朝起きた時、あなたの気分はどうでしょうか。 「よく寝れたなあ。今日も1日楽しみだ!」 なんて起きれれば最高ですが、そうでない日の方が多いのではないでしょうか? 私の最悪な目覚めは 「よく寝れなかった、ダルー」 「うわあ、死んでも出勤したくない。大声上げて逃げたい。」 「あいつと会いたくないなあ。」 「あいつ許せねー」 などの感情が一緒にきた時ですね。 一緒じゃなくてもどれか一つは必ずともなって目覚めることが多いです。 そして、気がつくと自分を傷つけた奴のことを呪ったり、心で
いつか投げ出したベース 触ってみたら通電していない 楽器屋に持っていったら 「こりゃダメですね。手入れしてないですね。」 それで僕は頼んだ 「いくらでできますか?」と 色々 ピックアップ ピックアップといろんなつまみ変えてったら 「41,000円になります。」 「やってください、やってください。それは僕の恩人なんです。」 僕に扉を教えてくれた恩人 フェンダージャズベース フェンダージャズベース
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本屋で会ったあの人のことが気にかかっていた。コンビニや本屋などでふと会う女の子にプチ一目惚れというのはよくあるのだが、あの人の場合はそういうのではなかった。なんというか、その人には現実感というのがなかった。不思議なことに私が駅前の本屋に行く時には必ず女性雑誌を読んでいた。もう10回行って10回会うのである。彼女が私を待ち伏せしているか、私が彼女の幻影を見ているのかのどっちかだ。 ある日私は我慢できなくなくなり、彼女をつけてしまった。雨が音もなく降り注いでいた。本屋を出ると
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私はリオのコパカバーナビーチで日差しを浴びながらアイスティーを片手に横たわっている。久々の休日で家族と海にいくことに決めたのだ。妻はブラジル人で私のブラジル滞在3年目の時に出会い、結婚した。一昨年起こった太平洋大洪水の後、日本に帰れなくなったのだ。 私は日本に恋人がいた。いつかまた会えるだろうと思ってさよならしたあの日から彼女とは一切の連絡が取れなくなった。彼女はどうしているだろう。大洪水から3年が経とうとしている今でもネットワークは復旧していなかった。ブラジルはほとんど
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風通しの良いあの森のあの部屋に行くために、今日も私は自分が住んでいるシミリ市郊外の鬱蒼とした森に入っていくのだ。なぜだろう。そこにしか私はいく場所がないような気がしていたのだ。友人との会合など、人間たちとの約束があってそこに行けない時、本当にイライラしてしまう。毎日、数分でもいいのでそこに行かないと気が狂ってしまうのだ。 森の女はそこに住んでいるとされる女とされ、多くの目撃情報もあるが、定かではない。私も年に3、4回ほど見る。かといって取り立てて騒ぎはしない。私は森に行く
今となっては、どうしてこのタイトルをつけたのか忘れてしまった。仏教に関する用語だったことは分かるのだが、どんな意味であったろうか。私の母の実家が寺であったこともあり、若い頃から仏教に興味はあった。仏教に関する自分の知見などをワードにまとめたりしていたものである。 学んだ結論としては、仏教は宗教ではなくメンタルトレーニングだということだ。仏像とかそういうものは究極仏教とはなんの関係もない。 日本に流れてきた仏教は大乗仏教と言ってキリスト教、ヒンドゥー教などいろんなものが
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少しジョギングでもするか コメダ珈琲をでたすぐ近くの公園を見て ふらふらと歩き出した。 ふと見上げると立派な虹が出ていた。 「これは天啓だ。」 私は色めきだった。 すでに携帯を取り出し、写真を撮っている人もいる。 地球が私たちに与えてくれる最高のプレゼントのうちの一つ それが虹ではないだろうか? 英語ではRainbow rain(雨) bow(弓)「雨の弓」 フランス語では arc-en-ciel(アルカンシエル)「空に掛かるアーチ」の意味 私が若い時全盛だったバンド「
僕はとても疲れていた 眠りも浅いし、起きてからもずっとだるい なのに今日も僕はマシーンのようであれと言われている 誰に この世の王にだ この世の王とは? 資本主義である。もしくは資本主義を作った人々 その王のおかげで 同じ時間に車に乗り、職場に着かなくてはならない 夜には明日、寝過ごすことを恐れながら眠りにつくのだ 時間通りに動くことがこの世の美徳なのだ この疲れは引退すれば終わるのだろうか? 愛する人々のことを思えば乗り切れるのだろうか? 少なくとも私はそうは思わない。
その日の朝、僕は家にある祠に手を合わせた。 マレーシアに行くと決めた。 そう決めただけでこの日本が愛おしくなった かつて世界を丸く収めていた日本人よ ムーの子孫よ その子孫は滅ぶことなく 今、アメリカの属国となりながらも 生き長らえてきた 自分が何者かも分からなくなりながらも 我々は生き延びてきた 朝に祠に祈り、夕べに太陽に祈る マレーシアに行くと決めた時に 私の日本人が目覚めた
明日、おはようございますなんて言いたくない 色々なことに追いまくられながら 終わることが確定している一日 僕はただこの景色をずっとみてるだけでいい そしてちょっと食べてちょっと本を読む そんな暮らしでいい そんな暮らしがいい