記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

Amazon プライムで無料鑑賞!おすすめ映画紹介 『ロケットマン』


画像2​『ロケットマン』(原題:Rocketman)

2019年のイギリス・アメリカ合衆国の伝記ミュージカル映画。
イギリスのミュージシャン・エルトン・ジョンの半生を描く。
第77回ゴールデングローブ賞において
ミュージカル・コメディ部門の作品賞と主演男優賞(タロン・エジャトン)、主題歌賞の3部門にノミネートされ、
主演男優賞と主題歌賞を受賞している。
第25回放送映画批評家協会賞において
衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘア賞、歌曲賞の3部門にノミネートされ、
歌曲賞を受賞している。
第73回英国アカデミー賞において
主演男優賞(タロン・エジャトン)と英国作品賞、音響賞(英語版)、メイクアップ&ヘア賞(英語版)の4部門にノミネートされている。
第92回アカデミー賞では歌曲賞を受賞。

Wikipediaより


久々にグッとくる映画でした。

テーマは『愛』

親子、友情、恋人など
身の回りの人々との愛とは、
本当に大事な人は誰か、について
深く考えさせられる映画でした。


また、劇中のエルトン・ジョンの曲が改めて名曲

私はエルトン・ジョンの曲はほぼ知らなかったのですが
心揺さぶられる曲がいくつもありました。


エルトン・ジョンの半生を知った上で歌を聞くと
曲の印象も変わると思います。


エルトン・ジョンのファンの方はもちろん、
知らない方にもおすすめしたい作品です。

『ロケットマン』の紹介と
劇中曲のエルトン・ジョンの名曲2つを
和訳も交えて紹介します。

※ネタバレ含みますので、映画の内容知らずに鑑賞したい方はご覧にならないでください。


キャスト

* エルトン・ジョン(タロン・エガートン)
* バーニー(ジェイミー・ベル ) ⇨ エルトンの音楽パートナー。作詞家。
* ジョン・リード(リチャード・マッデン)  ⇨ エルトンのマネージャー。
* アイヴィ(ジェマ・ジョーンズ) ⇨ エルトンの祖母。
* シーラ(ブライス・ダラス・ハワード) ⇨ エルトンの母。
* ディック(スティーヴン・グレアム) ⇨ 音楽プロデューサー。
* スタンリー(スティーヴン・マッキントッシュ) ⇨ エルトンの父。
* ダグ(テイト・ドノヴァン) ⇨ トルバドゥール(劇場)のオーナー。ディックの旧友。
* レイ(チャーリー・ロウ) ⇨ 若手音楽プロデューサー。ディックの部下。
* フレッド(トム・ベネット)  ⇨シーラの愛人で2番目の夫

あらすじ

少年レジーは1950年代のイギリスで成長し、愛情に欠ける母シーラと、より愛情深い祖母アイヴィによって育てられる。
レジーは音楽に興味を持ち、父スタンリーのために演奏することを願うが、父は息子にも彼の才能にも関心がない。
レジーはピアノのレッスンをはじめ才能を開花、王立音楽院へ進学する。
しかしシーラの不倫の後、スタンリーは家族の元を去る。
青年へと成長したレジーは、ますます音楽に関心を持ち、バンドのバックバンドに雇われ生活していく。曲づくりを勧められたレジーはエルトン・ジョンと改名し、作曲を始める。
エルトンはディックのレコード会社に入り、レイのマネージメントの下で成功をつかもうとする。レイはエルトンを作詞家バーニーに紹介し、すぐに意気投合、曲作りに取り組む。
エルトンとバーニーはエルトンの実家へ引っ越し、作曲を続け「ユア・ソング 」を生む。
ディックは彼らのために、ロサンゼルスのトルバドゥールでのコンサートを手配する。エルトンは初舞台の前に緊張するが、観客は彼の演奏に熱狂する。
エルトンは成功に歓喜するが、バーニーが女性と一緒に過ごすためパーティを抜け出すと、複雑な気分になる。
そんなエルトンにジョン・リードが接近し、彼らはベッドを共にする。
リードの影響により、エルトンは放蕩生活へ落ちていくスパイラルに入るが、同時に彼のキャリアは新たな高みに上り、1970年代に最も成功したアーティストの一人となる。
エルトンのマネージャーになった後、リードによる干渉は増長し、明らかな濫用となる。リードはエルトンにゲイであることを両親に明かすよう主張し、エルトンは父スタンリーに連絡を取る。
父は新しい家庭を持つが、それでもエルトンに全く興味を示さない。
取り乱したエルトンは母に電話し、ゲイであることを告げる。
彼女はすでにわかっていたと知らせるが、エルトンに、「あなたは永遠に愛されることはない」と告げる。
エルトンは、リードが他の男性と浮気していることを知り、関係を断つが、マネージャーを続けることは許す。パーティの間、彼は薬物とアルコールを過剰に摂取し、自宅のプールに飛び込んで自殺を図る。彼は病院に急送されるが、その後ドジャー・スタジアムのステージで演奏をやり抜く。
エルトンは親しい女友達レネーテとつかの間の結婚をするが、彼の同性愛のため関係は終わる。
バーニーから、今の生活をやめて田舎に帰り、最初の頃のようにやり直さないかと提案されるが、エルトンは拒絶し喧嘩別れする。
処方薬とアルコールへの依存は、エルトンに心臓発作という結果をもたらす。
エルトンはリハビリテーションのため入院し、両親やリードの手助けがもう不要であることに気づく。
エルトンは新しい歌詞を届けに来たバーニーと再び友情を温める。
アルコールや薬物なしでは演奏や作曲ができないのではないかとエルトンは心配するが、「アイム・スティル・スタンディング」を書き、成功したキャリアに戻る。
エピローグでは、エルトンは28年以上禁酒していること、しかしまだ買い物依存症であること、バーニーと親友のままであり、結婚し二人の子供を持ち愛されていることが述べられる。

Wikipediaより引用


感想

小さい頃から、両親に愛情を注がれなかったことによって
愛とは何か、を必死に探し続けるヒューマンドラマであり、

エルトンという世界トップシンガーの光と影、

歌とステージに込めた想い、

これらが重なって、一つの素晴らしい映画になっています。


映画のシーンとしては、

母→ 「あなたは永遠に愛されることはない」という言葉
父→ 再婚し、新しい息子2人に対し自分には向けられなかった愛を注いでいる。

というところが本当に苦しい気持ちになりました。


また、レネーテとの結婚→離婚シーンがあっという間で驚き。
自分の本当の気持ち(同性が好き)に争って
結果的にうまくいかなかったことを表しているようで印象的でした。


自分にとって本当に大事な人は誰か。

産んだことを後悔する母親、
ハグしてくれない父親、
富を目的に裏切るジョン・リード、
そばにいないバーニー、

愛されないと感じるたびに
自分が嫌いになっていく。

しかし、ラストシーンで自分で子供の頃の自分をハグする
 →自分を愛す。
と、気持ちの変化があり、
再起していきます。

リハビリ施設に面会に来たバーニーが
音楽の楽しさを思い出させようと
そばにいるのでなく、昔と同じく詞を渡すシーンもグッと来ました。


劇中歌の紹介(歌詞・和訳)

わたしが特に心を揺さぶられた

『ユア・ソング』

『アイム・スティル・スタンディング』

の歌詞の和訳を紹介します。


『ユア・ソング』はなんとなーく聞いたことあったのですが
歌詞をしっかり理解すると、
なんて素晴らしいラブソングなんだろう・・・と感動しました。


『ユア・ソング(僕の歌は君の歌)』

It's a little bit funny
ちょっとおかしいよね
This feeling inside
この気持ち
I'm not one of those who can easily hide
僕は簡単に隠せない人間なんだ。
I don't have much money, but boy if I did
お金持ちじゃないけど、もしそうだったら
I'd buy a big house where we both could live
君と一緒に住める大きな家を買いたいな

If I was a sculptor, but then again, no
もし僕が彫刻家だったら…いや、それはないか
Or a man who makes potions in a traveling show
もし、さすらいの薬売りだったら。
I know it's not much, but it's the best I can do
十分じゃないのは分かってる、でもこれが僕の精一杯。
My gift is my song, and this one's for you
君へのプレゼントは僕の歌、そしてこれは君への歌。

And you can tell everybody
みんなに言ってもいいよ
This is your song
これは君の歌だって。
It may be quite simple, but now that it's done
とてもシンプルかもしれないけど、今完成したんだ。

I hope you don't mind
嫌じゃないといいのだけど
I hope you don't mind that I put down in the words
僕が紡いだ言葉が嫌じゃないといいのだけど。
How wonderful life is while you're in the world
君がこの世界にいるという人生はなんて素晴らしいんだろう。

I sat on the roof and kicked off the moss
屋根に座って、苔を蹴っていた。
Well a few of the verses, well they've got me quite cross
いくつかの詩が気に食わなかったけど
But the sun's been quite kind while I wrote this song
この歌を書いている間、太陽はとても優しく照らしてくれた。
It's for people like you that keep it turned on
照らし続けてくれる君のような人のための歌なんだ。

So excuse me forgetting but these things I do
忘れちゃってごめん、でも僕のことだから
You see I've forgotten, if they're green or they're blue
わかるよね、緑色なのか青色なのか忘れちゃったけど
Anyway the thing is, what I really mean
とにかく、僕が言いたかったことは
Yours are the sweetest eyes I've ever seen
君の瞳は今まで見た中で一番美しいということなんだ。

And you can tell everybody
そしてみんなに言ってもいいよ
This is your song
これは君の歌だって。
It may be quite simple, but now that it's done
とてもシンプルだけど、今完成したから。

I hope you don't mind
嫌じゃないといいのだけど
I hope you don't mind that I put down in the words
僕が紡いだ言葉が嫌じゃないといいのだけど。
How wonderful life is while you're in the world
君がこの世界にいるという人生はなんて素晴らしいんだろう。

I hope you don't mind
嫌じゃないといいのだけど
I hope you don't mind that I put down in the words
僕が紡いだ言葉が嫌じゃないといいのだけど。
How wonderful life is while you're in the world
君がこの世界にいるという人生はなんて素晴らしいんだろう。

https://music.amazon.co.jp/albums/B075V56XH3?marketplaceId=A1VC38T7YXB528&musicTerritory=JP&trackAsin=B075V4VXVG


『アイム・スティル・スタンディング』

この曲はどっかで聞いたことあるぞ
と思っていたら、『SING』でゴリラのジョニーが歌っていた歌!

エルトン・ジョンの曲とは知らなかったけれど
『SING』で一番好きなシーンで、泣きました。


You could never know what it’s like
君はわからなかっただろ。
Your blood, like winter, freezes just like ice
君の血は、真冬の氷みたいに凍って
And there’s a cold, lonely light that shines from you
とても冷たく、孤独な光を放っている。
You’ll wind up like the wreck you hide behind that mask you use
君は、仮面に隠してきた残骸で終わるんだろうな。

And did you think this fool could never win?
こんな愚か者が勝つなんて思わなかっただろ?
Well look at me, I’m a-coming back again
見てみろよ、僕はまた戻って来た。
I got a taste of love in a simple way
シンプルな方法で、愛の悦びも知った。
And if you need to know while I’m still standing
君が知りたがっても、僕は立っている。
You just fade away
そして君は消えていくだけ。

Don’t you know I’m still standing better than I ever did?
僕は今まで以上にしっかり立っているってわからないだろ?
Looking like a true survivor, feeling like a little kid
真の生存者みたいな姿で、ちっちゃな子供のような心で
And I’m still standing after all this time
色々あったけど、僕はまだ立っている。
Picking up the pieces of my life without you on my mind
君を頭から追い払って、人生の欠片を拾い集めているんだ。
I’m still standing (yeah, yeah, yeah)
僕はまだ立っている。

Once, I never coulda hoped to win
かつては勝つことを望んでなかった。
You starting down the road, leaving me again
君はまた僕を置き去りにして、さっさと行ってしまう。
The threats you made were meant to cut me down
君の脅威は僕の心をズタズタにした。
And if our love was just a circus, you’d be a clown by now
僕らの恋がサーカスだったなら、君はさしずめピエロってところさ。

You know I’m still standing better than I ever did
僕は今まで以上にしっかり立っているだろ。
Looking like a true survivor, feeling like a little kid
真の生存者みたいな姿で、ちっちゃな子供のような心で
And I’m still standing after all this time
色々あったけど、僕はまだ立っている。
Picking up the pieces of my life without you on my mind
君を頭から追い払って、人生の欠片を拾い集めているんだ。
I’m still standing (yeah, yeah, yeah)
僕はまだ立っている。

YYou know I’m still standing better than I ever did
僕は今まで以上にしっかり立っているだろ。
Looking like a true survivor, feeling like a little kid
真の生存者みたいな姿で、ちっちゃな子供のような心で
And I’m still standing after all this time
色々あったけど、僕はまだ立っている。
Picking up the pieces of my life without you on my mind
君を頭から追い払って、人生の欠片を拾い集めているんだ。
I’m still standing (yeah, yeah, yeah)
僕はまだ立っている。
I’m still standing (yeah, yeah, yeah)
僕はまだ立っている。

https://music.amazon.co.jp/albums/B075V56XH3?marketplaceId=A1VC38T7YXB528&musicTerritory=JP&trackAsin=B075V5LFDT


リンク



最後までお読みいただきありがとうございます!

素敵な映画・言葉・音楽に出会えますように。





この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは創作活動に役立たせていただきます。