井上まさじさん2022年9月号!秋は栗🌰
こんにちは!今日は朝から、北朝鮮の弾道ミサイルが、北海道、東北地域上空を通過し、ミサイルが落ちるかもしれないので、建物の中に、地下に、避難してください!!!!!、と、テレビで緊急避難速報や、携帯電話のjアラートがなり、かなり怖かったです。
昨日の続きで、井上さんのアトリエにお邪魔した9月の様子です。
玄関に入ると、栗がたくさん置いてありました。(写真撮るの忘れました。)
さて、8月から1か月が経ちました。
またまた作品が進んでおります。(8月号はこちら↓)
これは、たぶん酵母菌みたいになっていたのじゃないかな、、、大分、平になっている、メディウムと絵の具とマチエルが、重なり、削られているな、、、。
7月の時のこの作品の様子は↓こちら
またまたこちらは8月より、メディウムと色が重なり小岩が埋もれている。
さて、8月号の続きに入ります。
「人間は自然の一部であり、美意識はそこからやってくる」という、井上さんの考え方の一部について、今回は少し深堀。🪓🪓🪓。
井上さんの言う、
「人間も、自然の一部だということは、自然のバランスの一部だ。」
これは、自然はバランスが取れている状態が自然であり、バランスが壊れると自然は破壊されるということです。
そして、そのバランスを唯一壊すのも人間だと。。。
自然のバランスとは調和であり、調和とは美意識と直結しているものだということなのではないかと、思います。それを人間は、地球の、自然の一部として、太古の昔からDNAの中に培っている。
それが、人として、人種も超えて、共感美として伝わるとしたら!?
なんて素敵なことですね!
それでいながら、地球の生命の中で唯一地球を破壊もする、人間。。。
井上さんの話の中で、人間の脳の発達過程について、時々お聞きしました。(また今度詳しく書きます。もう一度おさらいしなくちゃ。)
地球の中で人間だけが、物を作ります。(厳密にいうと、私達は、ホモサピエンスです)。これは、人類の発展に欠かせないことです。こうして人類の文明は発展し、今に至っています。
作ること=人間といっても過言ではありません。そしてそれは、地球にとっては二酸化炭素や温暖化とドンドコ地球を汚染し続けています。
核を発見しそれを核爆弾として作ってしまうのも人間です。
そんな井上さんとの話しを思い出して、作品経過をみると、いろいろ別のものにもみえてくるな。。。。。。
井上さんの作品は、とても厳しくもあります。
最近読んでる本の中に、芭蕉の俳句のことが書かれていました。
「眼をこらして見ていると
なずなの咲いているのが見える
垣根のそばに」
という俳句です。
正に、日本人の心の中にある自然観で、このなずなの花を抜いて持って帰らないし、こんなところに咲いていたんだねーと、なずなをそのまま、ほっておきます。頑張ってるね!とかおもっちゃうかも。
この気持ちは、戦争とは反対の気持ちじゃないかな。と、私は思いました。お互いの存在を認める気持ち。だから、ほっておけるんじゃないでしょうか。
私達も自然の一部、地球の一部なのですから、あの国は自分の国とか、小さいこと言っていると、結局は自分の首を絞めていることになります。
今朝は、Jアラートがうるさくて、こんな非現実的な感じで、戦争は始まるのかもしれない、そう思ってしまい、真面目な感じです。
最後に、井上さんの栗は、散歩の途中で拾った栗だそうです。この時期沢山落ちているそう。帰りに、「栗ご飯つくったら?」と栗をもたせてくれました。
普通の平和な日常は、美しいのです。