Claude Projectsでより解像度高く壁打ちする方法
その気持ちすごくわかります。それClaude Projectsで解決します。
ここ3ヶ月ほど、Claude Projectsを使い、壁打ちする方法にハマっています。今日は「前提知識を渡すことで解像度を上げ、自分より高い視座の高いAIと壁打ちする方法」について書きます。
この記事は、以前書いた記事の続編となる立ち位置です。
今回は事前知識を入れることでより高度なレベルで壁打ちが可能な方法を伝えます。
この記事を読んで得られること
Claude Projectsを使った壁打ちの方法を知れる
AIと話す時に文脈がリセットされない方法を知れる
「人には言えないけど壁打ちしたい…」を実現する
Claude Projectsの使い方
Claude Projectsやその使い方はこちらがわかりやすいため解説は譲ります。
Claude Projectsに必要なもの
まず以下が必要です。
知ってほしい知識が書いてあるpdf/txtファイル
前もってお願いしたい役割と動き方のプロンプト
例えば私の場合は以下を入れています。
自分の日記を入れる
「領域の専門家として振る舞って」とお願いする
それぞれを具体的に見ていきましょう。
Projectsに日記と学んだことを登録する
Projectsには30MB以下のファイルをいくつか登録することが可能です。
ちゃんと数えてないですが小さなPDFであれば50個ほどは入ります。
ここには以下のような知識を入れていきます。
自分が書いている日記
学んだことのメモや断片
このように自分の見えている世界と学んだこれから向かいたい世界をセットで伝えます。こうすることで自分が見えている世界観や考え方を事前に知ってもらい、その文脈の上で壁打ちすることが出来ます。
書いた内容は学習されないの?
ちなみにClaude Proを利用する場合、入力したものは明示的にフィードバック(サムアップ・ダウンなど)を行わない限りは渡したデータは学習されません(※1)。
ある程度、個人的なことであっても安心して利用できます。
※1: Claude ProjectsはCalude Proプランの機能のため、契約時に自動的に非学習モードになります。
事前プロンプトを入れる
Claude Projectsには事前プロンプトを渡すことが出来ます。ChatGPTでいうCustom Instructionsです。
事前プロンプトを入れることで「AIにどのような振る舞いを求めるのか」を伝えることが可能です。
私の場合は成人発達理論/学をベースに壁打ちしてほしかったので、その分野に精通している人として振る舞ってもらうように宣言しています。
成人発達理論が気になる方はこちらをお読みください。
ここに入力する分野は入れる日記や自分が知っている領域やこれから参考にしたい領域を入れることで「その分野のプロ」として振る舞ってもらうことがあります。
もちろんハルシネーションといって誤った情報を出してくることもあるので「そういう情報もあるんだな」と自己責任で使うことが前提です。
「日記なんて書いてないよ」という人向け
今、手元に日記がない方もいると思います。
そんな方はまずClaudeと事前知識なしでどんどん会話をしていきます。そしてその「会話ログ」をPDFにしていきます。これによって以下を両方とも事前知識として利用することが出来ます。
過去に書いた自分の発言
Claudeの返答内容
これを含むことで、Claudeと話せば話すほど前提情報が作られていき、どんどん文脈的な会話にしていくこととが出来ます。
おおむね基本的な使い方は以上です。
自分よりも視座の高い彼らと話すために
ここからは「自分を超える視座で彼らに発言してもらう」方法をお伝えします。
その方法は
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