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スクールアイドルは受け継がれてゆく… Love Live Series Asia Tour2024 横浜公演

2025年2月1日・2日に開催されたLove Live! Series Asia Tour 2024 横浜公演
シリーズ初のアジア各国を巡るライブツアーが、ついに横浜に帰ってきました。

ツアーは中国・広州、上海を経て、台湾・台北、韓国・ソウルを巡り、横浜へ。
各都市で出演者が変わる中、μ's、Aqours、虹ヶ咲、Liella!が各国を回り、横浜公演からは蓮ノ空のメンバーも合流しました。

ほぼ全てのグループのパフォーマンスを一度に楽しめる、シリーズの垣根を超えた「お祭り」!
グループ合同イベントが恒例になってきたのも嬉しいですね。

短い時間ながら、各グループのパフォーマンスが次々と披露され、何よりも楽しみだったのはグループを超えたコラボステージ!
昨年の「ユニット甲子園」に続き、今回も驚きのコラボが続出!
会場は大興奮でした。

私も久々に2日間とも現地で参加し、その熱気を肌で感じることができました。
すべてを伝えたいところですが、特に印象に残ったシーンを中心に感想を綴っていきたいと思います。


さて今回のライブでは、チケットに関してひと騒動がありました。
アップグレードチケットに関しては別の記事で詳しく書きましたが、結局発売は中止に。

今回私はテーマソングCDを1枚購入し、シリアル1つで2日間申し込みました。
結果、なんと両日当選。

会場の席が判明するのはライブ前々日の16時。
SNSでは抽選結果に一喜一憂する書き込みが溢れ、私もドキドキしながらその時を待ちました。

そして判明した席は、まさかの「天空席」。

LEVEL7は昨年の虹ヶ咲7thライブでも経験済み。
音響は申し分なく、臨場感は十分に味わえるのですが、ステージが遠く、キャストの表情はほとんど見えません。
結局今回もビジョン頼りの観覧になりそう。

翌日の席も期待しましたが、まさかの連続「天空席」。
SNSでも話題になった「最速先行で2日とも天空席」を引いてしまった!
正直、テンション幾分下がる結果に。

しかし会場に行ってみて、満員の会場で揺れる「光の海」を見たとき、改めてラブライブ!の人気を実感しました。
これはライブに当選しただけでもありがたい結果ですね。

さらに、LEVEL7専用モニターがある事を今回初めて知りました。
会場側の配慮も感じられ、結果的には天空席でも楽しめた2日間となりました。

単独ツアーを控えたLiella!の優雅なステージ

ライブのオープニングは、各シリーズのオープニング曲を1コーラスずつ披露する構成。

トップバッターはμ'sの「僕らは今のなかで」。
懐かしさがこみ上げ、スクフェスで何度もプレイした思い出が蘇ります。

Aqoursの「青空Jumping Heart」、虹ヶ咲の「虹色Passions!」Liella!の「START!! True Dreams」に続き、蓮ノ空は「Bloom the smile, Bloom the dream!」。
3rdツアー横浜公演でもオープニングで披露されましたが、今回も会場の盛り上がりは別格でした。
勢いのあるグループだけに、蓮ノ空を目当てに来たファンも多いと思います。

オープニングの挨拶が終わると、最初に登場したのはLiella!。
1曲目は3期オープニングの「Let's be ONE」。
衣装はEテレの「沼にハマってきいてみた」の際にも着用していた新衣装で登場!

続いて披露されたのはC/W曲「青春HOPPERS」。
来月から始まるライブツアーで初披露されると思っていた新曲を、まさかこの場で聴けるとは!
ファンにとっては嬉しいサプライズであり、ツアーへの期待も高まります。

Liella!のセットリストには「Second Sparkle」や「キラーキューン☆」、「TO BE CONTINUED」など、盛り上がる曲ばかり。

でも特に印象に残ったのは、アニメ1期の楽曲。

もともと5人でパフォーマンスしていた楽曲が、5thライブで11人バージョンにリアレンジされました。
発表当初は賛否があったようですが、私は5thライブをチェックしていなかったため、あまりピンときませんでした。

しかし、「オダイバ超次元音楽祭」のテレビ放送で「ノンフィクション!」を見たとき、そのエレガントな雰囲気と完成度の高さにびっくり!
フォーメーションは緻密に考えられ、歌もダンスもレベルが高い。
どこに文句をつける要素があるのか不思議なくらいでした。

もちろん、もともと5人で披露していた楽曲ということもあり、アニメ1期に思い入れのある人が複雑な気持ちを抱くのも理解できます。
しかし、私にとっては「このリアレンジを生で見たい!」という気持ちが強くなりました。

そしてその願いは、ペイちゃんの「ギャラクシー!」の掛け声とともに、早速叶ってしまった!

Day1の3曲目「ノンフィクション!」。
キャストの表情はビジョンでしか確認できませんでしたが、ステージ全体のフォーメーションの美しさは天空席からもしっかり味わうことができました。
1期生の5人がフィーチャーされるように構成されており、11人ならではの魅力が存分に発揮されています。

Day2では「Starlight Prologue」。
こちらは1人のパートを複数人で歌い分けるアレンジで、「聴かせる」サビのメロディを11人で歌い上げる迫力は圧巻でした。

「ノンフィクション!」も「Starlight Prologue」もどちらも好きな曲。
2曲とも本当に素晴らしかった。
アニメ1期の楽曲はどれも完成度が高く、11人バージョンのリアレンジには大賛成!
CDに収録された「Wish Song」も、おそらくツアーで披露されるでしょうから、今から楽しみでなりません。


突然始まる豪華コラボステージ①

作品の垣根を超え、多くのメンバーが集まるライブとなれば、コラボステージへの期待も高まります。

昨年のラブライブ!フェスでは、すべてのユニットのパフォーマンスが終わった後、次々と驚きのコラボが展開されました。
今回も同じ流れかと思いきや、Liella!のステージが終わると同時に、突如として豪華なコラボがスタート!

Day1のサプライズコラボは、Aqours × Liella!2期生!
ステージに響いたのは、穏やかで耳馴染みのあるイントロ。
夢で夜空を照らしたい
Aqoursのメンバーが、この曲の衣装を身にまとい登場。
しかし、その後ろにはなんと、Liella!の2期生の姿も!

桜小路きな子役の鈴原希実さん、米女メイ役の薮島朱音さん、若菜四季役の大熊若菜さん、鬼塚夏美役の絵森彩さんが、Aqoursとともにパフォーマンス!
スカイランタンが夜空に浮かぶアニメのシーンの中、7人が並んで美しい旋律を歌い上げる!
ダンスの息もぴったりで、まさに夢のような嬉しいコラボでした。

Day2は、一気に夏へ!
虹ヶ咲 × Liella!の「水しぶきのサイン

Liella!のパワフルなステージが終わると、突然、虹ヶ咲のメンバーが7thライブのアロハシャツ姿で登場!
夏らしい爽やかなナンバーに、会場の雰囲気が一気に変わる!

Liella!の11人に加え、朝香果林役の久保田未夢さん、優木せつ菜役の林鼓子さん、エマ・ヴェルデ役の指出毱亜さんが参加し、総勢14人でのパフォーマンス。
ステージいっぱいに1列に並び、息の合ったフォーメーションを展開。
寒い時期にもかかわらず、一気に夏を感じさせるような華やかなステージでした。

そして、さらに驚きのコラボ!
蓮ノ空 × 虹ヶ咲の「On Your Mark

ここでコラボは終わりかと思いきや、低音のピアノが響き渡り、ライブでどうしても聴きたかった蓮ノ空の「On Your Mark」が!
それだけでも驚きなのに、蓮ノ空のメンバーに混じって、虹ヶ咲のメンバーの姿も!

ステージに並んだのは、蓮ノ空から村野さやか役の野中ここなさん、乙宗梢役の花宮初奈さん、百生吟子役の櫻井陽菜さん。
そこに虹ヶ咲の上原歩夢役の大西亜玖璃さん、桜坂しずく役の前田佳織里さん、天王寺璃奈役の田中ちえ美さんが加わった豪華な6人!

蓮ノ空のメンバーはオープニングの衣装で統一されている一方、虹ヶ咲のメンバーはそれぞれのソロ衣装で登場。
クールでダンサブルなナンバーを、蓮と虹のメンバーが2人ずつ並んで歌い、息の合ったポーズを決める姿はまさに圧巻!

ダンスのキメも完璧にそろい、まるでこの6人がユニットを組んでいるかのような完成度の高さ。
最後のシャウトを担当したのはかおりん(前田さん)。
迫力満点のラストに、会場中が熱狂!

まさか「On Your Mark」をこんな豪華な形で初体験できるとは思いませんでした。
シリーズの垣根を越えたコラボの素晴らしさを存分に味わったステージでした。

パワフルに魅せる3人!Aqours

今回のライブでは、Aqoursから「わいわいわい」の3人が参加。
渡辺曜役の斉藤朱夏さん、津島善子役の小林愛香さん、黒澤ルビィ役の降幡愛さんが、Aqoursを代表し、次々と楽曲を披露。

Aqoursパートのスタートは、曜ちゃんがセンターの「恋になりたいAquarium」。
通常は9人でのパフォーマンスですが、今回は3人バージョン。
それでも違和感のない仕上がり。
少人数でのAqoursのステージを見るのは初めてで、新鮮でした。

続いてグルーヴィな「KU-RU-KU-RU Cruller!!」。
センタービジョンにはMVが映し出され、Aqoursのスペシャルなオンラインライブの世界観を3人が見事に表現。

この曲は「モンスターストライク」とのコラボ企画で発表されたものですが、アニメが終了した後にも関わらずハイクオリティなMVが制作されたことが嬉しかった。
コロナ禍が落ち着いたタイミングで発表されただけに、「みんなが楽しめるオンラインライブ」というテーマが強く心に残っています。

個人的に最も印象的だったのは、大好きな「未来の僕らは知ってるよ」。

この曲は私にとって特別な思い出があります。
家庭での大変な時期を乗り越えた後に開催された3rdライブ。
その時はセンターステージへの花道が至近距離とおう、奇跡的な席。
Aメロの途中にもかかわらず、辛い思いが報われたような気がして、涙が溢れたのを今でも覚えています。

そんな思い出深い曲をその後何度もライブで味わってきましたが、初めてライブで聴いた頃から、自分の環境も大きく変わりました。
未来への不安は今も変わりませんが、「本気で駆け抜けて」という歌詞が、改めて強く心に響いた。
同じ楽曲でも、その時々で聴こえ方が異なる事を改めて感じました。


Day1の後半は、あいきゃん(小林さん)がセンターを務める「Deep Resonance」。
この曲の迫力、そして間奏の魔法陣を描くパフォーマンスは、3人だけにもかかわらず圧巻でした。

Day2も同じセットリストかと思いきや、披露されたのはなんと「幻日ミステリウム」!
まさかヨハネ曲が聴けるとは!
これは嬉しいサプライズでした。

ラストを飾ったのは「ユメ語るよりユメ歌おう
おなじみのポンポンを手にステージ狭しと駆け回り、元気いっぱいにパフォーマンスしてくれました。

Aqoursの2025年は、6月に開催される「finaleライブ」が大きな節目となります。
今回のセットリストにはおなじみの楽曲が多く、「いつものAqoursらしさ」を感じましたが、やはり想いはfinaleライブへと向かってしまいます。

Finaleを迎えた後も合同イベントに出演くれるそうですが、それでもAqoursにとって一区切りとなるライブ。
どんなステージを見せてくれるのか楽しみな一方で、やはり寂しさも募ります。

今回のライブは、finaleライブに向けた覚悟を改めて感じさせるものでした。

2月7日の当落発表の時点で、私はDay1のみ当選し、現地参加が決まりました。
しかし、本番はDay2。
今後のチケット販売方法の発表が待たれます。
両日見に行くぞ!!

夢の組み合わせが続々!豪華コラボ!②

虹ヶ咲のステージ前に、またしても豪華なコラボステージが次々と展開!

Day1で始まったのは、虹ヶ咲の「TOKIMEKI Runners!」。

スクスタの懐かしいオープニング映像が流れ、それに合わせて虹ヶ咲、Liella!、蓮ノ空の選抜メンバーが次々に登場!
ステージ上には、何人いるのか一目では分からないほどの大所帯。

スクスタに登場していないLiella!や蓮ノ空のメンバーも参加し、普段見られないカップリングが次々と実現!

あぐぽん(大西さん)とさゆりん(伊達さん)など、普段見られないカップリングや、まさかの歌い分けも実現!
なんと豪華で、眼福なコラボ!!

続いて披露されたのは、Liella!の「MIRACLE NEW STORY」。

今度は虹ヶ咲のメンバー以外が総入れ替えされ、「TOKIMEKI Runners!」とは異なるカップリングでのパフォーマンスに。
明るくノリの良い楽曲に合わせ、会場のテンションも徐々に高まっていきます。

そして、ステージに響いたのは待望のイントロ。
大所帯のメンバーが静かに歌い上げる「Dream Believers」。

蓮ノ空のメンバーに加え、虹ヶ咲やLiella!のメンバーも一緒に美しいメロディを歌い、サビの特徴的な振り付けも全員で!

とにかく人数の多さ、メンバーの豪華さが圧巻なステージ!!
豪華メンバーのスーパーステージに夢の花が咲きました。

Day2も驚きのコラボが連発!
Aqoursのステージが終わると同時に、流れてきたのは「Hop? Stop? Nonstop!」。

蓮ノ空の大沢瑠璃乃役・菅叶和さん、夕霧綴理役・佐々木琴子さん、安養寺姫芽役・来栖りんさんが登場し、わいわいわいのメンバーとともに、蓮ノ空ならではのキュートで尊いコラボが実現!
選曲も意外性があり、会場は驚きと興奮に包まれました。

そして、今回のコラボコーナー最大の目玉!
Day1で虹ヶ咲のステージで披露された「繚乱!ビクトリーロード!」が、さらなる進化を遂げて目の前に!!

特攻服をまとい、長いブレードを手にした虹ヶ咲メンバーがビジョンに映ると、会場のボルテージは一気に上昇。

ここまでは前日と同じ展開でしたが、ステージ上には虹ヶ咲のメンバーだけでなく、なんと4チームの選抜メンバーが勢揃い!
「繚乱!アジアツアー!」

あぐぽんの『前半いくよ!』の掛け声に続いて、口上を歌い始めたのはのんちゃん(鈴原さん)!

各メンバーに用意された口上が披露されるたびに、会場からは大きなどよめきと歓声が!
さすがに全員の特攻服の用意は難しかったようですが、それを補って余りある豪華な顔ぶれに、ボルテージは最高潮に達したのは言うまでもありませんん。

それにしても、2日間通してかおりん(前田さん)の最後の気合の入りっぷりは、何事か?と思ってしまったのだけれど…。

豪華絢爛!懐かしくも新しい虹ヶ咲のライブ

虹ヶ咲からは6人が参加。
最近のライブでは珍しく、後から加入したR3BIRTHメンバーを除き、デビュー当初の9人の中から選抜されたメンバー構成でした。

私が会場で虹ヶ咲のライブを見始めたのは12人体制になってから。
そのため、ずっと生で聴きたかった「未来ハーモニー」を聴けたことが本当に嬉しかった!

テレビアニメが始まる前、アニメMVと共に発表された楽曲。
スクスタの静止画でしか見たことがなかったキャラクターたちが、画面狭しと動き回る姿に感激したのを覚えています。

お洒落なメロディと、夜のお台場に輝くレインボーブリッジの景色がぴったり合う素敵な楽曲。
Day1ではオープニング、Day2ではラストを飾り、特別な存在感がありました。

でも、虹ヶ咲と言えばやはりソロ曲。
今回はワンコーラスずつ披露してくれました。

Day1はアルバム曲。
特に印象に残ったのは「CHASE!」。
鼓子ちゃんがパフォーマンスするこの曲を初めて生で見ることができました。

この曲を初めて生で見たのは、ラブライブ!フェスでのこと。
当時せつ菜役だった楠木ともりさんが、スクスタのライブパフォーマンスを完全再現したことに驚き、圧倒的なパフォーマンスに魅了されました。

ちょうどその時も天空席でしたが、その迫力に圧倒されたのを覚えています。

ともりる(楠木さん)と鼓子ちゃんとでは、歌い方やパフォーマンスの雰囲気が異なりますが、それぞれに違った魅力があります。
2人の「CHASE!」をどちらも天空席から見下ろす形で堪能できたのは、不思議な縁を感じましたね。

「CHASE!」のパフォーマンスが終わると、特攻服を着たメンバーが登場。鼓子ちゃんが後ろで手渡された特攻服に袖を通すと、そのまま流れるように「繚乱!ビクトリーロード!」へ突入!

6人バージョンではありましたが、この曲が始まると会場の空気は一変!
さらに、曲が終わると「Starlight」のイントロが流れ、みゆたん(久保田さん)が特攻服を脱ぎながら、妖艶なパフォーマンスへと移行するという、セクシーで完璧な演出!
この流れは、まさに圧巻でした。

Day2はアニメ楽曲が中心。
なんとかおりんとちゅんるん(指出さん)は、劇場版の楽曲をチョイス。
これは予想外のサプライズ!
どちらもハイテンポで盛り上がる曲で、会場の熱気も一気に高まりました。

衣装も先日の7thライブそのまま。
ビジュアルもスペシャル感を演出してくれました。

続いて「Just Believe!!!」。
この曲は2日間とも披露され、お馴染みのコールで会場は一体に!

そしてラストを飾ったのは「NEO SKY, NEO MAP!」。
傘を使ったパフォーマンスを天空席から俯瞰することができ、振り付けの細かい部分までじっくり楽しめました。
特に、サビで傘をくるくると回しながら円を描くフォーメーションが本当に好き!

2025年の虹ヶ咲は、新曲のマンスリーリリース、ファンミーティングの開催に加え、冬には劇場版第2章の公開も予定されています。
映画に関連したライブも開催されるはずなので、今後の活動がますます楽しみですね。

ラジオから生まれた異色ユニット「AiScReam」

虹ヶ咲のステージが終わると、あぐぽんが残り、2人を呼び込みます。
登場したのは、くまちゃん(大熊さん)とふりりん(降幡さん)。
期間限定ユニット「AiScReam」が登場!

「ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD」から誕生した新ユニット。

番組は月に1回、金曜の夜に放送され、シリーズ各作品からラジオでのトークが得意なメンバーが出演。
以前は収録形式でしたが、現在は生放送となり、リスナーとのリアルタイムのやりとりが増えました。

3人の掛け合いは抜群。
あぐぽんの発言が物議を醸し、くまちゃんが大笑いし、それをふりりんがまとめる流れが定番。
そんなトークが好きで、私も毎月楽しみにしています。

そんな3人がユニット結成を熱望し、ついにCDデビューが決定。

ユニット名は「Ayumu」「Shiki」「Ruby」の頭文字をとり、それぞれが大切な人への愛を叫ぶ(Scream)という意味が込められています。

披露された曲は、もちろんデビュー曲の「愛♡スクリーム」。
可愛さ満点のテクノポップに乗せ、キュートなダンスを完璧にパフォーマンス。

特筆すべきは間奏のコール&レスポンス。
好きなアイスのフレーバーとして、ルビィちゃんはチョコミント、歩夢ちゃんはストロベリー、四季ちゃんはクッキー&クリームを挙げますが、「でも、それより好きなのは…あなた!」
発売直後なのに、コーレスはバッチリでした。

AiScReamは秋に単独イベントを開催予定。
「トッピングゲスト」として、各作品のメンバーやライバルチームも参加する予定なのだとか。

個人的にはSaint Snowとの化学反応には期待ですね。
抱腹絶倒のイベントになること間違いなし!

※ラブライブ!公式Xのポストより。
3人がキュートなダンスを披露してくれています。


今最も勢いづく、104期蓮ノ空のパフォーマンスを初体験!

中国、台湾、韓国の公演には参加できなかった蓮ノ空のメンバーが、横浜公演で遂に登場!

昨年のユニット甲子園で各ユニットのパフォーマンスは体感しましたが、104期体制となり、9人全員が揃ったパフォーマンスを生で見るのは今回が初めて。

事前に、横浜アリーナで開催された単独ライブを配信で視聴し、予習は万全。
この日はどのようなステージを見せてくれるのか、期待が高まりました。

オープニングを飾ったのは、新曲「Now or Never

ダンサブルな楽曲に、完璧に揃ったフォーメーション。
今年加入した3人を含め、歌もダンスも非常に洗練されています。
104期が始まって間もなく1年ですが、ステージ経験豊富なパフォーマンスからは、余裕と貫禄が感じられます。

蓮ノ空はユニット活動が中心のグループですが、今回もその魅力を存分に発揮してくれました。

Day1では新入生加入後に発表された新曲が中心。
みらくらぱーくは、奇想天外な世界観が詰まった「ファンファーレ!」。
彼女たちらしい個性全開の楽曲で、会場を一気に盛り上げました。

DOLLCHESTRAは、クールで熱いロックナンバー「Proof」。
シンプルながらも力強いサウンドに、彼女たちの歌声が映えます。

スリーズブーケは、優しいメロディが印象的な「月夜見海月」。
王道のアイドルポップで、聴く人の心に沁みるパフォーマンスでした。

Day2は、ユニット甲子園でも披露された、彼女たちの始まりの曲。

スリーズブーケは、爽やかで心地よいポップス「水彩世界」。
ユニット甲子園以来、すっかりお気に入りの曲です。

DOLLCHESTRAは「AWOKE」。
難解なキメや機械的に次々と変わるリズムが気持ちいい、クールでダンサブルなナンバー。

そして、待望の「ド!ド!ド!」!
みらくらぱーくの元気いっぱいのステージに、合いの手が盛り上がります。
私もすっかり掛け声を覚えてしまい、Kアリーナ全体が「お〜りゃりゃ〜!とりゃりゃ〜!」と一体となる最高のステージでした。

フィナーレは9人で「KEY of Like!
サビのメロディが壮大で、蓮ノ空らしさとラブライブ!シリーズらしさが融合した曲。
単独ライブでも披露されて気になっていたのですが、未発売の曲だとは知りませんでした。


蓮ノ空は、noteの「蓮ノ空感想文」を執筆するために103期のストーリーを途中まで追っていましたが、それ以降は完全に追えていませんでした。

しかし、単独ライブのラストでラブライブ!大会の決勝が描かれ、気になってリアルタイムでプレーオフまで観戦。
2年越し(彼女たちにとってはさらに長い年月)に叶えたラブライブ!優勝の瞬間を見届けることができました。
リアルタイムで彼女たちの活動を追うからこそ味わえる、特別な体験だったと思います。

そして、いよいよ「蓮ノ大三角」——梢、綴理、慈が卒業を迎えます。

さらに105期が始まることも発表され、新たな展開に期待が膨らみますね。
できるかぎり追いつけるように、すこしずつですがストーリーも追っていかないといけませんね。

夢中だった頃に思いを馳せる、心温まるμ'sのライブ

蓮ノ空のステージが終わると、「Dancing stars on me!」が流れ始めた!
なんと、μ'sの3人と蓮ノ空のメンバーによる新旧コラボが実現!
しかもセンターを務めたのは、自身も「希推し」である日ノ下花帆役の楡井希美さん。

Day2では「もぎゅっと“love”で接近中」が披露され、初期のμ'sを象徴する曲の豪華なコラボに会場は大興奮!

ルーツであるμ’sと、今を駆け抜けている蓮ノ空との新旧コラボ。
蓮ノ空のメンバーにとって、憧れのμ'sと同じステージでパフォーマンスすることは、かけがえのない経験だったと思います。

そして、待ちに待ったμ'sのステージ。
高坂穂乃果役の新田恵海さん、南ことり役の内田彩さん、西木野真姫役のPileさんの3人が参加。

Day1のオープニングは、真姫ちゃんのセンター曲「Music S.T.A.R.T!!」。
ラブライブ!シリーズを追い続けてきた人にとっては、ときめきが蘇る1曲でしょう。
ぱいちゃん(Pileさん)がセンターを務め、3人だけでもあの頃と変わらない空気を感じました。

その後も懐かしい曲が次々と!
僕らのLIVE 君とのLIFE」は、すべての始まりの曲として何度聴いても特別感があります。

ミはμ'sicのミ」は思わず懐かしさが込み上げる!
ファンミーティングツアーを思い出しますね。
振り付けはすっかり忘れていましたが、キャスト共に同じ振り付けを踊る楽しい時間でした。

Day2では、スクフェスのテーマソング「タカラモノズ」が!
「ラブライブ!シリーズの架け橋になってくれたスクフェスに、改めて愛と感謝を込めて!」
うっちー(内田さん)の言葉が胸に響きます。
スクフェスがきっかけでラブライブ!を知った人も多いだけに、シリーズにとっても特別な楽曲です。

でも特筆すべきは、Day2のオープニング「Wonderful Rush!
ビジョンいっぱいにμ'sの旅客機が映った時には、信じられない気持ちと共に私も思わず叫んでしまった!

この曲は本当に好き!
センターのうっちーを中心に、3人がこの懐かしい曲を当時そのままに歌って踊ります。

しかも3人でパワフルなラップを歌い分けたり、間奏前のぱいちゃんのあのフレーズまで!!

ビジョンにはあのMVが!
今日は3人でもμ'sは9人。
ビジョンには、躍動する花陽ちゃんの姿。

3人の色のブレードを振っていましたが、興奮のあまりスノハレ用として持ってきていた、μ's Final LOVELIVEのブレードをグリーンに変え、初めての4本持ちにしてしまうほどの感激でした。

ラストを飾るのは、やはり「Snow halation

私がラブライブ!を知ったきっかけの曲であり、μ'sのライブに欠かせない1曲。
切ないメロディラインと、冬を感じさせるサウンド。
9人のフォーメーションが印象的な楽曲ですが、3人でもその魅力は色褪せません。

特に、最後のサビ前のスパニッシュギターのソロからの高揚感は格別。
「届けて、切なさには…」と新田さんが歌い出した瞬間、客席はオレンジ一色に!

Kアリーナの扇型のスタンドも、見渡す限りのオレンジの海。
Day1では、前列の方がUO(ウルトラオレンジ)を分けてくださり、ブレード以上の輝きを放つ光が、スノハレの景色をより美しく彩ってくれました。

天空席から見下ろすオレンジの海は、まさに絶景でした。


私がμ'sのライブを現地で見たのは、ラブライブ!フェスを含めて2回だけ。
それ以外は映画館でのライブビューイングのみでしたが、それでも、夢中で追いかけていたあの頃の思い出が蘇りました。
特に「Wonderful Rush」や「ミはμ'sicのミ」は、今回が初めての生で見る事ができ、感動もひとしおです。

Final LOVELIVEから9年が経とうとしていますが、メンバーの仲の良さや、MCでのやり取りは今も変わらず健在。
特に、内田さんの「ヨキニハカラエミナノシュー!」が生で聞けたのは感激!

懐かしさと温かさに包まれた、心に残る素晴らしいステージでした。

「No Brand Girls」スクールアイドルは受け継がれていく

会場が感動に包まれたのも束の間、力強いドラムのフィルからあのビートが響く!

「みんな~!出ておいで~!!」

えみつんが叫ぶと、その掛け声とともに、キャスト全員がステージへ駆け込んできました。

参加したすべてのキャストが一堂に会し、最高に盛り上がる「No Brand Girls
会場中が一体となって「一進一跳!」と叫ぶ!

μ’sを象徴するこの曲を、後輩たちと共に!
長年応援してきたファンはもちろん、すべてのラブライバーが待ち望んでいた時が遂に訪れたのです!

それぞれの推しカラーのブレードを振りながら、キャストも観客も全力で楽しむステージ。
ラストのサビを歌い上げるのは、もちろんえみつん。
穂乃果ちゃんを中心に、ラブライブ!シリーズの歴史を彩ってきたメンバーたちが入り乱れるようにステージ上で躍動し、スクールアイドルの精神がしっかりと受け継がれていることを実感しました。

この瞬間こそ、ラブライブ!の歴史が詰まった最高のステージだったと思います。

ラストを飾るのは、アジアツアーのテーマソング「Bring The Love

音源では各作品の代表者のみが歌唱していましたが、ライブでは参加したキャスト全員でパフォーマンス。

上手(かみて)と下手(しもて)に分かれていたキャストが入れ替わり、一列になって同じダンスで歌い踊る!
中国語や韓国語、英語が入り混じる歌詞も印象的。

曲の後半では、えみつんがしゅかしゅー(斉藤さん)にバトンを渡すジェスチャーをし、それが次第に他のメンバーへと受け継がれていく。
最後はセンターへダッシュしたえみつんがバトンを受け取り、ソロを歌い上げる。

長く続いたラブライブ!の歴史を感じられる、象徴的な1曲でした。

おわりに

一昨年の異次元フェス、昨年のユニット甲子園、そして今回のアジアツアーと、シリーズの垣根を越えた「お祭り」のようなライブがすっかり定着してきました。

1年に1回でも、これほど豪華なライブを開催してくれることは、ファンとして本当に嬉しい限りです。
横浜まで2日間足を運んだ甲斐がありました。

それぞれのグループは異なる展開を見せていますが、このような機会に全メンバーが集い、お互いのパフォーマンスを見せ合えることは、単推しのファンにとっても新たな魅力を発見できる良い機会ですし、すべてのグループを追っているファンにとっても最高の体験になります。

ようやく、シリーズの枠を超えたコラボを当たり前に楽しめるようになりました。
Aqoursが始まった頃には想像もできなかったことです。

特に今回のライブは、ラブライブ!単独ライブとしては前例のないほど豪華なコラボが満載でした。
ファンが「見たかった!」と願っていたパフォーマンスが次々と実現し、短期間でこれだけの準備をしてくれたキャストやスタッフには感謝しかありません。

それでも、まだまだ見たいコラボがたくさんあります。
これからの展開にも期待が膨らみますね。


ラブライブ!が始まって今年で15年目を迎えたそうです。

これからも新たな展開が次々と発表され、さらなる盛り上がりを見せてくれるでしょう。
ファンとして、その進化をこれからも楽しみに追い続けていきたいと思います。

そう考えていた矢先、Day2のラストで突如流れた映像が、会場をどよめかせました

闇の中、一筋の光に手を伸ばす少女の姿。
そして目に涙を浮かべるオレンジの髪の少女。
何かを意味するキービジュアルと共に、映し出された「いきづらい部!」の文字。
それが「イキヅライブ!」となり、「LOVELIVE BLUEBIRD」の表記が。

映像はそれだけで、スッと消えてしまった。
もちろん会場からはどよめきが上がりました。

果たしてこの映像は何を意味するのか?
一週間たった今でも、公開されているのはこの映像のみ。
新シリーズの告知であることは間違いないと思うのですが…果たしてどんな展開を見せてくれるのか??

2025年に向け、新たなラブライブ!の歴史が始まろうとしているのかもしれませんね。

※ラブライブ!公式Youtubeより。
このティザームービーが意味するものとは??


タイトル画像は筆者が撮影しました。
開演時間が迫っていたので、サッと撮影した中の1枚。
花帆ちゃんがちょっと翻ってしまってよく見えないのが残念ですが…


横浜ついでに夜の山下公園。
昼間もいいですが、夜景も綺麗です。
本当に好きな場所。
2日間、楽しいちょっとした旅行でした。

■お知らせ
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昨年都合で書けなかった、虹ヶ咲の劇場版第一章や、スーパースター3期の記事も準備中です。
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