見出し画像

読書感想文「国民総株主」

前澤友作さんの「国民総株主」という構想に触れ、その大胆さと社会的な意義に感動した。
法的、制度的な課題はあるだろうが、資本主義社会の歪みを直すビジョンに共感したし、読んだあとはしばらく「幸せとは何か」について考えた。

自分だけのためでなく「みんなのために何かできたらなぁ」という想いは大半の人が持っていると思う。でもそれを目の前の欲や執着が阻んでくる。
そうした執着に気づき、それを手放すことができたなら、人はもっと自由に、他者とのつながりを楽しむことができるだろう。

そう考えたとき、自分が悪いと思ったらすぐに謝ることが結局大切だということに改めてきづかされた。シンプルだし当たり前だけど、「ごめんなさい」と即言えるのが大切。
謝罪は弱さの表れではなく強さの証。個人同士だけでなく、社会全体や国際関係においても、「すぐに謝れる」文化が根付くように、1人1人の小さな行動から変えていければと思う。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集