Web小説家目指す人向け小説の書き方 初級編~TRPG出身者的キャラクターの作り方~
1.このNoteを書いている人のレベル(そのうち到達できるレベル)
二次創作BL小説を2カ月で20万字ほど書き、現在も執筆中。書きたいことがたくさんあり、考えながら書き進められる。1時間で2000字前後を書き、連載中の二次創作長編は毎回1万字程度を週に1~2回更新。定期的にコメントで感想をくださる読者が数名。支部ブクマは100以上が多いけど届かないことも普通にある。
全然神作家ではないけれど、書くことを習慣化して継続出来ている状況です。
2.キャラクターの作り方(TRPG出身者の個人的手法)
①大前提。話の内容とキャラは自分が読んでいてグッと来るものにせよ!
自分の小説、面白いと思って書いてますか?自分の中の滾りを全力でぶつけてますか?性癖に素直になっていますか?キャラクターを愛していますか?面白くないと思って書いたものは読者にも伝わります。違和感を覚えた部分は読者もそう感じる可能性があります。好きでもないキャラクターを魅力的に書くのは難しいです。
二次創作であれば、好き、が根底にあるので筆がのりやすい。しかし一次創作の場合は、キャラクターを愛せないとそのキャラクターが動いてくれなくなります。
私の場合TRPGでの経験になりますが、そこまで好きになれなかったキャラクター、結構居ます。理由は様々です。RPしようにも、自分の中に引き出しのない情報が必要だったり(カメラに詳しくないのにカメラが趣味のキャラクターを作った時など)、他のキャラクターと会話が弾まなかったり。
自分の中でそのキャラクターが生き生きと動く様を想像できないなら、執筆が滞る可能性はグンと増します。書いているうちにキャラクターに設定が生え、大好きになっていく、ということも大いにありますし、TRPGの場合はその傾向が顕著です。ですが、そうならない場合も沢山あるんです。
せっかく生み出したキャラクターを好きになれなくて終わるなんて、哀しいですよね?ならば、下準備はきっちりやりましょう。
②個人的 キャラクターを愛するためのステップ~愛する努力をせよ!!~
まず、ズバリ、性癖には素直になれ、ということです。何言ってんだコイツ、と思われるかもしれませんが、大切なことです。大丈夫、何度かやるうちに慣れてきます。恥ずかしいのは最初だけです。私は逆ハーレムも嫉妬もR指定も大好物です。倫理観は小説の中では多少(?)捨ててます。
ただ、素直になるのはいいのですが、人によっては魅せる性癖は調節した方がいい面もありますね。読まれる人数なんか気にならねえ!という人は全力開示していいと思いますが、より多くの人に読んで欲しいなら、まず市場調査をしましょう。そのうえで、このくらいならいけるやろ!というラインを見積りましょう。
次に、自分の理想、愛しいと思える属性を決めましょう。それを主人公と相手役に付与します。サブキャラ出るならそいつにも付けます。それを頭の中で会話させたり交流させたり小説の一場面を上映したりして、属性に肉付けしていきます。どんな考え方をして、どういう会話にどんな返しをするタイプなのか。これをそのキャラを好きだな、と感じるまで繰り返します。調べ物が必要ならばやりましょう。
(二次創作書き始めのころは好きな属性付与だけして書き始めてましたが、途中主人公の魅力に悩む羽目になりました……)
あるいは、何も決めずにいきなり空想を始めてもいいでしょう。こういうシーン書きたいな、という場面を想像してみて、どんな会話をするキャラなのかを観察するイメージです。適宜いいと思ったことはメモしつつ、キャラクターを明確にしていきます。
TRPGでは、RPを繰り返すうちにキャラクターに愛着がわき、そのキャラを自然とRP出来るようになっていきます。この、自然とキャラが動かせる状態を目指すわけですね。
テーマソングを決めて、それを聞きながら空想するのが個人的におすすめです。滅茶苦茶楽しいですよ!!
3.余談:TRPGと二次創作のススメ
散々TRPGの話題を出したのですが、そう。小説を書くにあたってTRPG滅茶苦茶おすすめなんです。テキストセッションであれば書く練習にもなるし、楽しいし、キャラクターを一から作れば一次創作の練習にもなるし、楽しいし、楽しいんです(クソデカボイス)。
また、小説を初めて書く場合は二次創作がおすすめ。好きが根底あるので書きやすいんですよね。
4.まとめ
今回は大分主観によった書き方 になりましたが、どなたかの参考になれば幸いです。私はこうする!などありましたらコメントいただけると嬉しいです!
お読みいただきありがとうございました!
またお会いできることを願って。 終夜