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100年後も続くメディアを創る

※思想が強めなので注意です
※今回の話はクリエイターさん向けです

2025年がやって来た!

こんにちは!
家電彼女という家電メディアを運営しているカデマルです!
(一人称がなかったのでここではカデマル(仮称)としています笑)

2025年が始まりましたね!
皆さんは年末はいかが過ごされましたか?

僕は例年通りだったら、年末は
今年買ってよかったものランキング
の撮影とかをしていたのですが、今年は事業のことを考える期間としてかなり真剣に今後のことについて考えてました。

僕が1番やりたいことってなんだろう?
そんなことをふと思いながら12月31日に😣

今年はありがたいことに2023年12月時点では4万人ちょっとだった総フォロワー数が、1年で何と14万人に!
そして、GAFAに入るような企業さまからお声がけをいただいたり、ずっと憧れだった人とお会いすることもできて夢のような1年間を過ごすことができました。

アカウントはこちら↓


僕が実現したいこと

僕自身、クライアントワークでデザインをやっていた時から、こうやって家電彼女に本腰を入れたことで少しずつ事業がスケールしていくことに喜びを感じることができ、
「デザインは自分にとって手段にすぎない」そう思えた1年間でもありました。

本当にいろんなことをやって経験して、考えた答えは、もっとすげぇメディアを作りたいということでした。

僕は会社員時代、デザイナーをしていたのでさまざまな会社さんのブランディング部分を担当したり、前職のIT企業ではインハウスデザイナーとして、missionや visionなどの企業の在り方みたいな根本的な部分から設計に携わった経験があります。
なので、ブランディングの重要性は、誰よりも理解をしていると思っておりました。

ブランディングの重要さに気づいた1年

そこで得た知見から、この1年は家電彼女でもブランディングを強化せねばと奔走をしていました。

・トーンや色彩の統一
・極力一眼レフで撮影をする
・やらないことを決める(こういう商材は受けないなど)
・ロゴのリニューアル(海外の人でも分かるようなシンプルかつ、耐久度の高いデザイン)
・できるだけ属人性をなくして、メディアとして見てもらえるようにする

少しずつ、本当に少しずつですが、
くだらない釣りみたいな冒頭で再生数を稼ぐアカウントから、ブランディングをすることでまともなアカウントになってきたと思います。

その結果、見てくれる人が増えたり、夢にまで見ていた企業さまとのコラボレーションができたり、憧れの人とお会いすることができました。

以上のことから、
今後は今まで以上にブランディングの可能性に賭けてみたい。そして、このブランドの価値を高めていきたいと思いすげぇメディアをつくることを目標にました。

よく聞かれるんだけど…

全然僕自身、まだまだですごいとは一ミリも思っていないのですが…
このように事業拡大をしていくとクリエイターさんから
・どうすればショート動画は伸びますか?
・どんな機材使っているんですか?
・編集はどうやっているんですか?
・どのぐらいの費用感で案件を受けていますか?

などたくさんのDMをいただけるようになりました。

とてもありがたいのですが、その一方でとても困ってしまいます😣

クリエイター(自分の中の)はある種、合理性や利益と相反するところにいると考えていて、実現したい表現や新しい実験的なこと、ワクワクすることがしたくてそれに向けて作っている節があります。
資本主義である以上、利益は大事だし食べてはいかなければならないのですが、
それよりも僕は自分がやりたいこと、みんなに伝えたいこと、本能を優先してこのメディアを運営しています。
稼いだお金に関しても、贅沢なものに使うというよりも新しい表現を見つけるために全BETしたい。そう思っているのです。

つまりは、やり方なんて千差万別だし、
ノウハウやメソッドなんてないわけです。
常に人の心は変わるし、社会情勢や常識さえも一瞬で切り替わるこの世の中で正しいことなんてなくて、僕がやっていることに関しても全て正しいとは限りません。

新人さんにはこうした方がいいよーとアドバイスできますが、ベテランの方には僕からお伝えできることってないんですよね🙇🏻

綺麗で余白のあるデザインが正義だとしたら、
・なぜ雑多で奇抜なドン・キホーテさんが成長しているのか
・なぜ全世界でMacではなく、Windowsが使われているのか
説明がつきません。

僕が思う人を成長させる要因とは…
クソ高い情報商材を買って真似ることではなくて、
熱意と試行回数と継続だと確信しています。
もちろん初めは、TTP(徹底的にパクる)ことで型を覚えるのも重要なのですが、
ある瞬間から本物になる準備をしないといけないわけです。

今の時代情報なんて調べばいくらでも出てくるし、オシャレな映像だってAI生成でサクッと用意できちゃいます。
だからこそ、いろんなコンテンツが世の中に溢れていて、人々は本質を見失っています。

世の中にはこうすれば儲かるとかこうすれば結果が出るとかたくさん転がっていて、もしかしたら本当に儲かるのかもしれない。
でも、それをしたところで二番煎じもいいところだし、情熱もそこにはない。
情熱がないからいいものを作れない。
いいものを作れないから反響がない。
反響がないから続かない。
そんなダサイクルに陥ります。

聞く前にブランディングを考えよう

美しいとは、見た目ではなくて、その人自身の生き方や情熱のことだと思います。
一つのことに向き合うその視線、眼差しを人は美しいというのではないでしょうか?

自分の話になってしまいますが、僕は妻と出会うまで天涯孤独でした。
自分に家族がいないことから「どうにかして、成り上がりたい」そういう想いで東京に来たのです。
だから、20代前半の僕のデザインにはそういったなんとか現状を変えたいという想いが色濃く表現されています。
30歳目前になっても、「こんな僕についてきてくれた妻を絶対に幸せしたい。」そう言った想いで毎日動画を作ってます。

そのような複雑な想いが絡み合って、クリエイティブは生まれていきます。

もちろん、人によって活動している理由はさまざまだし、これはあくまで一意見。
ビジネスとして割り切って成功している人もいれば、情熱を込めて作っても誰からも見てもらえない人もたくさんいます。
誰が良い悪いの話ではないし、結果が評価される世の中ですから、僕はこれ以上何も言えません…!

じゃあ、何なんだよって話にはなるのですが、そこでブランディングの話に繋がります。
ブランディングとはその人らしさ。
その人だけが持つものだから2つとしてないわけです。
適当なブランディング会社が小綺麗なものを作ったとしても、消費者にはばれます!
たとえ、見た目が良くなくたって、その人の直向きさが伝われば物は売れるし、動画も再生されます!

ということで、僕に質問していただいたとて、それを実践して良くなる保証はないのです。。


今年の目標

そして、最初に戻るのですが、
きっと今残っているすごく有名なメディアさんたちはそんなブランディングがきっちりされていて、方向性を見失っていないから現存しているのではないでしょうか?

ChatGPTさんに聞いて色々と調べて見ました!

有名なメディアの創設者と、その歩んできた遍歴をいくつかピックアップして紹介しますね。

1. WIRED

創設者:ケヴィン・ケリー (Kevin Kelly)
創設年:1993年

遍歴
• ケヴィン・ケリーはテクノロジーや未来予測の分野で知られる編集者であり思想家。
• 「WIRED」はテクノロジー、文化、ビジネスの交差点に焦点を当てた雑誌として創刊され、インターネット革命をリードする存在に。
• 特徴:テクノロジーの未来について深い洞察を持ち、デザインやビジュアルの革新でも業界をリード。
• 現在も世界中で影響力を持つメディアとして、テクノロジーやカルチャーの最前線を紹介し続けている。

2. VOGUE

創設者:アーサー・B・ターナー (Arthur Baldwin Turnure)
創設年:1892年

遍歴
• アーサー・ターナーがファッションとライフスタイルを中心に据えた雑誌として創刊。
• 1909年にコンデナスト (Conde Nast) が買収し、編集長アナ・ウィンター(Anna Wintour)の時代にブランドがさらに確立。
• 特徴:ラグジュアリー、ファッション、カルチャーの象徴的メディアとして、世界中に影響を与える存在に。
• 現在は多国籍展開され、世界中のエディションが存在する。

3. The New Yorker

創設者:ハロルド・ロス (Harold Ross)
創設年:1925年

遍歴
• ハロルド・ロスは、ジャーナリズムとエッセイ、文学、ユーモアを融合した雑誌を創刊。
• 特に「ニューヨークの知識人層」に向けた洗練されたコンテンツが特徴で、文学界でも名誉ある存在に。
• 特徴:政治風刺や洞察力のある記事、象徴的なイラスト(カートゥーン)が目を引く。
• 現在も文化・政治・カルチャーの最前線をリードするインテリ層向けメディア。

そう思った時に僕が今できることは、
目先の利益に囚われるのではなく、より持続可能で長く愛されるようなメディアを作りたいと思ったのです。

そんなメディアにするための今年の目標は、
・より気高く気品のあるクリエイティブで挑む
・とは言え、背伸びはしない、ありのままで今できるクリエティブで誠実に作る
・視聴者にとって感情を揺さぶるコンテンツを作る
・時には共感を得られるような動画も必要
・誰かが傷つくようなものであってならない

などになりますかね…

ということで2025年とても不安ですが、
かなりワクワクしているカデマルの初投稿でした!

最後まで見てくださりありがとうございます!

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