過去の日記を読み返して-2019年から現在までの変化-
今日はおうし座満月ですね。
満月を迎える前、ふとダンボールを出しに外に出たら、とてもキレイなお月さまとお星さまたちが綺麗に瞬いていて。
思わずもっと眺めたくなり、外に飛び出した深夜2時半。
住宅街の中なのに広く開いた空は、都会の中にも関わらず、まるで地元の大自然の中で見てきたお月さまのように輝いていて。様々な記憶が…魂の全ての記憶すらも蘇ってきそうな不思議な気持ちになりながら、家の近くの神社へと足を運びました。
流石に夜遅く過ぎて神様たちにもご迷惑では…と思いつつも、ライトアップされた境内へとこっそりとお邪魔させていただきつつ。参拝をさせて頂いた時にひとつの紙垂がひらひらと大きく揺らめいていて。こんな遅い時間になっても、理由がある時、本当に必要な場面の時、敬意を持ちお邪魔させていただいた時にはこうして深夜でも歓迎してくださるんだな…なんてあたたかな気持ちになりました。
誰もいない中、イチョウの木の傍で共にお月さまを眺めながら、とても静かで美しい夜を過ごしました。
最近出会った天然石を、わたしのこの手のひらで包み込むようにお供させていただいて。地元の北国にいた時、毎日のように眺めていた星空とお月さまを思い出しながら。感謝の気持ちと共に天然石にありがとう、これからもよろしくね、と心で伝えて。傍にいてくれたイチョウの木にも感謝を伝え、その場を後にしました。
その後に、この短い言葉では形容し難い、溢れるような想いや気持ちを何処かで綴りたいな…なんて思いながら眠りに就き、目覚めた後もやっぱりその気持ちが絶えずあったようで。
新月満月ノートを書いているのですが、今回の満月の願い事を書き出そうとパラパラ捲っていたその裏側に、過去につけていた簡潔な日記がちょっぴりあって。それを眺めていたらやっぱ何処かに書き出したいや!となってこうして記事として書き出し始めた訳なのですが。笑
おもむろに開いたその日記、2019年と書いてあって。内容を見返したときに、現在の自分自身の大きな心の変化に気付いたんです。
この頃の自分は、とにかく悲観的で。幼少期からずっと憑依体質でもあり(現代だとHSPというのが近いんでしょうか…?)相手の気持ちがすぐ移る。それに気付いてはいるものの、どのように上手く回避すればいいのかわからず過ごしていました。日々の触れる情報も、あの頃アクセスするものはどちらかというと苦しいもの。解決しない悩み。言葉の節々に無気力感や悲壮感を感じる文章構成。
自分が沢山苦しんで生きたからこそ、周りのみんなにも同じように苦しんでほしくないと、自己犠牲をしてまで人様の愚痴や泣き言をただ聞き続け、少しでも解消出来たら…と励む日々。
その中で目につくのが、行動とは矛盾した『無理をしない』『悲しい事にあまり目を向けすぎない』というワード。
気付かないうちに相当無理をしていたんだなと感じる文字に当時の記憶が蘇りました。今だから何故無理をしていたのかわかるし、理由もわかる。
自己肯定、自己受容が全く出来ていなかったこと、自分で自分を愛してあげることができなかったことでした。
あれから2024年になり、現在の日記を見返すと、とてもキラキラとした文章に変わっていました。希望に溢れていて、過去の自分が未来の自分へエールを送るような文章構成に変わっている。嬉しかったことや楽しかったこと、有難かったことや感謝の気持ちを積極的に書き出して。何十年にも続く自信の無さを塗り替えるように5年間、ずっとずっと。そして、自分自身に向ける言葉がとてもやさしくなっていた。
幼少期に構成されてしまった孤独感や自己否定感は、本当に長い年月をかけなければ塗り替えることができないんだなという実感も湧きました。
自分を虐めることでしか解消出来ず、むしろ悪循環に陥り何度も人生を終えようとして苦しみながらも、なんとか解決しようと泣きじゃくる過去のわたしを、現在の自分がやさしくあたたかく抱きしめてあげるような。そんな映像が、今は日記を読み返す度に視えるんです。
過去のわたしが決して諦めずに自分と向き合って来てくれたからこそ、今の自分を構成してくれたことが、とても有難かった。あの時ものすごく辛かっただろうに、よく頑張って今まで生きていてくれたなって。すごく感じました。
前は自分で自分を抱きしめてあげる事すらできなかった…自分が自分の味方になってあげることがようやく出来るようになってきて、人様に我儘もちょっとずつ言えるようになってきた。大分変われたんだなって実感があります。
こうなるまでに支えてくれたのは、自分の力ではどうにもならなかった部分を補い助けてくれたピュアな天然石たちと、全てを洗い流してくれる大自然や動物たち。そして沢山の出会いや別れを繰り返してきた中でも、陰ながら見護っていてくれた家族やご先祖様や、土地の神様たち。心で繋がり合える友人の存在、日々の中で出会う人々のやさしさがあったからこそだなぁと感じます。
今まで傍にいてくれて、あたたかく見護っていてくれて本当にありがとう。これからもどうぞよろしくね。なんてここでこっそりと言ってみます。笑
今現在、もしかしたら時代の変化もあり、ちょっと苦しかったり辛かったり、将来への不安があったりして心が不安な人もいるかもしれませんが、この記事に出会えた人はきっと大丈夫。自分のように人生が変わってゆくからこそ出会えたのだと感じます。
自分を大事にすることを諦めず、沢山の幸福や豊かさに日々包まれながら、共に幸せになりましょう。明日もしかしたら終わるかもしれないこの世界で、まず今を生きられることが本当に奇跡のようで、こうして様々な日々を過ごしてこれたことを噛み締めながら。傷付きながらも歩んできた人生は決して無駄ではなく、いつしか自分が輝いた時に、きっと誰かの生きる希望へと変えられます。それが誰かの助けになる。自分が幸せになることで、世界が、周りが変化していきます。
今、私はこの世界に生きることが出来てとても幸せです。ありがとう。
そんな気持ちを込めながら、今日は満月ノートを書いていきたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました!