舞いだと思うので、PoE2によってそういう考え方が少しずつ社会にコミットしつつあるということが確認できたのが嬉しかった。それはそれとしてGGGはフロムソフトウェアの影響受けすぎやね。
フリーズ現象に対応してくれたらアホみたいに遊ぶと思うのでGGG及びマイクロソフト、頼む。
モンスターハンターライズ サンブレイク
Switch版もアホほど遊んだけどゲーパスでも遊び直し。それほどやり込む気はなかったのに気がつけば怪異シャガルは300になったし、狂化2の護石は引かなかった。
Switch版がよく出来ていたと感心すると同時にやはり60fpsのモンハンじゃないとストレスが溜まるようになってしまう身体になったと実感した。多分この体験がなかったらPCの買い替えをせずにPS5でモンハンワイルズを購入していた恐れがある。
ひとしきり武器使ったけどやっぱサンブレイクはスラアクが一番お手軽強武器だと認めざるを得ないし、狂化構成作れたら双剣だけで全部解決してしまうなあというところはある。それでも武器のバランスは多分歴代モンハンの中では一番マシな訳だが。
とはいえ蟲受け身や入れ替え技のギミックはどの武器も楽しく、それらのないワイルズをどれほど受け入れられるのかが若干不安であるわけですな。
ストリートファイター6
総計600時間遊んだらしく、発売から一年半でストVやGGSTのプレイ時間を超した。なんだかんだ面白くはあるらしい。
豪鬼ベガテリーと色々キャラが追加されたりキャラ調整が入ってJPが……だったということもあり、今年はかなりキャラ難民で終えたという印象。今はルークで落ち着いてはいます。
舞も触りはするけど多分好みではなさそうなので身の振り方を常に伺う生き方をせざるを得なく、参っております。
デバイスについても色々悩んだ年ではあったが、現在はfk2でレバーレスに落ち着いてしまっており、PWSのレバーを購入する予定をやや先送りにしてしまっている。
そのfk2についてもラピッドトリガーがなんだかなあ……で切ってしまっており、そこまでいくならPWSのminiをいっそ買っちゃうか?で悩むことに。悩んでばかりのゲームだ。
とはいえまだまだやれることは多いし、やること自体は楽しい。今年はキャラ絞ってMR1800に立つということを目標にして頑張っていきたいと思います。
今年のゲーム
#未解決事件は終わらせないといけないから
過去作「Replica」を偶然にも遊んでいた縁で発売日に買った。
それほど題材に惹かれたわけではなかったが、プレイし始めて10分くらいでデスクから離れる気が毛頭無くなった、くらいの没頭をしてしまったように思う。
インタビュー見たらTweetdeckのインターフェースを参考にした、と言っていてかなり唸ったし、OldTweetdeckや課金をせずにTweetdeckが使える日がまた来ればいいなあ……と説に願う羽目になった。
GRANBLUE FANTASY: Relink
体験版のインプレッションが悪くなかったので発売日付近に購入。
書いてあるとおりグラン・ジータが結構面白くなくてキャラ変えてみたらまあまあ面白くなって続行できた。
doしましょうタグの運用で見直したことが結構あるんだけどその一つが「自分の中でクリアし終えてから感想を書こう」というものがあり、そのキッカケがこれ。
クリア後コンテンツがPSP時代の狩りゲーみたいなコンテンツをひたすらやらされる割にはあんまりビルドが進んでる感覚が無い、みたいな状態がずっと続いてしんどくなってしまい、結果的に厳しかったゲームに名を連ねることになったので、ここで感想を終えてしまったのがやや不誠実だったように感じる。
とはいえプレイヤーからはやり込み要素含めて概ね好評だったようなので、多分バイブスが合わなかっただけなんだろうな~と今は思ってる。
が、「お話が面白かった」みたいな感想を見たときには流石に世の中いろんな人がいるんだな……と思わず口に出しちゃった。
ところでこれと一緒に呪術廻戦のゲームを買ったんだけど、そっちの方がよほど厳しい出来だったのでリリンクの感想が甘めだったという背景がございます。
クロノアーク
折角だから今年のゲームに入れたけど、アーリー始まって結構早い段階で購入してまあまあ遊んでた。
カードゲームオタク向けStSということでやり込み要素が半端なかったし、構成が決まってからの再現性は高いけどそれまではややランダム要素に左右される、くらいのバランスが好み。StSはちょっとランダム要素強すぎるよね、と思う瞬間がたまにあるので。
お話は実はアーリーの時は一切興味なかったんだけど、改めて向き合い直してみたら結構面白かった。運命編っつって吹け上がってた時は相当冷笑しまくってたんだけど、今思えば遊んどきゃ良かったな。
DLCが2つ出てほぼ開発終了ということになってしまって寂しいけど、新作も無事作り始めてるみたいなので楽しみにしておきます。
Stellar Blade
今思えば普通にエロSEKIROだったし、後半からはずっと桜竜みたいなボス戦続いて微妙だったな……というゲーム。エロ姉ちゃんとチャンバラしてた頃はかなり面白かったんだけどね。
アップデートが継続的に入って今はかなり遊びやすくなっているというタレコミがあったので興味あったら遊んでみてほしいが、それはそれとしてソウルライク期待してたらうーんという出来ではある。この辺はLies of Pが凄すぎてやっぱ超えらんないね。
とはいえエロ姉ちゃんを着せ替えできるソウルライクという時点で買わない選択肢が無いのが辛いところだね。来年はAI LIMIT 無限機兵が発売されるみたいだけど、デモの感触が良かったので当然やります。
ELDEN RING Shadow of the Erdtree
さっすっがに面白かった。ラスボスはアップデートで無事緩和されたんだけど、これ系のゲームで攻撃の発生を遅くする弱体化は始めて見たレベルなのでそれも鉄拳っぽくて相当ウケた。
フィールド広くてダンジョンもボスもいっぱいあって4400円は相当妥当すぎて震えたんだけど、とはいえこれよりも新作を作って欲しいな……は終わった後にちょっとだけ思った。幸いナイトレインはほぼエルデンリングとは関係ないっぽいから安心したけど。
AC6がそうだったように普通にフロムソフトウェアとしての新作をコンスタントに作ってほしい気持ちがあるし、それはそれとしてダークソウルをめちゃくちゃ焼き回してくれ!!!と歪んだ願望もあるので、どのみちおれたちはフロムソフトウェアの掌の上で踊るしかない。やっていきましょう。
ファイナルファンタジーVII リバース
面白かった瞬間も多ければ面白くない瞬間も多かった、そんな感想が全てな気がする。
ゴールドソーサー一つ取ってもマジでどこまで作り込んでるんだこれ……となる街並み、細かな表情や効果音のちょっとした機微まで調整してるであろうカットシーンなど、一昔前は「ムービーゲー」と揶揄されてた要素ではあるものの、最新ゲーム機の技術を活用しようと思えば当然そこよね、という部分は一切妥協してないし、そういう意味では本作はFF7のリメイクという意義を完全に達成しているとは思う。
ただ、パーティーメンバーをコロコロ変えさせるのでマテリアの付け替えが何度も発生したり、そもそもクラウド以外のキャラがあんま操作してても面白くない問題もあり、というかFF7リメイクから続くATB周りのシステム自体がちょっと……とかは考えさせられた。
ジャストガード強く推奨ゲーミングにしてデスペナルティを極力排除する姿勢は正しい方向性だと思ってるんだけど、だったらマテリアでわざわざジャストガード強化とか作らないで欲しかった。絶対必須枠でマテリア一つ埋めさせるの狡すぎるぜ。
まああと本格的にFF7どころかスピンオフ辺りも知ってないとついていけなくね……?とはすげえ感じた。この辺はFF7本家やったことないけどリメイクだけは追ってるという人の感想あれば是非見てみたいな。
それはそれとしてケットシー単体で進ませるダンジョンだけはこちらを楽しませようとする意志が全く見えなかったのでやはり全体の印象は悪いです。
ペルソナ3 リロード
本編自体は激面白ゲーム、しかしDLCっつーかフェスは……というゲーム。まあしかしあんま色褪せない名作ではあった。
おれの世代の御多分に漏れず、大体この作品からアトラスにのめり込んだので思い入れが強い。というかおれの場合ペルソナ無かったら多分格ゲーにもそれほどのめり込まなかったと思うので余計にね。
とはいえここで話したいのはどちらかといえばエピソードアイギスの方。色々言われてたフェスを概ねそのままぶち込んでしまった謎の采配が光っちまった。
おれはフェスは当時そんな嫌いではなかったと記憶してんだけど、いざ本編からほぼノンストップでエピソードアイギスやったらちょっと引いちゃった。これよりも当時は台詞回しがエグかったと思うと……?
現実問題として「お話の大筋を変更する」とか「せめてメティスにはみんなで優しくしてあげる」とか色々あったと思うのにまあまあそのまま作っちゃったのには理由があるんだろうけども。
とはいえゲーム性もつまんなくしたままにする理由は流石になかったと思うのでここはクソだと言わせてくれ。タルタロスですらまあまあうんざりするゲームだったのにさあ。
Dungeon Antiqua
FF1のガワでwiz1させられる感じのゲーム。
アイテムの種類が100無いくらいだったのでなんとか現実復帰できたけど、これ1000種類くらいあったら即死してた可能性あります。
バランスがあまり良くないとかそもそもクリアまであっさりすぎるとか色々言いたいことはあるんだが、それはそれとして追加ダンジョンが来た場合再び狂う用意は出来てます。任せてください。
あと追加職業とクソでかいスキルツリーもお願いしたいがwiz1リスペクトである以上望めないよな……。
ゼルダの伝説 知恵のかりもの
久々の激面白ゼルダ。BotW路線のゲームを10年スパンくらいで出すよりも見下ろしゼルダを2年スパンで焼き直して作ってくれという気持ちが強くなった(TotKは流石にだったし……)
UIがアレすぎたりカラクリ空気だったり言いたいことは多かったしなんならリンクモードいるか?って感じだったんだけど、言うても全年齢向けのゲームだし子どもがゴリ押せるための措置なんだろうなということで納得はした。良くない大人もゴリ押しでギミック無視するために使います。
次は尺稼ぎサブクエの代わりに骨のあるダンジョンをもう100個くらい追加した新作で頼むわ。
魔導物語 フィアと不思議な学校
旧作は完全に未プレイ。
プレイ初日に再現性ある手順でのフリーズを引き当ててかなり盛り上がったのがピークだった感ある。
ゲーム自体はコンパイルハートとしてはマシだがかなり冷える出来で、お話もキャラもハードル下がった上で良かった、という感じ。どのみち碌でもないゲームであることを知った上で遊ばないと無理だとは思う。
FF7リメイクの超劣化版みたいなシステムはとてつもなく破綻してるんだが、これコマンドRPGで全然良いと思ってるんだけどやたらアクションRPGとか変わったシステムにトライするのは何なんだろうな~。
ネプテューヌもどんどんシステムがヘンテコになって遊びづらくなったんだけどどういうフィードバックしてんのか若干気になりはするね。
ASTROBOT
ゲームアワードで選ばれた由緒正しいらしいゲーム。どうでもいいけど12月の頭くらいにGOTY決めるのは12月発売のゲームに対して不誠実でクソくだらんと思う。
まあそれはそれとして激面白ゲームとして知恵のかりものと双璧を為しました。嵩増しサブクエない分こっちのほうがちょっとだけ好感を持てた気はする。
案外ソニーゲーってそんな遊んでねえんだな……と思う時が結構あったりもしたが、サルゲッチュ大好きだったノスタルジーを突いてくるのは卑怯。
あとアンチャはともかくゴッドオブウォーは一作くらい遊んどいたほうが良さそうかもしれんな……という感じは。
とりあえずPS5でこれ系のアクションゲームを後100作ほど出すのがソニーの義務なのではよ作ってくれ。特にラチェクラとデイズ。
最良のゲーム
SANABI
FF16のクリア後に翻訳が多少マシになったらしいと情報を得て一気に遊び散らかしたゲーム。実は11月のちょっと凪の時期に一度だけやり直している。
今年ベストっつーか普通にゲーム史に残してもいいゲームだと思う。奈須きのこが褒めてたって情報でまんまと遊んだおれはミーハー気質だなあと自戒はするが、しかしミーハー気質じゃなかったら逆張りで遊ばなかった可能性があるので……。
マジでこれアクションだけでも全然ベストゲーム入りあったと思うんだけど、そのアクションにケチつけちゃえるくらいにはシナリオがとにかく素晴らしい。
お話としては洋画のパターンっぽくはあるのでやや既視感あるSFハードボイルドではあるんだけど、そうでないのはゲームの進行と連動する脚本。クソ面白いアクションとクソ面白いストーリーがちゃんとシナジーを為していて、学生の集まりが始めて作ったものがこれってのが信じられん。
メタ的なギミックを一切使っていないにも関わらず、ゲームでしか実現できない作劇をちゃんと成立させているのは巧みとしか言い様がない。
何はともあれ未プレイの皆さんはSANABIを遊ぶべきだし、最後までやり遂げることが重要であると刻み込んでください。
九日ナインソール
また横スクロールアクションだ!でもクソ面白かったので仕方ないね。
SANABIと同じく激面白アクションに激面白ストーリーを乗っけたド名作。アクションの比率が高くてストーリーの外連味が多いくらいの比率だとは思う。
最早ここまでのクオリティのゲームを出しといてインディーゲームヅラするのはちょっと難しくねえか?とまで思うくらいの作り込み。
オリエンタルSFはここ数年で中国SFとかが大流行した影響でゲームでもかなり見るようになったけど、ナインソールは道教という部分にフォーカスを当ててオリジナリティを見出している。
実在の宗教を下敷きにしたSFを更にかき回して作られたこれはまさしく道教パンク、しかし乗っかっているお話がブラザーフッドというか親子の物語というか。口当たりの割に後味が良いのはまさしく人と人との物語だったからだと思うぜ。
アクションの部分はSEKIROの影響を受けてること丸わかりのバランスだったので難易度はさもありなんだがイージーモードが搭載されてはいて、多分難易度を下げてもなお面白さの根本は揺るがないと思われる。
のでこれ系のゲームダメなんすよ〜とかヘラヘラしてる暇があれば遊びなさい。オリエンタルSFの進歩についていくぞ!
来年のゲーム
とりあえずスト6、dia4、PoE2は継続で遊ぶということが前提で、楽しみにしてるゲームが幾つか。
レビュー内でも触れたボーダーランズ4がまず最初に。ボダラン3は色々込みで最終的には好きじゃない、くらいのゲームに落ち着いたのだけどどうなるかな。
ボダラン2については、トーチライト2やタイタンクエストに並ぶくらいにはハクスラジャンルのマスターピースだと個人的には思っているのでどうにも見捨て難いシリーズではあるので、それ以上の作品が出てくることへの期待は未だにある。
それはそれとしてグリムドーンのDLCも出ており、まだ日本語化されてないくらいの頃にしか遊んでいないので既存のDLCも含めて一気に遊んでおきたい、という気はある。が、資産集めは今からやるのは果てしなくだるい。
当然ながらエルデンリングナイトレインも気になりはするし、AI LIMITのソウルライクも続いてくれるらしい。
また、Lies of Pの新作だかDLCだかもそろそろ情報が出る頃じゃないかなという読みもあります。というか2024年ずっと黙っちゃったままだったな。
そしてこのためにPCを買い替えたと言っても過言ではないだろう、モンハンワイルズもございます。体験版はマジで気に食わなかったんだが、言うても製品版までにはちゃんとチューニング合わせつつ文句言いつつで最後まで付き合ってやるつもりではいます。
あとNIVALISやエンダーマグノリア、デスストランディング2と、やや気になる作品も出てくるので2025年も楽しくゲームと向き合っていけそうです。
来年はぼちぼちボカロ活動も再開したい気持ちもあり〜ので、それはそれとして自認ハードコアゲーマーというアイデンティティは捨てないくらいでやっていきますのでよろしくお願いいたします。やっていきましょう。