幸せであること
https://www.amazon.co.jp/dp/4198648840
この本は、少し難しいかもしれない。
パッと見、スピリチュアルに偏りに偏ったものに見える。
だから、普通には手に取りにくいかもしれない。
だけど、この本は、そんな普通の人に向けて書かれている。
カタカナの羅列や、金星だのシリウスだのに偏って、地球人生活から浮いてきたような人には、かえって合わないだろう。
大木ゆきのさんのブログを拝見したことはあるだろうか。
https://ameblo.jp/lifeshift/entrylist.html
スピリチュアルに興味のない人には、馴染みがないだろう。
だが、「幸せとは何か」を考えたことがあるならば、拝見してみるといい。
そこには、すぐそばにある、だがほんのちょっぴり勇気がいる、幸せになり方が綴られている。
勇気
どう、勇気が要るのか。
それは、自分と向き合う必要があるのだ。
自分と向き合い、自分の本当の望みに向かって、背中を押す手を受け入れる必要があるからだ。
スピリチュアル方面のブログには、そんなことを書くブログは他にもある。
だが、私が大木ゆきのさんのブログを拝見していて、心地よく感じるのは、ちょっと厳しめだからかもしれない。
ベタベタに甘やかさない。むしろ蹴っ飛ばされてるかもしれない。
その、さっぱりさ加減が心地いい。
押しつけがましくもない。コントロールなどもってのほかである。
幸せ
繰り返し語られているのは、「あなたはもう、幸せなんですよ」ということ。
…まゆつばに聞こえるよな。上手くいえない。
何ていうか、そういう説教臭いことは聞き飽きたから。
でも、違うんだ。誰にだってあるだろう、美味しいお茶を飲んでほっこりしたり、こたつのアイスだったり、洗濯物が太陽のにおいがしたり。
だからといって、「お金より身近な幸せの方が上位」なんて言ってるんじゃない。この本は、そういう本じゃない。
全てが幸せということ。
心地よさを追っても、お金を追っても地位を追っても誰かを追っても、どれでもいい。どういう方向であれ、自分が良いと思うなら何を追ってもいい。
でも、どうせなら、少しだけ、自覚的になった方が、よりお得よ?
そういう本である。
スピリチュアルに偏ってる人には、物足りないかもしれない。
全く普通の人には、ほんのちょっとスピリチュアルを受け入れる感性が必要だ。
この本は、少し難しいかもしれない。
だが、ほんの少し、この世界に足を向けてみよう。
宇宙と同じく、厳しくも深い愛で、繰り返し、あなたの幸せを願ってくれている人の存在を感じ、喜びも苦しみも幸せなのだと思うことが出来たなら、貴方も幸せなのだ。
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まあ、筆者いうところの、「ブログはエントリーレベル、この本は少し踏み込んだもの」の通り、この世を去る間際にやっとわかるような話だったりもするので、何回かブログを拝見してからの方が良いかもしれないよ。
うん、やっぱりこう、上手く伝えきれないね。
蛇足
蛇足だが、私はあんまりスピリチュアルに偏ってる人が好きではない。
カタカナの羅列やら、金星人だシリウスだやらの人たちのいう事は、はっきり言って聞いてられない。
地球人という小学生に、中学生がドヤってものを教えてるレベルに見えるからだ。
現実を否定する人も嫌い。
全ては目に見えずともそこにあるのにね。