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こども・若者自殺対策推進本部でヒアリングしていただきました!

2023.6.15
超党派の議員さんで作る「こども・若者自殺対策推進本部」にヒアリングしていただきました。

当会からは、「自殺の統計の取り方の見直し」を求めたいことを中心にお伝えしました。

子どもの自殺の統計をとっている省庁の一つに文部科学省があります。
文部科学省の集計では、「自殺した児童生徒が置かれていた状況」の約6割が「不明」とされています。

令和3年度には不適切な指導という項目はないため、指導死は「教職員との関係での悩み」に入る可能性が考えられますが、集計された数としては一番少ないです。
自殺の背景に「教職員との関係での悩み」があっても、「不明」として計上されている可能性があります。

今回は、一人の子どもの自殺が統計の一つとして集計されるまでの過程を、遺族の目線から一緒に振り返っていただき、問題点を共有させていただきました。

谷合正明本部長、重徳幹事長、鈴木貴子事務局長をはじめ、超党派の議員さんが大変熱心に聞いてくださり、質問してくださいました。
関係省庁の皆様もその場で疑問点についてご解説くださいました。

これからも、亡くなってしまった子どもの尊厳と今を必死に生きている子の未来のために、子どもの自殺の実態把握と現実に即した対策を進めてくださることを願っています。


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