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工作×手芸 ミニ麦わら帽子オブジェ

2024年8月制作。


ペットボトルの蓋で作るミニ帽子オブジェ。
蓋をクラウン(頭を覆う部分)に、厚紙をブリム(つば)に見立てる。

紙ひもを巻き付けると麦わら帽子になるらしい。やってみたい。


※ペットボトル蓋で作るミニ帽子、前回の話はこちら。



用意したもの。紙ひも、ペットボトルキャップ、円形に切った厚紙。
あとで思い付いて折り紙も使った。



くるくる巻いていく

麦わら帽子の作り方にもバリエーションがあるらしい。紙ひもではなく麻ひもを使ったり、巻き始めは側面からだったり中心からだったり、ひもの接着方法は接着剤だったり両面テープだったり。
とにかくひもを巻き付けて土台を覆えば良し。

中心から巻き始めたいが、最初は安定感がなく巻きづらそう。
先に紙ひもと液体のりで巻いて、円盤状にしてから蓋に接着する作戦でいきたい。



布用の両面テープを使って接着した

蓋の上面全体に両面テープを貼っておく。
円盤の直径が蓋の3分の2くらいになったところで、蓋の中心に貼った。ひもは切らずに、さらに周囲に巻き付けていく。



蓋と厚紙を合体した(左)。ここの接着剤は多少はみ出してもあとで隠れるから問題なし。

クラウン側面とブリムに両面テープを貼った(右)。



剥離紙を少しずつ剥がしつつ、さらにひもを巻き巻き(左)。隙間なく巻く。帽子職人になった気分で。

両面テープ部分に巻き終わったら、最後にもう一周、のりで接着しながら巻く(右)。
厚紙のふちが完全に隠れたらひもを切って終わり。



ここは液体のりよりスティックのりを使ったほうが良い

裏はまだ厚紙が見えている。コンパスの針の跡まで残っている。
これではかわいくないのでかわいい折り紙を貼っておく。



麦わら帽子完成。カンカン帽だ。

ん? カンカン帽? ボーター?
調べた。前者は日本語、後者は英語。
どちらも同じ、トップとつばが平らな帽子。もとは麦わらだったがいまは麦わら以外の素材のものもいろいろある。

さて、飾りは何にしようか。




夏らしく、シンプルに。
ドット柄のバイアステープを蝶結びにした。バイアステープはそのままでは幅が広いので、ゆるくねじりながら巻いた。巻く前に一応アイロンをかけたがまだ少し折り目が残っている。



麦わら帽子は黒リボンを巻いたのがシックで格好いい。
でもオブジェとしてなら、あの頃の夏休みを彷彿とさせるポップな柄も良い。


造花やフェイクグリーンを載せるデザインも考えた。
水玉リボンと花飾り、どっちにしようか。迷ってる間にさくっともうひとつ、帽子本体を作った。
紙ひももペットボトル蓋もたくさんあるし。どっちもやってみようと。

100均で造花を調達してきて分解してみたり、家にある造花も組み合わせてみたり、色のバランスに悩んだり。
花飾りの制作には思いのほか時間がかかった。

その話は、また今度。


※続きはこちら。


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