レイ・ブラッドベリ『華氏451度』(人文書紹介・Instagram投稿リメイクシリーズ)
なぜ本は読むべきなのか?
そんな単純な疑問に示唆を与えてくれる名著を紹介したいと思います。
レイ・ブラッドベリ『華氏451度』
こちらはSF小説であり、本を読むことを禁止しているという世界設定です。
そんな世界で主人公は本を見つけたら燃やすという職業をしています。
しかし、偶然にも(無意識に)本を持ち帰り、それがバレて追われる身となります。
そんな中、本を読む意義はこの小説から多数読み取ることができます!(私の意訳を多分に含んでますが)
・知識の獲得
・知識の保存(後世に伝えていくべく)
・自身を見つめ直すための鏡になる
・思想の自由といった精神的自由を維持してくため
・考える時間を強制的に得るツールになる
こう考えると読書の放棄はデストピアを助長し、デストピア化を阻止する為のツールとして本や読書は役立っているのかもしれません。
以上、興味関心を持たれた方は読んでみてください!
また、最近Instagram投稿の方で、『100分de名著』の戸田山先生の本書の解説を紹介しましたので、併せてそちらも是非!