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農薬を使用した野菜と、有機栽培の野菜では、味に違いがありますか?

 しあわせ野菜畑では、「農薬を使わないのは目的ではなく結果」と考えています。
 冬にインフルエンザが流行って小学校で学級閉鎖になるような時でも薄着でとても元気な子がいます。たぶん、あの子達は薬を飲んだりしていません。
野菜も同じです。元気な野菜を育てれば結果的に農薬は必要ありません。大切なのは元気な野菜に育てることです。
 そのために、しあわせ野菜畑は季節ごとの旬の野菜だけを有機肥料でゆっくりと育てています。冬でもハウス栽培ではなく自然の中の露地栽培です。多様性も重要でいろいろな野菜と一緒に育てます。株間を広くとって風通しを良くすることや、太陽の光をたくさん浴びることなどが有機栽培のコツです。
 元気な子供がすり傷が多かったり、虫に刺されたり、小さかったりするのと同じように、農薬を使わない野菜も傷がついていたり、虫にかじられた跡があったり、小さかったりすることがあります。
 しかし、農薬に頼らずに育った元気な野菜には、野菜本来の栄養と美味しさがあると思います。

(あとがき)
 この話はいろいろなところで話したり書いたりしているのですが、文章にしたのは、2022年12月に中学生が農場見学をしに来た時でした。
 中学生の見学はその時が初めてで、最初は「中学生に何を話したらいいのだろう」と思ったのですが、中学校から事前に送られてきた中学生の質問が、案外オーガニックの本質のように思え、今まで話していたことを文章にまとめてみました。
 「教えることは学ぶこと」と言われますが、中学生の見学が自分にとってとても価値ある学びの場となりました。中学生に感謝です。



「農薬を使用した野菜と、有機栽培の野菜では、味に違いがありますか? 」
第1版 2024年12月1日発信
 
オーガニック農園 株式会社 しあわせ野菜畑
代表 大角昌巳

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