![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84006326/rectangle_large_type_2_d7d3cc7e2cb52a4317681538cedce6bb.jpeg?width=1200)
♨︎法事で石川 - 山中温泉から山代温泉 -
少し前の土日、義母の三回忌で石川県へ。
妻の実家は、28年前に金沢市内から今の地に引っ越しました。
宅地を購入し設計事務所に依頼した建物で、その土地に詳しい設計士の細かい配慮に、常に感心しています(大阪で同様の仕事をしていた私の独り言)。
画像は極暑ではなく雪の積もる冬、玄関側からアプローチを見たところです。
風除室を取らず、奥行きのある玄関ポーチにして雪対策をしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1659656334070-WCn6uGMxHK.jpg?width=1200)
義父母は、亡くなる前年まで週に何度もゴルフへ行く方でしたので、庭にはグリーンとバンカーまで作っていました。今は、芝だけとなっています。
私も何度かバンカーやアプローチの練習をしましたが、奥に見える他人の家にボールを当てるのが怖くて練習になりませんでした。要は下手なのですが。
![](https://assets.st-note.com/img/1659660081925-Cm6NcPztxA.jpg?width=1200)
私も今年からやめていたゴルフを15年ぶりに再開、妻も昨年から30年ぶり?にゴルフを始めました。若い頃は妻も両親と何度かコースを回っていたのですが、私も妻もゴルフを続け、義父母と一緒にコースを回っておけば良かったと今になって思います。
3人の子育てに私の政治への挑戦と、妻もゴルフどころではなかったのですが、義父母にとって娘(私の妻)とコースに出るのは、きっと楽しかったと思うのです。
山中温泉
妻の実家には義父母が亡くなってからも年に幾度となく泊まっていますので、今回は山中温泉に一泊しました。
メンバーになっているクラブ施設のホテルが山中温泉にもあるので、ここには3回目となります。
また、この施設ですと、受付時に従業員とやりとりする以外、他人と接触する事がなく安心なのもあります。
山中温泉街は山に囲まれた街であり、また至近の自然豊かな山、谷、川など山間部の田舎の情緒も味わえる。温泉街は大聖寺川の渓谷沿いなどに旅館が立ち並ぶ。
文字通り「山の中」にあり、一帯は鶴仙渓という景勝地である。街のシンボルであるこおろぎ橋や草月流家元がデザインしたユニークな形のあやとりはしがあり、日帰り入浴施設もある。山中漆器の産地でもあり、土産物屋が多い。
※ 以下、山中温泉の画像は、店内以外全て早朝のランニング時に撮影したので観光客は映っていません。
![](https://assets.st-note.com/img/1659575849647-kv3A5M9nvb.jpg?width=1200)
こおろぎ橋
山中温泉のシンボル的存在であり、1978年に同名のテレビドラマが樋口可南子主演で放映された。大聖寺川はこの橋から下流へ約1km余りの黒谷橋にかけて鶴仙渓(かくせんけい)と呼ばれる渓谷を作り景勝地として知られる。
観光としては、この場所になります。
川沿いは、見出し画像で分かるように一面紅葉です。
![](https://assets.st-note.com/img/1659576187655-GeqKncqkY3.jpg?width=1200)
冬はこおろぎ橋の全貌がわかります。
でも、紅葉の季節は綺麗なんだろうなぁ。。。未だ見たことはありませんが。
![](https://assets.st-note.com/img/1659579433207-6JU0LeLBbQ.jpg?width=1200)
山中片岡鶴太郎工藝館
山中温泉のメインストリートである「ゆげ街道」に、山中片岡鶴太郎工藝館があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1659576409073-GW8cH9ACxr.jpg?width=1200)
この建物は、平成11年に文化庁の保存建造物に登録されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1659576476934-VmZWJ7Aaa2.jpg?width=1200)
ショップの撮影はしていませんが、カフェのみ撮影しました。
奥に映る龍も鶴太郎さんの作品です。
![](https://assets.st-note.com/img/1659576593015-S1DufqiDwu.jpg?width=1200)
ショップでは、山中漆器の茶碗を購入しました。
店舗の詳細は、以下の公式ホームページで。
共同浴場
外湯は男湯と女湯は建物が別で、広場に面しています。
ここは前回泊まった時に入りましたが、いいお湯でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1659576857751-5fglFML39P.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1659576880300-3BMRDaPmdm.jpg?width=1200)
手前に男湯の影が写っています
山代温泉
山中温泉から大阪へ帰る途中、ふらっと山代温泉へ。
北陸3県で最大級の温泉街のひとつである。石川県においては、山代・山中・片山津という順序で温泉地が呼ばれるように、その順序で大きさを表すものといえる。
感染が急激に広がっているのが理由だと思いますが、温泉街の規模は山中温泉よりよっぽど大きいのに観光客をほとんど見かけず、ひっそりとした感じでした。
歓楽温泉としての知名度は高く、近畿地方では男性が「山代に行く」といえば大抵、女遊びに行くことを暗喩するといわれるほど、戦後は歓楽温泉として著しい発展を遂げた。
歓楽温泉として発展したことが、新しいニーズに対応しきれていないのかも知れません。
共同浴場
外湯は2カ所あり、画像の古総湯は明治の総湯を復元した風情のある建物でした。また、外観だけでなくシャワーもカランもなく浸かって楽しむだけとなっています。
もう1カ所の総湯も古総湯の向かいにあり、そこはシャワーもカランもあり身体を洗うことが出来ます。
詳細は、以下のサイトへ。
できれば古総湯にゆっくり浸かりたかったのですが、体温と同じ外気温では、車に乗り込むまでに汗が吹き出すのでやめました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659577422763-m7VlJFMimt.jpg?width=1200)
しかし、猛暑とはいえ、休日なのに誰ひとり歩いていません。
平安時代末期には現在、温泉地内に薬師如来が祀られている薬王院温泉寺の基礎を築いたと言われる明覚上人により七堂伽藍が建立され、町は大いに賑わったとされる。
戦国時代には明智光秀が訪れたともいわれる。
明治時代には多くの文化人に愛され、芸術家の北大路魯山人、詩人の与謝野晶子がその代表格である。
温泉街には星野リゾートの温泉旅館もありましたので、温泉街として何かを期待出来そうな予感の中、帰阪しました。
この旅も、移動は全て車。
他人との接触がほぼ無かった二日間でした。
<了>