中村修三(ShuzoN)

必要な人に違いと良さを伝える人。 仕事や役立つ情報だけでなく、日々の気づきを書きます。 CARTA HOLDINGSで技術広報をやっています。 文章を書くこと、話すこと、人の役に立つ情報を届けることが好きです。

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仕事をお願いするときにIN/OUTを決める

仕事が上手い人、特にエンジニア経験者と話していると仕事のINPUTとOUTPUTの定義が非常にうまいなーと思う。その気付きを書く。 これを決めてシュッと仕事を振ってくる。もしくは足りていないものについては的確に聞いてくる。成果物においても 求める形式 締切 狙い やってほしくないこと など期待するスキームが明確である。 これが出来る人はきっとすでに脳内にメンタルモデルがあるのだろう。脳内にタスクに必要なフローと構造、依存関係が見えている。だから必要なものが見える

    • オフライン・ハイブリッドイベント運営の組織化

      2024年はオフラインイベントおよびハイブリッドイベント運営を組織化する、つまり「私が手を動かさなくてもイベントが成立する」状態を目指してメンバーに仕事を移譲していた。 結果として、すこしずつ定型のイベントについては自走できるメンバーが増えてきた。 チームメンバーがほぼ1人で主催オフラインイベントの開催を自走 別のチームメンバーが社内ハイブリッドイベントの開催を自走 これまでどのように取り組んできたのかまとめる。 仕事を移譲する考え方仕事の移譲のゴールは以下だろう。

      • 選挙をアイドルで例えてみる

        選挙ってわかりづれーよな。今回の選挙は簡単に言えば若者vs老人みたいな構図になっているから若いと思う人は行ったほうがいいと思う〜。 一方で選挙の仕組み自体が分からないと入れようがないと思うからアイドルで例えてみる。そんなにアイドルには詳しくないから雰囲気で理解して欲しい。 ようは多数決でイス取りゲームなんよまず日本は「多数決」によって物事が決まる。いっぱい応援してる人がいたらその人たちの声が通りやすい。 つまり推す人が多く、人気がある人たちがみんなを代表して決めるやり方

        • チームリーダーのゲームルール

          あなたはパーティーを率いる勇者です。ステージ2までの旅路お疲れ様でした!ステージ3に入る前にゲームルールをお伝えします! これまでの旅路ステージ1ではワールドに慣れ与えられた武器で戦う術を覚えました。このゲームにおける一通りの振る舞いを覚えましたね。 ステージ2ではパーティーの中で立ち位置を理解し、自分の武器を見つけ、その中でユニークな強みを発揮しました。あなただから出来ることを発見し単独でドラゴンを倒しましたね。 ステージ3では以下のゴールを目指してもらいます!🏆これ

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        • shuzonの日記
          37本
        • 読み返したいリスト
          1本

        記事

          翻訳された学術書・技術書を早く読む方法

          以下の記事ではビジネス書を早く読む方法をまとめました。 一方で、学術書・技術書には適応できません。なぜならそれらの本は、前提を緻密に構築し主旨を伝える構造になっているからです。 とはいえ要旨だけを摘み、短時間で読みたいものです。そこで今回は翻訳書を早く読む方法をまとめます。 TL;DR見出しを読む 段落の先頭行と最終行を読む パラグラフライティングを知る パラグラフライティングという書き方があります。これは段落の先頭行にその段落の要約を書く方法です。 また、先頭

          翻訳された学術書・技術書を早く読む方法

          本の要旨だけを5分で読み取る方法

          人に本を薦められた時に5分ほどで概要を読み取り感想を述べると大変驚かれることがあります。 いわゆる速読ではなく「読む箇所を絞る」ことで実現します。この方法を知ると1冊あたりの時間が短くなり多くの情報を読み取る必要がある時に役立ちます。 今回は5分で中身を読み感想を述べられるようにする方法をまとめます。 TL;DRはじめに、おわりに、目次だけを読む 見出しと太字のみを読む kindleのポピュラーハイライトを利用する 読む箇所を絞る方法ちなみにこの方法は特定トピック

          本の要旨だけを5分で読み取る方法

          同じものを見るために白板に登場人物、時系列、思考FWを書き出す

          抽象度の高い話する時に必ず率先してやっていることがある。それは「ホワイトボートに書くこと」だ。 抽象度の高い話する時は参加する各々が見ている世界を揃えていく必要がある。 普段同じような業務に従事していれば説明不要なこともある。一方で、文脈を共有していないチーム以外の人や業務習熟度の低い人がいる場合は話が変わってくる。 また、たとえ同じような業務に従事していたとしてもそもそも目的・時制の異なるものを混同していたり、文脈が揃っていなかったりする。 こういったすれ違いが起き

          同じものを見るために白板に登場人物、時系列、思考FWを書き出す

          失敗は「うまくいかない」ではなく「試さないこと」こと

          ある時期に失敗の意味を変えたことがある。自信がない人や自己批判的な人は失敗と成功の捉え方を変えると挑戦が怖くなくなる。 失敗と成功を「うまくいく or うまくいかない」で捉えると辛くなっていく。初めてやることや結果が見えないものにトライするとき、ほとんどの確率でうまくいかない。つまりほとんどが失敗になる。 そのたびに自分を責めていたらいずれ試すこと自体を辞めてしまう。そんな辛い世界に自分を閉じ込めさせる必要はない。 そこで失敗と成功の定義を変えてみよう。 成功は 試

          失敗は「うまくいかない」ではなく「試さないこと」こと

          学ぶ速度を上げ、自ら変わる

          後輩に「どうやってそんなに早く学ぶのか、そのモチベはなんなのか」を聞かれたので書いてみる。 勉強が嫌いなのではなく「試される」ことが嫌い まず前提から。幼い頃から勉強が好きではなかった。学校の勉強は中学までは何もせず点数がよく勉強の習慣がないせいで高専からは酷かった。一方で「新しいことを知る」ことは大好きだった。 何かを覚えて強いて試され測られることは嫌いな一方で、新しいことを知り見える世界が広がることは好きである。 社会人になってからの学びはどちらかと言うと後者に近

          学ぶ速度を上げ、自ら変わる

          トップラインを上げる人、ボトムラインを上げる人

          リーダーとマネージャーって何が違うんだろう?と思っていたが、急に言語化できた。 リーダーは「率いる人」なので、今より先を見てみんなよりも早く走り追いついてもらう人。 マネージャーは「なんとかする・管理する人」なので、今をみんなに浸透させて全員で戦えるようにする人。 つまり、リーダーはトップラインを上げ、マネージャーはボトムラインを上げる人なんだと思う。 リーダーとして振る舞う時は市場に出てプレイヤーとして価値を出す。その後、上げたラインを全員で扱えるようにチームに仕事

          トップラインを上げる人、ボトムラインを上げる人

          "仕事を移譲する"とはどういうことなのか

          ここ1年間で様々な仕事を任せてもらえるようになった。また仕事を人にお願いし、小さな組織として動くことも増えた。その両輪の中で発見した「仕事を移譲していく流れ」についてまとめていく。 仕事を覚えるとはどういうことかそもそも仕事の移譲の前に、仕事を覚える必要がある。 僕にとって「仕事を覚える」とは以下の3つのフェーズを踏む。 つまり守破離である。いわゆる「一人前」とはフェーズ2に到達することをいうのだろう。個々のフェーズでは、以下のように必要なサポートや本人のマインドセット

          "仕事を移譲する"とはどういうことなのか

          複数台のカメラとマイクを使った配信 -実践編-

          さて、続編です。基礎編ではおおよその配信の仕組みと機材の役割、おすすめの機材をご紹介しました。 ここでは実践編と題して「実際にイベント配信を行う」ために必要な基礎知識を伝えます。 今回扱う内容スライドとカメラを両立して使うPinP 会場とオンラインを同時に意識する 映像と音響を会場とオンラインで出し分ける 細かい操作は機材に依存するため、ここでは実践する上で必須の考え方のみに触れていきます。これらの知識がある状態で説明書を読めばある程度は理解できるようになっているは

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          「視座」の上げ方が成人発達理論にわかりやすくまとまってた

          成人発達理論というジャンルがある。ここ半年くらいハマって調べていた。ここ数年の自分の変遷にピタリと当てはまっていてずいぶんと面白かった。 この「発達段階」というものがいわゆる「視座」にかなり近い概念なのではないかと思い、今日は紹介してみる。スライドも作ったのでスライドが好きな人はコチラもどうぞ 視座ってなんやねん尊敬する @soudai1025 や様々な先輩たちが「視座」という言葉をよく使う。 ずっといまいち意味がわからなかったのだが、成人発達理論を学んだ結果、「視座」

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          DevRel/Japan CONFERENCE 2024に行ってきた

          2024/09/14開催、DevRel/Japan CONFERENCE 2024の参加レポートです。 会場会場はdocomo R&D OPEN LAB ODAIBAです。何度か来たことがある会場なので馴染みの場所。 受付・スポンサーdevrel.tokyo の横断幕がかかった受付。トートバックと名札をもらいました。 ブースブース出展を回ったのでセッションの前にまとめを!(セッション内容を書いたのであまりに長すぎた) Findy, KEEN, Hexabaseさんがス

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          builderscon 2024に行ってきました

          buildersconに行ってきました。 https://builderscon.io/ 会場が浦和と家から遠く、なかなかの遅刻を噛まして1つ目のセッション途中から参戦。広報専任なので、あまり技術的な部分については触れず流れだけまとめます。 全体的な所感こじんまりとした会場でスポンサーブースもなく、1セッションをみんなできく。その体験が個人的には大学の学会発表や小規模な勉強会のような雰囲気でとても好きでした。社内エンジニアも10人弱と多く参加しており、それだけでなく知り

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          UU 160%成長を支えたエンジニアと共創するブログ醸成術

          この記事はDevReljp アンカンファレンス2024で登壇した内容の文字起こしです。 資料はこちら UU 160%成長を支えたエンジニアと共創するブログ醸成術ということで話していきます。CARTA HOLDINGSの技術広報 中村です。よろしくお願いします。 まずテックブログの運営やってるって方ってこの中にどれくらいいらっしゃいますか?半分ぐらいですね。ありがとうございます。 みなさん、こんな悩みありませんか? これ、僕も差し当たって問題にぶち当たりました。この1

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