写真家 岡田将 × サーキュラーエコノミープロジェクト ZACO Project®️が、「価値」のゆらぎをテーマにした『漂流価値』展を開催。展示アーティストによるトークイベントも実施。
こんにちは。
株式会社SIGNING広報チームです。
株式会社SIGNING(サイニング、本社:東京都港区、代表取締役社長:牧 貴洋、以下SIGNING)企画・プロデュースによるソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」では、Signature Exhibition vol.5として、写真家 岡田将とサーキュラーエコノミープロジェクト ZACO Project®️がコラボした『漂流価値 Something that drifts between the valuable and the valueless.』展を、2024年8月20日(火)〜9月22日(日)に開催いたします。
また、展示期間中にはアーティストによるトークイベントも実施いたします。
■『漂流価値 Something that drifts between the valuable and the valueless.』展について
写真家 岡田将氏とサーキュラーエコノミープロジェクト ZACO Project®️がコラボレーションした本展示「漂流価値」は、そのタイトルの通り、「価値」のゆらぎをテーマにした企画展です。それぞれ「海洋プラスチック」と「未利用魚」をテーマに、鑑賞者に自身の中の「対象に感じる価値」がゆらゆらと揺れ動く体験を提供します。人がなにかに価値を感じるという事象に、ビジュアル、情報、体感というアプローチで働きかける意欲的な展示となっています。
■ZACO Project®️からのメッセージ
ZACO Project®️は、2021年から全国各地のさまざまな未利用魚を題材に、サーキュラーエコノミーなビジネスを漁業関係者の皆さんとともに実現すべく、活動を続けるプロジェクトです。今回は、東京湾で食害を引き起こしてしまうということで駆除されたまま使い道がなく放置されてしまっている未利用魚「クロダイ」をテーマにみなさんに新しい食体験を提供するべく、「黒ZACOYAKI」という新メニューをご用意しております。ぜひ会場でお召し上がりください。
岡田さんとは一度お打ち合わせをさせていただいたときから、アーティストとビジネスプロジェクトというポジション的にはかなり縁遠い存在でありながら、目指しているものの方向感の近さに驚くとともに大変共感させていただき、今回このような形でコラボレーションさせていただくことを大変光栄に思っております。
未利用魚と海洋プラスチック。どちらも人間が原因となっている海のイシューです。それらの解決が進まないのは、多くの人にとって有害であっても価値がないから。もしそこに価値が見いだせたら、その解決に向けて一歩が踏み出せるはず。今回の展示を通じて、みなさまの価値が良い方向に大きく揺らいでくれることを願っています。
■アーティストプロフィール
岡田 将(Susumu Okada)
1984年生まれ2005年日本写真芸術専門学校研究科を修了後、フリーランスの写真家として活動。2018年、キヤノン写真新世紀にて、サンフランシスコ近代美術館写真部門の名誉キュレーター、サンドラ・フィリップスの選出で優秀賞を受賞。環境問題に興味を抱き、直径1ミリ程度のマイクロプラスチックを撮影した「Microplastics」シリーズの制作をはじめる。主な個展に2012年「白い痕跡」(Nikonサロン)、2016年「砂の顔」(Nikonサロン)、2019年「Neo Atlas」(GalleryYukihira)、2023年「Microplastics」(GalleryYukihira)など。主なグループ展に、2019年showcase #8“共振体 – Resonators”curated by minoru shimizu(eN arts)、2022年第3回プリピクテ ジャパンアワード「Fire & Water」(東京都写真美術館)など多数。
■イベント情報
開催期間中、下記イベントを実施予定です。
・オープニングレセプション
日時:2024年8月20日(火)18:00〜20:00
参加費無料、事前登録不要、レセプション価格でのドリンク提供
・展示アーティストによるトークイベント
※オンライン配信はございません。
■ 岡田将×清水佑介
日時:2024年8月29日(木)18:00〜20:00(17:30開場、18:00開始)
参加費無料、現地でのワンドリンク制(事前申し込み必要)
アーティストの岡田将と、ZACO Project®️の清水佑介が今回の展示テーマである『漂流価値』について、それぞれの活動の中で感じている価値のゆらぎや、展示にこめた想い、メッセージなどについて、ディスカッションを行います。
■ 岡田将×磯部洋明
日時:2024年9月4日(水)18:00〜20:00(17:30開場、18:00開始)
参加費無料、現地でのワンドリンク制(事前申し込み必要)
宇宙物理学を研究している京都市立芸術大学准教授の磯部洋明さんを迎え、岡田将の作品をプラネタリーな視座からアプローチし、価値の循環についてともに考えます。
▼上記イベントへの参加申し込みはこちらよりお願いいたします。
https://forms.gle/SjY7BH9QpB7ENuQ89
▼イベント会場のSIGNALについてはこちら
皆様のご参加をお待ちしております。