Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~ 力強く始まった11人のLiella!
2023/8/19より、全国3か所を駆け抜けたライブツアー。
ラブライブ!スーパースター!! Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~
私は各都市1公演ずつ、配信で参加しました。
春までに3rdツアーを終え、夏を前に2023年のLiellaが本格始動。
新メンバーの発表と、新たにユニット活動を開始することが発表されました。
ライブの感想と共に、大きな変化があった2023年のLiella!についても語ってみたいと思います。
新メンバーが仲間入り
昨年、アニメ3期の制作が発表されました。
1期生は3年生に、2期生は2年生に進級し、新入生が入ることになります。
そして6月に、昨年からアナウンスされていた一般公募によるオーディションに合格した新メンバーが発表になりました。
3期生は2名。
ウィーン・マルガレーテ役の結那さん。
鬼塚冬鞠(とまり)役の坂倉花(さくら)さん。
結那さんは3rdライブ全公演に帯同し、ウィーン・マルガレーテとして2曲を披露。ファンには既にお馴染みでしょう。
ルックス、歌、ダンス共に圧倒的でした。
アニメ2期のラスト、結ヶ丘の制服を着たマルガレーテの姿が示唆した通り、3期生としてLiella!の仲間入りとなりました。
鬼塚冬鞠ちゃんは唯一の新キャラクター。
「鬼塚」姓にある通り、鬼塚夏美ちゃんの妹です。
常に冷静沈着で、物事をデータやエビデンスを元に分析し、より効率の良いやり方で行動する。
夏美ちゃんの事を「姉者」と呼んで慕っていますが、性格はハイテンションな夏美ちゃんとは真逆のようです。
どんな理由で、どのようにLiella!に加入するのか?
アニメ3期の見どころのひとつとなりそうです。
坂倉花さんは、一般公募オーディションの合格者。
元々Liella!のファンで、3rdライブも会場で参加していたのだとか。
観客席でファンとして見つめていたメンバーの中に、半年後自分が仲間入りするなんて、絵に描いたようなシンデレラストーリー。
見た目は大人しそうな感じですが、特技の「キックボクシング」というのが気になる…。
恐らくフィットネス目的なのでしょうが、もし試合経験アリだったら…。
あのふんわりした印象の彼女が、グローブをはめた途端に表情が一変、多彩なコンビネーションで相手を翻弄する「別の顔」があるのかも…。
まぁ妄想はともかく、熾烈なオーディションを勝ち抜いてきたのですから、かなりのポテンシャルを兼ね備えているはずです。
Liella!にも遂にユニットが誕生
3期生の発表に合わせて、ユニット活動が開始されることが発表されました。
発表されたのは3組。
先にメンバーの組み合わせが発表され、ラブライブ!の伝統に則り、ユニット名は一般公募と投票で決まりました。
まず、赤が基調の3人組「CatChu!(キャッチュ)」。
澁谷かのん(伊達さゆりさん)
平安奈すみれ(ペイトン尚美さん)
米女メイ(藪島朱音さん)」
続いて、クールな印象の3人組「KAREIDOSCORE(カレイドスコア)」
唐可可(Liyuuさん)
葉月恋(青山なぎささん)
ウィーン・マルガレーテ(結那さん)
最後に、シリーズユニット最多人数となった「5yncri5e(シンクライズ)」。
嵐千紗都(岬なこさん)
桜小路きな子(鈴原希実さん)
若菜四季(大熊和奏さん)
鬼塚夏美(絵森彩さん)
鬼塚冬鞠(坂倉花さん)
全ての学年が揃い、11人となったLiella!。
そして、3つのユニットに分かれて、活動もいよいよ本格化します。
3期生のデビューとユニット初お披露目は、どちらも4thライブになりました。
いきなり大きな会場でのライブ。
果たしてどのようなステージを見せてくれるのでしょう?
11人のLiella!華々しくデビュー!
3都市を回るツアーは、それぞれのユニットの名が冠された公演名になっています。
千葉公演は「KALEIDOSCORE edition」
愛知公演は「CatChu! edition」
東京公演は「5yncri5e! edition」
会場ごとに演出が変わるようなので、全ての公演を見ないとその全容は分かりません。
全ての会場を回るのはハードルが高いですが、全公演で生配信がありますし、今回から映画館で観賞できるライブビューイングが復活。
家で見てもよし、スマホで見るもよし、そして声を出して応援しながら見映画館で楽しむという選択肢もあります。
もちろん、全会場に足を運んだ人もいるでしょう。
私はすべて配信でしたが、千葉公演は都合であまり見られず、愛知公演は家でゆっくり楽しみました。
東京公演は通勤途中で観たり、車の中で音だけ楽しむということも。
コロナ前までは会場か映画館でしか見られなかったライブですが、今やいろんな楽しみ方ができますし、何度も楽しむことができます。
さて、ライブの振り返りは3公演ミックスで語っていきたいと思います。
オープニング映像。
夜空にメンバーカラーの流れ星が流れ、9本のラインにまとまります。
そして、後を追うようにエレガントパープルとスモーキーブルーの流れ星が輝く。
3期生、ウィーン・マルガレーテと、鬼塚冬鞠。
いよいよ、11人となったLiella!の初舞台が始まります。
オープニングはもちろん、Jump Into the New World。
ライブ直前に発表になった、ミニアルバムのタイトル曲。
3期生二人が加わってすぐとは思えないほど洗練されたフォーメーションダンス!
クールなサウンドにダイナミックな動きあり、バレエのステップありでダイナミックなステージ!
衣装も11人統一。
ライトブルーの襟がついたワンピース風の衣装に黒のベルトとタイ。
ふわっとしたショートのスカートに、ロングの巻きスカートが追加されていて、躍動感のある動きに美しく翻ります。
続くスター宣言!も11人で。
元々9人曲ですが、違和感ないリアレンジ。
とにかくひとつひとつの動きが大きく、見応えのあるパフォーマンスを魅せてくれます。
2期生4人だけでパフォーマンスするキュートなシャッフル、Blooming Dance!Dance!。
3rdライブでツアーを経験した2期生ですが、4人だけのステージは初めて。
先輩たちに引けを取らないダイナミックでキュートなパフォーマンス!
そこに1期生が加わって、キラー☆キューンとMIRACLE NEW STORY。
初披露の新曲2曲も完璧なフォーメーションダンス!
3rdツアーを経て、さらに成長した姿を見せてくれた華やかなステージでした。
個性と演出が光ったソロパフォーマンス
2ndアルバム「Second Sparkle」に収録された、2期生を含む全員のソロ楽曲も、4thライブで初披露となりました。
Aqours同様、メンバーを2日に分けての披露となりましたが、全都市共に出演順は同じでした。
そのため、千葉、東京公演はDay2、愛知公演はDay1を見て全員分フォローしました。
出演順に振り返っていきます。
ソロ曲のトップバッターは、なんと新メンバーになったマルガレーテ。
結那(結那さん)が再び漆黒の衣装に身を包み、Butterfly Wingを披露。
これには驚きでしたが、2日間でちょうど5人ずつ分かれたことになります。
嬉しいサプライズ!
3rdライブでは現地で堪能しましたが、会場の空気感を一変させるパフォーマンスはやはり素晴らしい。
スマートなシルエット、長い手足を大きく、ゆっくりと伸ばす振りは美しいの一言です。
続いて、イエローと黒のチェックのジャケット、ふわっとしたスカートにキュートなベレー帽で現れたのんちゃん(鈴原さん)!
レザーのリュックもかわいい。
2期生ソロの1番手はきな子ちゃんのビギナーズRock!!
とにかくかわいさ全開!
エアギターの振りも動きのひとつひとつもきな子ちゃんっぽさがよく出ています。
初めてのソロパフォーマンスでしたが、歌も最後までしっかり歌えているし、パフォーマンスも完璧!
千葉公演初日のMCで、パフォーマンスに納得がいかずに涙したそうですが、いったいどこに納得がいかなかったのかわからないほど完成度の高いパフォーマンスでした。
そして、金色の刺繍が光るダークなドレスに身を包んだなぎちゃん(青山さん)が登場。
クールでお洒落なロックビート、ミッドナイトラプソディ。
恋ちゃんの大人っぽいイメージとは裏腹に、覚えてしまった誘惑に対峙するキュートな歌詞の難しい曲に合わせて、軽快なステップで踊る。
曲のイメージを損なわないクールなパフォーマンスの中に、キュートな笑顔を浮かべるなぎちゃんがステキでした。
続いて、スカイブルーのキュートなワンピース姿のりーちゃん(Liyuuさん)が登場。
ポップなミドルバラード、星屑クルージング。
かわいいピンク色のくまのぬいぐるみを抱っこしながら、メロディアスな歌をトロッコの上のりーちゃんが歌い上げます。
歌声も透明感があって心地いい。
最後にステージ上にくまさんを座らせる演出が。
うまく座らなくて倒れてしまいましたが…これは何を意味するのか?
すると次の曲のイントロが流れ、ライトグリーンの綺麗なドレス姿のペイちゃん(ペイトン尚美さん)が静かに姿を現す。
ストリングスが美しく響くバラード、Starry Prayer。
ステージ上段で表情豊かにバラードを歌い上げる。
可可ちゃんもすみれちゃんも、昨年のソロ曲と比べるとすこし大人っぽいサウンドで、会場中が穏やかな空気に包まれます。
最後にりーちゃんが残したくまさんを抱きかかえる。
可可ちゃんからのメッセージを、すみれちゃんが受け取る演出。
アニメ2期9話を彷彿とさせる、二人の深い絆を象徴するようなステージでした。
Day1はここまで。
ここからはDay2のラインナップです。
Day2のトップバッターは、淡いピンクのワンショルダーワンピに黒のワンポイント、ヘッドピースがかわいいえもりん(絵森さん)が登場!
キュートなアイドルソング、Eyeをちょうだい。
長身でスマートなえもりんがキュートに魅せる!
ダンスの振りも大きくて、オーディエンスの煽りもバッチリ!
それにしても、とにかく衣装が似合う!
初めてのソロステージでしたが、堂々とこなす姿が頼もしい。
続いてクールでアップテンポなピアノのフレーズが流れ、そこへ深紅の衣装を纏ったやぶちゃん(籔島さん)の姿。
会場中が紅く染まる、茜心。
「揺らぐわ」のようなマイナーでクールな曲調から一変。
クールさを残しながらも、メジャーキーで明るい曲。
ステージ上部でずっとパフォーマンスする藪ちゃんの表情がずっと笑顔だったのが印象的でした。
曲が終わると、上手のビジョンには藪ちゃん、そして下手には熊ちゃんが映し出されます。
すると、センターステージの四方が光の柱に包まれた!
漆黒の衣装にシルバーのアクセサリーが光る熊ちゃん(大熊さん)が登場!
ハードなビートのR&Bナンバー、ガラスボールリジェクション。
とにかく、歌もダンスもハイレベル。
ハードなダンスで魅せるパートも、繊細な気持ちを歌うパートも完璧なパフォーマンス。
グループ内でのパフォーマンスも際立っていましたが、驚くべき才能の持ち主が遂にソロでヴェールを脱いだ!
曲が終わると、レースのふわっとした衣装で、トロッコに乗って登場したなこちゃん(岬さん)。
静かに歌い上げるバラード、君を想う花になる。
トロッコは静かに進み、センターステージへ。
幼馴染のかのんちゃんを想った歌。
大きな振りでパフォーマンスを続けると、そこにはさゆりん(伊達さん)が。
ステージを大きく使って移動しながら歌うと、背中合わせにさゆりんも対角線上に歩みを進める。
そして最後はステージの中央で背中合わせに立つ。
なこちゃんが振り向き、さゆりんの背中を押す。
するとギターのアルペジオが鳴り、さゆりんが歌いだす。
サビが印象的なバラード、Free Flight。
楽譜があしらわれたロングドレス。
ずっとセンターステージの中央で、オーディエンスに想いを伝えるように歌い上げます。
最後は花道を進み、ステージの中央へ。
ビジョンには大きな青空。
特徴的で難しい歌を歌い切ったさゆりんの表情は、本当に晴れやかでした。
それぞれのカラーが色濃く現れたユニットのステージ
続いて、今回初披露となる各ユニットのステージが始まります。
各公演とも、タイトルに冠されたユニットがパフォーマンスをする新しい試み。
どのユニットも初舞台とは思えないほどの完成度で、素晴らしいパフォーマンスでした。
KAREIDOSCORE
ブルーを基調としたワンピース衣装に黒のワンポイント。
センターステージに立つ3人。
ミディアムテンポで歌い上げるお洒落なバラード、ベロア。
KAREIDOSCOREの3人は圧倒的な歌唱力が魅力。
雰囲気もクールで、3人とも容姿端麗。
激しいダンスとは裏腹に、ハンドマイクで静かに歌い上げます。
3人はセンターステージからメインステージへ。
スタンドマイクで並んで歌うミディアムバラード、不可視なブルー。
実は3ユニットの中でKAREIDOSCOREが一番楽しみでしたが、期待通りのクールで洗練されたステージでした。
最後はステージ上にチェアが用意され、あと1曲歌うとのアナウンス。
始まった曲は、なんとWhat a wonderful dream!
3人のためのリアレンジされたバージョン。
アップテンポでポップな曲が、エレガントなバラードに生まれ変わった!
歌唱力抜群の3人による、圧倒的なステージでした。
なぎちゃん、りーちゃんの1期生二人の中に唯一、3期生の結那さんが入ることでどんなグループになるのかが楽しみなユニット。
後に配信された生放送で「3人でアイデアを出し合いながらライブを作る作業は、なんだか学生時代を思い出した」という結那さんのコメントが印象的でした。
Catchu!
かわいい名前とは裏腹に、漆黒の衣装に赤いレザーのワンポイントの3人。
曲もダークで、スパニッシュ風のアコギと裏のハードなギターが映える、影遊び。
センターは藪ちゃん。スタンドマイクで3人並んでのパフォーマンス。
3rdの時も思ったのですが、藪ちゃんはハードでクールな曲が映える!
さらにハードで攻めたサウンド、オルタネイトでは3人揃ってセンターステージで渾身のパフォーマンス。
こちらもギターがフィーチャーされた強いビートの曲。
3人の声が綺麗にシンクロするのが美しい。
まさかハードなサウンドを歌い上げるユニットだとは思いませんでした。
そしてなんと、Catchu!もWhat a Wonderful Dreamを披露!
こちらはロック色が強いアレンジ!
ダンスも激しく、原曲のイメージを覆す大胆なアレンジでしたが、しっかり3人で歌い上げてくれました。
Catchu!の3人は相性も良く、他のユニットに比べてパッション溢れる激しいパフォーマンスが象徴的だと感じました。
一見可愛らしいルックスですが、ステージ上では気持ちの入った激しいパフォーマンス。
仲良しな3人が今後どんな曲に挑戦してくれるのか、楽しみです。
5yncri5e
お揃いのチェック柄に、各々のメンバーカラーのラインが光る。
シリーズ初となる5人組のユニット。
序盤から5人の激しいフォーメーションダンス。
A Little Loveは「魅せる」ダンスナンバー。
ダンスが得意な、なこちゃんや熊ちゃんだけでなく、5人とも完璧なダンスパフォーマンス。
もちろん、デビュー間もないさくちゃん(坂倉さん)も。
かたや2曲目のDancing Raspberryはポップでお洒落なダンスチューン。
花道を歩くフォーメーションも、センターステージ上の目まぐるしいポジションチェンジもいとも簡単に、軽快にこなしてしまう。
ダンスの振りもステップも決して簡単なものではないのに、5人とも完璧。
この曲はとても好き!いつか生で観てみたい!
そして5yncri5e verのWhat a Wonderful Dream。
アレンジはシンプルですが、しっかりダンサブルな仕上がり。
そしてダンスは原曲通りのお馴染みのもの。
元々5人でパフォーマンスしていた曲。
なこちゃんをセンターに、あのフォーメーション。
初めて披露する2期生3人もさくちゃんも完璧なダンス。
好きな曲だけに、シンプルにパフォーマンスしてくれたことが嬉しい。
5人と大所帯なユニットですが、「魅せるダンス」をフィーチャーしたユニットだと感じました。
なこちゃん、熊ちゃんのダンスが際立つ、という事は決してなく、のんちゃん、えもりん、さくちゃんも加わって複雑なフォーメーションも圧巻ですし、個々のダンスも綺麗。
せっかく5人組なのですから、1期生が5人でパフォーマンスしてくれた曲を
もっと見せてほしいですね。
「これまで」と「これから」を感じさせてくれた後半戦
Hoshizora Monologueは久しぶりの1期生5人でのパフォーマンス。
5人だけの期間が長かっただけに、新曲であってもパフォーマンスに安心感があります。
そして再び9人揃ってのパフォーマンス。
ダンサブルなIncluding youはステップも軽快に。
唯一、アニメからの選曲となった未来の音が聴こえるは、より安定感が増した美しいムーヴ。
ベルーナドームに見に行った公演で初披露となったSecond Sparkle。
今まで披露した曲の中でもよりレベルが高い歌とダンスが要求されるこの曲でも、余裕すら感じる完璧なパフォーマンス。
ラストは結那、さくちゃんも同じ衣装で登場し、私のSymphony。
新メンバーが加わると伝統のようにパフォーマンスされてきたこの曲。
3期生の二人にとっても大切な始まりの曲になりました。
歌い分けもしっかり11人で考えられていて、ステージングもしっかり二人にスポットが当たるようにできています。
かのんちゃんがひとりで歌ったステージから始まったこの曲。
後輩たちが次々と加入し、その度に違った表情を見せてきました。
そしてLiella!は11人となり、新しい門出に、ステージ上のビジョンには桜吹雪が舞う。
客席でその姿を見守ったさくちゃんが、今度は自分がステージに立ってパフォーマンス。
きっと、感慨深い経験だったに違いありません。
ボルテージ最高のアンコール
アンコールの曲も、Day1とDay2で違うセトリになっていました。
Day1はなんと、11人で常夏サンシャイン!
1期生4人が神津島でパフォーマンスしたこの曲。
11人バージョンが見れる日が来るとは!
何より感慨深かったのが、恋ちゃんもパフォーマンスに加わったこと。
1期生5人が固まった姿が印象的。
MCでなこちゃんが言っていた通り、この曲の初披露はコロナ真っ只中。
私も東京ガーデンシアターにPCR検査を受けた上で駆け付けました。
時を経て、遂にこの常夏ソングも声出し解禁!
同じく、Day1も11人で。
今までのLiella!を彩ってきた曲たちも、新しいアレンジで次々披露してくれました。
Day2ではもうひとつのサマーソング、ビタミンSUMMER!。
9人になったLiella!の初披露曲も、もちろん11人で!
3期生二人もオニナッツポーズ!
2番からはトロッコへ。
間奏は会場一体になってアガる!!
続いてTO BE CONTINUED。
3rdライブのクライマックスを飾ったこの曲も、結那、さくちゃんにもパートが割り振られていました。
センターステージから花道まで全力でパフォーマンス!
最後のMCでは、最終日のメッセージが印象的。
一般公募組の先輩として、さくちゃんを気遣うのんちゃん。
その言葉にさくちゃんの目から思わず涙が。
デビューして初めてのライブがこんな大舞台。
参加曲は少ないにせよ、ユニットでのパフォーマンスもある。
オーディションに合格してから、かなりの練習を積んだと思いますが、それでも緊張の連続だったことは間違いありません。
やさしい言葉に安堵が溢れたのだと思います。
最後の曲は、会場全員で盛り上がるUNIVERSE!!
センターステージに集まって拳を上げるメンバー。
会場全体で歌い上げるチャント。
力強く、11人のLiella!はスタートを切ったのでした。
最終日の最後の最後、5yncri5eの5人でのメッセージ。
それぞれの役になって一言ずつメッセージを伝える事に。
「冬鞠、Liella!にようこそ!これからもよろしくね!」
姉者の言葉に思わず涙が溢れるさくちゃん。
「姉者と同じぐらい、皆さんの事が大好きです!」
みんながさくちゃんを囲んで抱きしめる。
緊張の連続だったと思いますが、忘れられないデビューライブツアーになったと思います。
さいごに
ライブのMCでも、ライブ後の生放送でもメンバーが口々に言っていたのが、「今回のライブは本当に楽しかった!」ということ。
彼女たちはデビューがコロナ禍真っ只中。
今年の初め、3rdライブの最終公演でようやく声出しが解禁され、集まったオーディエンスの声を聴くことができるようになりました。
そして迎えた4thライブ。
最初から最後までオーディエンスの声を聴き、返ってくるリアクションを感じる事ができる。
演者冥利に尽きるライブだったのではないでしょうか。
ライブが終わると、5thライブの告知と、アニメ3期が翌年に放送されるとのアナウンスが。
ライブは来年1月~2月に開催。
アニメの放送時期はアナウンスされませんでしたが、3期生の加入と、1期生の卒業が描かれるシリーズになると思います。
どんなストーリーが展開されるのか?
個人的には、ボロボロに泣ける物語が見たいですね。
力強く始まった11人のLiella!。
主な活動は来年になりそうですが、しっかり準備をして、また成長した姿を見せてほしいと思います。
伊達さゆりさんの歌について
最後に、気になっているファンの方も多いと思いますので、私なりに感じたことを書いてみようと思います。
私は発声のプロでも何でもない素人なので、余計なお世話かもしれませんが…どうしても気になってしまったので。
Liella!の主要なライブは必ず見てきているのですが、1stツアーの頃に比べると、さゆりんの歌がやはり気になります。
車の中で声だけを聴いてみましたが、どうやら裏声を使わないやや高い声が出せていない印象です。
無理に声を出そうとして、音程に影響が出てしまっているようにも聞こえます。
さゆりんは、決して歌唱力がない訳ではありません。
そもそも歌唱力に難があったらオーディションに受かっていないでしょう。
そして、表現力は他のメンバーに比べても抜群だと思っています。
お芝居でも、かのんちゃんの感情の揺れをしっかり表現していますし、「Free Flight」のような難しい曲もしっかり歌い切っています。
問題は、実力ではなくフィジカルな部分だと思うのです。
声を張り上げ続けるのは、素人でも難しいことです。
カラオケで歌いすぎて、翌日声が出なくなった経験は誰もがあると思います。
大きな声をコントロールし、コンディションを維持するのは誰でも難しいはず。
それでも、訓練次第ではしっかりコントロールすることができるようになると思います。
逆に、歌っていないと声が出なくなってしまう。
(実は私がそうなのですが…)
コンディションを作り上げるのも、整えるのも非常に大切です。
さゆりんがデビュー以来、若しくはデビュー前からどのような歌や発声のトレーニングをしてきたかはわかりませんし、今どのようなコンディションなのかもわかりません。
なので、詳しくはお話できませんが、トレーニングで克服できるのなら時間がかかってもやってほしい。
せっかくの表現力がもったいないですから。
でも、フィジカル以外の原因もあるかもしれません。
フィジカルコンディションはメンタルとも繋がっていますから。
もし精神的な理由で声が出せなくなってしまったのなら…これはとても心配です。
トレーニングだけでは問題解決は難しいでしょう。
スポーツ選手が精神的な理由で十分なパフォーマンスを発揮できない「イップス」の症状が、歌を歌う場面や話す場面でも発生する場合があるようです。
「プロなんだから、そこはきっちりコントロールしてベストな状態を見せてほしい」というファンの心理もわかります。
しかし、さゆりんはついこの間まで普通の女子高生で、そこからいきなり「ラブライブ!シリーズ新作の主役」として芸能界で活動し始めました。
元々事務所に所属し、レッスンや芸能活動を通じて準備してきたメンバーに比べて、すこしハンデがあると思います。
その状況でいきなりの主役。かなりのプレッシャーがあったのではないか、という事は容易に想像できます。
詳細な原因は本人や関係者しかわからない事なので、ファンとして応援している私の立場からは可能性の話しかできません。
しかし、このままこの症状が続くようなら、さゆりんの今後のキャリアにも関わってきますし、ファンとして心配し続ける事になります。
でも、悲観的になっていても仕方ありませんし、「歌がダメだから」と突き放すのは言語道断。
私が言いたいのは、「表現力豊かな素晴らしいシンガーなのですから、信じて応援し続けましょう」という事です。
きっと、成長して素晴らしい歌を届けてくれると思いますし、これからも変わらず応援します。
絶対大丈夫!焦らずいきましょう。
※タイトル画像は、ラブライブ!公式ポストより使用させていただきました。
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