小説を書こうと思ったしあんが、三浦しをんさんの本を元に「小説の書き方」をチェックリスト化してみました! B
小説を初めて書こうと思ったとき感じたのが、「あれ、小説ってどうやって書くんだ?」でした。そこで小説の書き方なるものを書籍から学習しました。
個人的にこういう時は、3冊以上から吸収した方が知識の偏りがなくていいと感じるのですが、(メンドクサかったので)自分に合う一冊で済ませてしまいました。
小説の書き方を書く人を考えてみると、相当なナルシストだろうなぁと思うのですが(いきなりボーゲン)三浦しをんさんは全然そんなことなかったですね。(あと三浦しをんさん美人さんでした。)
直木賞作家さんなので、私が宣伝するのもはばかられるのですが「かなりオススメ」です。小説を書く上でのポイントを分かりやすく書いてくれてます。購入して読む価値ありです!
個人的には最近書いているnoteの文章の感じとかが、この本と似通っていたので「あ、とりあえずこの本通り書けばいいのか!」っていうのと、「しあん」と「しをん」っていうのが似ていたのですごく親近感を感じています。(直木賞作家さんに対する失礼なこじつけ、無礼つかまつる)
さて、写真は自分が実際に作成したチェックリストですがまぁまぁ納得いってます。(少しナルシストだから書いた時点で70%納得するのだ。一応、推敲はした(笑))
注意点は、ある程度小説を書きなれてない人は、このチェックリストの使用前に「必ず」三浦しをんさん『マナーはいらない』を読んでから使用することです。
抽象的な概念ベースでチェックリストととしてまとめていますので、前提となるイメージが十分でないうちは先に三浦さんの『マナーはいらない』を読んでもらうことが必要だと感じます。
ちなみに手で隠した部分は「個人的に重要だと感じたポイント」であることと、「著作のすべてをポイント化するのは個人的によくないなと感じた」ことで隠しています。
以降はしあんなりのチェックリストの分類をしてみたいと思います。小説も今後ボチボチ書こうと思っている「しあん」のnoteのフォローとスキお願いいたします!(忘れていました)
チェックリストの分類 執筆前・執筆中・執筆後
こういったチェックリストは、そのアクションをいつ行うかの分類が必要だと考えます。例えば、小説を書く際のチェックリストであれば、執筆前・執筆中・執筆後といったように。
それぞれの時期にチェック項目を分類することによって、「いつチェックすればいいのか」明確になります。
「じゃあなんでお前のチェックリストは時系列順になってないんだよ」というツッコミはその通りで、今からやろうと思います。
チェック項目 1.執筆前
③ 構成の練り上げ
・登場人物やシチュエーションが的確に練り上げられているか
・冒頭はキレよく作品世界に導いているか
・賞の「応募要項」に沿った内容か(賞目指す人向け、推敲の項目でも出てくる)
⑧セリフ(日常の鍛錬)
・目に映ったものや感じた気持ちを、普段から言語化しているか
・他者や自分自身に興味を抱けるかどうか
⑨情景描写について
・日頃からイメージのための作者の「言語化トレーニング」はできているか
チェック項目 2.執筆中
②枚数感覚
・内容と枚数は見合っているか
・小説の展開と枚数の進み具合を意識、修正しながら書けているか
④人称(執筆後も)
・それぞれの人称の得意不得意を理解して場面に応じて使い分けできているか
⑤行間(執筆後も)
・その空間に、「意味」はあるのか
⑥情熱vs技術・技巧(執筆後も)
・冒頭で情熱による比喩表現で重くなってないか
⑦時間感覚(執筆後も)
・場面の切り替えや人称変化に伴う時間表現に不自然さはないか
⑧セリフ(執筆後も)
・誰のセリフか明確になっているか(ある程度の法則性はあるか)
⑨情景描写(執筆後も)
・文章を通じて読者が「想像力」を使ってイメージできるか
⑪情報開示(執筆後も)
・情景や人物は思い浮かんでいるか
・思い浮かんだ情景から選択的に描写できているか
チェック項目 3.執筆後
①推敲
・賞の「応募要項」に沿っているか
・読みやすい文章になっているか
・念入りに推敲したか(誤字脱字、文章の練り上げ⇒単純な読み返しによる)
④人称
・それぞれの人称の得意不得意を理解して場面に応じて使い分けできているか
⑤行間
・その空間に、「意味」はあるのか
⑥情熱vs技術・技巧
・冒頭で情熱による比喩表現で重くなってないか
⑦時間感覚
・場面の切り替えや人称変化に伴う時間表現に不自然さはないか
⑧セリフ
・誰のセリフか明確になっているか(ある程度の法則性はあるか)
⑨情景描写
・文章を通じて読者が「想像力」を使ってイメージできるか
⑪情報開示
・情景や人物は思い浮かんでいるか
・思い浮かんだ情景から選択的に描写できているか
おわりに~補足を込めて~
抽象的なチェックリストであるが、何度も利用することで自分の中に具体的な感覚として落とし込めるような気はする。
9/11までに三本ほど小説を書くつもりであるが、その後も週に1本程度「小説」というジャンルで文章を出していこうと思う。
書こうと思った動機は「文章が魅力的になる気がした」から。
余談ではあるが、学生時代は小説を読むのが基本的に苦手だった。(今もそうかも)変態的な小説だけは読めた気がするので、そういう人たちの気持ちだけは理解できていたのだと思う。
四宮しあんの小説にご期待いただきたい。(ハードル上げるな)
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