『フルハウス』に学ぶ育児スキル
最近netflexを契約して、家族で『フルハウス』を観ています。
自分が子供のころNHKでよく流れていたドラマなのでかなり古いのですが、今見てもとても面白いです。
子供たちも大ハマりしていて、毎回笑い転げて観ています。
家族をテーマにしたドラマなので、子供たちとワイワイ言い合いながら観れるところも良いところですね。
『フルハウス』を観ながら思うことは、子供のころと今では見るポイントが全然違うなぁ、ということです。
子供のころは、目立つキャラクターであるジェシーやジョーイのおじさんコンビや子供たちのドタバタ劇が好きでした。
それにくらべると父親のダニーは地味だなぁと思っていましたが、二人の父親となった今見ると、
ダニーは良い父親だなぁ
としみじみと感じます。
『フルハウス』のストーリ-を簡単に説明すると、妻を交通事故で亡くしてしまったダニーを手伝うために親友のジョーイと義理の弟であるジェシーが駆けつけ、ダニーの3人の娘(DJ、ステファニー、ミシェル)の子育てを共同して行うというものです。
ミュージシャンのジェシーとコメディアンのジョーイが、慣れない子育てに苦労しながらだんだんと3人の娘たちの父親になっていくところが見どころの一つです。
ジェシーとジョーイは子供たちと半分友だち、半分父親のような関係ですが、ダニーは完全に父親として娘たちに接します(本当の父親なんで当たり前ですが)。
ダニーは子供たちが悪いことをしたとしても、頭ごなしに怒ったりせず、どうしてそんなことをしたのか、子供たちの話をちゃんと聞きます。
長女のDJが学校から脱走しようした時も、怒らずにまずは理由を聞きます。
「頭の良いクラスに入れられて、友達もいないし嫌だ」と語るDJに対して、「逃げちゃだめだ。未知のことに挑戦しなければ何も知らずに終わってしまうだろう」と真剣に語るダニー。
そこに同じように幼稚園がイヤで脱走しようとする次女のステファニーが現れます。
「私がステファニーと話してみる」とダニーの言葉を聞いて心境に変化があったDJがいい、「わかった。お姉さん、頼むぞ」とニッコリと笑うダニー。
父親として素晴らしいなぁと思ったシーンです。
まれに感情的に怒ってしまったり、間違った対応をしてしまった場合は逆にダニーが子供に謝ったりもします。
子供に謝ることって、できそうでなかなかできないですよね。
感情にまかせて怒ったりせずに子供たちを一人の人間として扱う姿勢は同じ父親として見習うべきだなぁと感じます。
そういえば、NHKで放送している『おさるのジョージ』に出てくる黄色い帽子のおじさんが、理想のパパ像として話題になったことがありました。
ダニーと黄色い帽子のおじさんは結構似てるなぁと思います。
アメリカでも、ダニーや黄色い帽子のおじさんのような父親像が、理想の一つとしてあるのかもしれませんね。
☆ ☆ ☆
タイトル画像としてミシェルを描いてみました。
ドラマの中でもかわいくて癒されます。
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