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ステディ
ふと思い出したのだけれど中学生の頃、彼氏彼女とかそれに準ずるステディな関係の男女が腕時計を取り替えっこしてつけていたことを思い出した
昭和の頃、『丘の家のミッキー』みたいな恋愛観というか貞操観念が当たり前だった時代、それはとても刺激的なことだった
当時はもちろんまだ“スクールカースト”なんて言葉はなかったけれど、そういう空気感はちゃんとあって、そんなことができるのは上位の下か中位の上くらいまでだったけど
一度だけ「俺にもワンチャンあるんじゃね?」って機会があったのだけれど、それは自分が好きだった女の子の親友で、今思えばその「好きだった女の子」と自分がうまくいく可能性は限りなくゼロに近いと言うか、ほぼ完全にゼロだったので、そっちの子がカマかけて来たのに乗っかればよかっと思うのだけれど、当時はローティーン特有の潔癖さと思い込みでもって、その唯一の機会を棒に振ってしまった
もちろん結果論だし、どっちみち自分の勘違いだっただけかもしれない
で、今思うことは、今どきの中学生もやっぱり似たようなことをして「ドキドキ」とか「ムズキュン」とかしているのかな? ということ
昔に比べて“やることやっちゃう”の敷居はずいぶん低くなったからねぇ